天皇杯４回戦

マリノス 対 仙台＠三ツ沢球技場で観戦。

　仙台は天皇杯よりもＪ２リーグに集中したい。リーグは、現在勝ち点５７で、３位甲府は勝ち点５９の勝ち点差２。目標はＪ１昇格＞＞天皇杯。Ｊ２の次戦は中２日アウェイの６位勝ち点５４の山形戦。リーグ戦は残り６試合。都並監督は、天皇杯マリノス戦は「リーグ戦のバックアップメンバーが中心」と試合前に発言。

　一方のマリノスは、Ｊ１とナビスコ優勝の可能性も無くなり、残るタイトルの天皇杯に賭けたいところ。岡田監督も久保を先発させ、フルメンバーでの戦いを宣言している。昨年はチャンピオンシップ後の天皇杯５回戦でＪＦＬの草津に負け、番狂わせの影の主役かつ草津の引き立て役になってしまったため、今年は元旦まで勝ち残り、雪辱を果たしたいところ。

　13:00キックオフ。マリノスは、久保、中沢、奥らが先発。一方、仙台は、バロンも大柴もいない。。。かつて川崎フロンターレで活躍していた頃が懐かしい森川タクミがＣＢで先発していた。主審が今話題の家本氏であった。

　キャパ小の三ツ沢もあって、マリノス・ゴール裏は満員。仙台・ゴール裏も９割の入り。結構な数のサポが仙台から来ているのであろうか？　メインスタンドに空席が目立つものの、バック＆両ゴール裏が満員の三ツ沢は気候も良く、良い雰囲気の中で試合が始まった。　メンツと意欲的には、マリノス有利で順当勝ちが濃厚だけど、仙台のアップセット、ジャイアント・キリングに期待した。

　でも。。。前半１８分に久保のドラゴン・ヘッド一発でマリノス先制１－０！　ディフェンスに入った森川は競り合おうとしたが、かすりもせず、久保にしてやられた。私の不注目する森川は、対面の久保、ドゥトラにチンチンにされ、マリノスに押し込まれていた。
　その後、両チームともに、幾度かのチャンスを潰し合い、マリノス１－０で前半終了。それほどの点差が開かず、後半の仙台に期待が膨らむ。仙台サポの小気味良い応援が心地良い。

　しかーーし。。。後半１分。いきなりドラゴン・久保の２点目で仙台は万事休す。９分には奥のゴールでマリノス３－０、仙台はジ・エンド。２５分にはグラウにＰＫを献上、グラウに決められ４－０。もうマリノスのやりたい放題、マリサポ大ハシャギ！！！

　それでも仙台サポは必死で応援を続けていたけれど、ここは選手＆チームにブーイングでも良かったんじゃないでしょうか？　まぁこれで、「Ｊ２リーグで絶対に３位以内に入らないといけない」という状態に自分たちを追い込んだわけで、リーグ残り６試合に注目しましょう。Ｊ１入れ替えの相手は、柏か大宮だろうか？　観に行きたいなあ。

　後半３５分まで三ツ沢で観て、帰路に着く。試合は４－０で終了。

　帰宅後、ＢＳでホンダ対セレッソ大阪の延長後半（１－１）＆ＰＫ戦をＴＶ観戦。セレッソがＰＫ勝ち。古橋は、古巣のホンダから先制ゴールとＰＫもしっかり決めた。ＪＦＬ時代から古橋を見てきた私もうれしいです。セレッソはＪ１もガンバって。
　
　今年の天皇杯。期待のジャイアントキリングはなし。ＪＦＬ＆Ｊ２勢、全滅。