傷つき孤独な者の手を取れ

2018年09月16日 | 

ネルーダ『大いなる歌』が完成。このたびもいろいろな方にお世話になった。そんなのできるわけないでしょ、という言葉すら私には励ましだった。特にチリ大使館のお二人のレディには本当にお世話になりました。ありがとう。

 注解と南北アメリカの地図と人名索引をいれて566ページ、お値段なんと4600円+消費税。売る気あるんでしょうか…。ハハハ。奥付は奇しくもネルーダの命日と同じく9月23日になった。月末には大型書店の海外詩コーナーに届くと思う。

 私とこの本との関係はこれで終わり。この本はこのあと数少ない読者の皆さんと生きていくことになる。傷つき孤独な者の手を取れ。ネルーダの言葉の意味が私も少しだけ分かるようになった。なにしろこれを書いたネルーダよりもう年上なのだ。

 これで40代の仕事は終わりになるだろう。

 私は放浪をやめるだろう。

 ここも空き家に近くなってきた。

 テレビのない暮らしにも慣れてきた。

 時が移ろいゆくことにも慣れてきた。

 何事も慣れと別れである。

 皆さんにも心の安らぎを。