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東京 vs 川崎(観戦記)

2008-04-20 11:25:01 | サッカー
J1リーグ・第07節 2008.04.19(Sat)16:00K.O
FC東京 4(2-2)2 川崎フロンターレ @味の素スタジアム 観衆22,283人


・長友と森勇介のマッチアップは、至上のバトルだった!

■メンバー
□東京
GK 塩田
DF 徳永 佐原 藤山 長友
MF 今野 浅利
MF 栗澤(63大竹) 梶山
FW 赤嶺 カボレ(84川口)
SUB  荻 茂庭 池上 金沢 平山

□川崎
GK 川島
DF 井川 寺田 伊藤 
MF 森(84久木野) 中村 谷口 山岸(74黒津)
   大橋(63養父)
FW テセ ジュニーニョ
SUB  植草 菊地 村上 原田


・ワンダーボーイ大竹のJリーグ初ゴールで、逆転勝ち!!!

■得点
19分 テセ(川崎)    1-0
25分 カボレ(東京)   1-1
26分 谷口(川崎)   1-2
43分 赤嶺(東京)   2-2
63分 大竹(東京)   3-2
70分 今野(東京)   4-2


毎年好例の『多摩川クラシコ』は、今日が第13戦目。昨年はアウェイ等々力で2-5、ホーム味スタでも0-7と大惨敗しているだけに、今年は意地を見せたいところだ。

ここまで6試合を消化して、東京は3勝2分1敗の勝点11で7位、川崎は2勝2分2敗の勝点8で10位と、どちらもイマひとつ波に乗り切れていない様子。是非とも今日は勝って、リーグ戦に勢いを加えてゆきたい心境だろう。

一昨日(4/17)に発表された日本代表候補には、川崎から川島、寺田、中村、山岸、東京から徳永、長友、今野、羽生と両クラブともに4人が選ばれており、この8人の躍動振りにも注目が集まる中、風もやや強く、少し肌寒い味スタでキックオフ。

立ち上がりから守備を固めて、堅実な試合運びを見せる両チーム。
しかし、東京の集中力が一瞬きれた19分。中央付近の川崎FKから、大橋が長いボールをゴール前のテセに送ると、東京DF陣はコレをフリーにしてしまい、ゴール正面でテセのトラップ、右足のシュートから簡単にゴールを許した。0-1。昨年のイヤな雰囲気が漂う。

それでも、東京も徐々に反撃開始。左サイドを破った長友が深い位置でFKを得ると、コレをカボレが押し込んで、同点ゴール。1-1。東京ワッショイ!!!

しかし、東京はいつも悪いクセが出て、直後の26分に追加失点。またもや自陣ゴール前での手中が切れて、谷口にゴールを奪われた。またもや昨年のイヤな雰囲気が再び。

しかし、川崎は昨年までの元気と勢いが無く、この後は終始東京がポゼッションで上回った。前半終了直前の43分。左サイドから長友が上げたクロスを、カボレと川崎DFを越えたボールに赤嶺が追い付き、躊躇せずに右足でシュート。ジャストミートはしなかったが、引っ掛け気味のシュートが絶妙のコースを抜き、ファーサイドのゴールネットに突き刺さった。東京が再び同点に追い着いた。2-2。このままの良い雰囲気で前半終了。

後半も東京が試合を支配し、押し気味に試合を進める。63分に、栗澤に代えて大竹を投入。同時の63分、川崎ゴール前の密集でボールを拾った大竹はファーストタッチで左足の芸術的シュートを放つ。キレイな放物線を描いたシュートが、ダイブする川島の手の先を抜けて、ファーサイドのゴールネットに突き刺さって、逆転ゴールが生まれた。3-2。大竹のJリーグ初ゴールで、東京ゴール裏は、沸騰。トウキョー、ワッショイ。けれども、「ここで集中!」の声も多数を占める。

この後も集中を切らさない東京に対して、川崎は意気消沈。70分に、大竹のアシストから「まるでFWのような」完璧シュートを今野が決めて、試合を決めた。4-2。川崎はココでジ・エンドだった。

試合終盤も東京は集中を切らさず、余裕ある試合運びで、無難にクローズ。心地良い♪眠らない街♪の大合唱で、ゲームセット。川崎を破り、昨年の大借りを少しだけ、返した。

なお、川崎は関塚監督が退院明け休養中のため、高畠コーチが指揮を執った。
勝敗には関係なく、次のクラシコでは元気な関塚監督の顔が見たいなぁ。

ヴェルディ vs 東京(観戦記)

2008-04-14 19:05:48 | サッカー
J1リーグ・第06節 2008.04.12(Sun)17:00K.O
東京ヴェルディ 1(1-0)2 FC東京 @味の素スタジアム 観衆22,503人


・3年ぶりに復活した東京決戦は、アウェイ@味スタ

■メンバー
□ヴェルディ
GK 土肥
DF 和田 土屋 那須 服部 
MF 福西 富澤 井上(64柴崎)
   ディエゴ レアンドロ(84平本)
FW フッキ
SUB  高木 福田 飯田 菅原 大野

□東京
GK 塩田
DF 徳永 佐原 藤山 長友
MF 今野 浅利(61大竹)
MF 羽生(69金沢) 梶山
FW 赤嶺(77平山) カボレ(50カポレ)
SUB  荻 栗澤 ブルーノクアドロス 川口

■得点
43分 フッキ(ヴェルディ)   1-0
57分 羽生(東京)        1-1
89分 オウンゴール(ヴェルディ)1-2

ヴェルディがJ1に復帰昇格して3年ぶりに実現した「東京ダービー」。初戦はヴェルディがホームで、FC東京はアウェイ。今季からヴェルディに移籍した、GK土肥、MF福西との対決も注目の的。

ここまで5試合を消化したJ1リーグで、東京は2勝1敗2分の勝ち点8で8位。一方のヴェルディは1勝3敗1分の勝ち点4で14位。両軍ともに、中位から下位にいる段階。今日は是非勝って、リーグ戦に勢いを着けてゆきたいところだ。ともに今季から指揮をとる新監督、城福監督(東京)と柱谷(ヴェルディ)の采配対決も見所のひとつ。特に、現役時代は「闘将」として鳴らした柱谷だけに、激しい試合が期待された。なお、売出し中の18歳MF河野広貴は膝負傷で欠場、残念だった。


試合は、序盤からボールを奪い合う激しい立ち上がり。(東京からみた)左サイドで、フッキと長友が身体と身体をぶつけ合って見せる「果し合い」は、迫力満点。身長差で10センチ劣る長友だったが、怪物フッキとは真っ向勝負。当たり負けしないフィジカルと怯まない勇気は、アウェイゴール裏に陣取る東京ファンを多いに沸かせた。

藤山、佐原の両CBを中心に堅守で応戦する東京だが、前線で張る2トップが孤立気味で、ヴェルディに脅威を与えるようなシュートを放つことが出来ない。

徐々にヴェルディ優勢に試合が進んだ、前半43分。藤山がボックス左すぐ外でフッキを倒して与えたFK。角度の無い場所からのリスタートをディエゴがチョンと出し、ポイントを内側にずらしてからフッキが左足でシュート。キレイなカーブを描いたボールはGK塩田も届かずにファーサイドのネットに突き刺さった。ヴェルディが先制ゴールで、1-0とリードして前半を終了。

後半開始、両軍ともにメンバー交代は無し。試合は「フッキ対FC東京」の様相。フッキに打たれたシュートがポストに当たるなどして、運が東京に味方してくれる。ピンチを凌いだ東京は、メンバーチェンジから反撃開始。

61分に浅利に代えて、大竹を投入。62分、大竹がハーフウェイからドリブルで右サイドのスペースを突き、右サイドライン際のカボレにパス、カボレはダイレクトで中央の赤嶺にパス、赤嶺がクサビとなってボールを返すと、そこに走り込んだ羽生が右足で強烈ミドルシュート。ドライブが掛ったシュートが、GK土肥の頭上を抜きヴェルディゴール右上スミに決まって、東京が同点に追い着いた。1-1。東京ワッショイ、ココから東京上得意のイケイケサッカーが全開。

69分に足が攣った羽生を下げ、左MFに金沢を投入。これで左SB長友が前線に積極的に上がるシフトにチェンジ。

77分に赤嶺に代えて「待ってましたっ!」平山を投入、東京は勝負に出る。残りの15分間は手に汗握る、殴り合い。ボクシングの最終ラウンドを見ているような興奮だった。大竹のドルブル突破、徳永のクロスから佐原のヘッダー、ヴェルディのカウンター、迫力ある展開が続きながらも試合はロスタイム。東京は最後の総攻撃。左サイドから梶山がゴール前を上げると、ゴール前で競り勝った今野がヘッドでボールを返した所に勢い良く走り込んだ長友が胸でトラップすると、戻りながらこのボールをクリアしようとした柴崎(誤記 那須)の足にボールが触れて、ヴェルディゴールにボールイン。結果的にはヴェルディのオウンゴールと記録されたが、東京ファンの誰もが認める「長友の(幻の)プロ入り初ゴール」で、東京が逆転した。

対するヴェルディはフッキが2枚目のイエローカードで退場になり、万事休す。このままロスタイムも凌いで、東京が3年ぶりのダービーでアウェイ勝利を飾った。

マリノス vs 東京(観戦記)

2008-04-03 12:10:36 | サッカー
J1リーグ・第04節 2008.04.02(Wed)19:00K.O
マリノス 3(0-0)0 東京 @ニッパツ三ツ沢球技場 観衆11,670人


・城福新監督の目指す「ムービングフットボール」は、三ツ沢で満開とならず・・・。

■メンバー
□マリノス
GK 榎本
DF 栗原 中澤 田中裕介 
MF 田中隼磨 山瀬兄 ロペス(77兵藤) 松田 小宮山
FW ロニー(75坂田) 大島
SUB  秋元 長谷川 水沼 山瀬弟 清水

□東京
GK 塩田
DF 徳永 佐原 茂庭 長友
MF 今野 梶山 
MF 羽生(77浅利) 森村(HT大竹)
FW 平山 川口(50カポレ)
SUB  荻 藤山 ブルーノクアドロス 栗澤

■得点
46分 山瀬(マリノス) 1-0
57分 ロペス(マリノス) 2-0
89分 山瀬(マリノス) 3-0

前節で鹿島アントラーズ戦に敗れたマリノスが2勝1敗の5位、東京は1勝2分の6位と中位同士の対決となった、満員のニッパツ三ツ沢スタジアム。

東京は4月の連戦を考慮してか?、先発メンバーを大幅に変更してきた。CBに佐原(今季川崎からレンタル移籍)、MFに森村、ツートップFWは平山と川口。(ケガ等の事態もあったのだろうが、チョット意外な先発メンバーだった!)

その東京は、キックオフからフルスロットル全開で、マリノスを攻め立てる。マリノスも、これを真正面から受けて立ち、堅守と鋭いカウンターで切り返す。(東京から見た左サイドの)長友vs田中隼、中盤の今野vsロペスなど、1対1の激しい攻防も含めて、序盤からエキサイティングな試合が展開された。

東京の攻撃が一段落してしまうと、あとはマリノスの時間。前半の中盤以降は、ややマリノスが優勢のまま、前半の45分が終了した。

後半開始から、東京は森村に代えて期待の新人大竹を投入。得点を狙いにいったが、コレが裏目だったか? 後半開始直後の46分、中盤でフリーにした山瀬兄に高速ドリブルで攻め込まれ、最後に詰めた茂庭もあっさりとフェイントで抜かれて、グラウンダーのシュートを叩き込まれて、ゴールを許した。1-0。

しかし、東京も反撃開始。マリノスゴール前に攻めこんで最後は、大竹の左足弾丸シュート!が、決まったか?に見えたが、コレはマリノスGK榎本のファインセーブでブロックされてしまった。思えば、コレが唯一のチャンスだったか?

得点が奪えずにイライラし始めた52分には、集中力の切れた一瞬にCKからロペスにヘッダーを許し、与えてはいけない追加点をマリノスに与えてしまった。2-0。振り返ってみれば、ココで万事休すだった。

ロスタイムにも山瀬兄に、豪快に決められてしまい、3-0。

終わって見ると、一方的な試合になってしまった。
これで、良いのか?「オレの東京」???