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川崎 vs 東京(観戦記)

2007-05-07 22:47:38 | サッカー
J1リーグ・第10節 2007.05.06(Sun)16:00K.O 雨
川崎 5(4-0)2 東京 @等々力競技場 観衆14983人



記念すべき多摩川クラシコは川崎の完勝、東京の完敗。
今回から「多摩川ダービー」改め『多摩川クラシコ』に改称された、
東京と川崎の首都ライバル対決。
J2加盟後の通算で「今回が11回目」のクラシコとなった。

東京は怪我から復帰した茂庭が先発し、今野とCBコンビを組む。
金沢が怪我のため、藤山が左サイドバックで先発、ボランチにも最近好調で起用が続いている浅利が先発と、JFL時代から富士通川崎と切磋琢磨してきた両ベテランが、等々力のピッチにいるのはなんともウレシイ限りだ。

他の先発メンバーは、右SB徳永、MFに福西、栗澤、馬場、石川、FWルーカス
という布陣。GKは塩田で土肥は控え。

川崎は、GK川島、DF伊藤、箕輪、寺田、SB村上、森、MF中村、大橋、FW黒津、ジュニーニョ。
我那覇はニンニク注射問題に関わる出場自粛、マギヌンは出場停止とレギュラー2枚を欠いている(苦しい布陣のはずだったろうに)。

02分 大橋にミドルで先制される、1-0。
11分 黒津の強烈左足ミドルで追加点、2-0。 
43分 PAすぐ外の正面で与えたFKを大橋が鮮やかに決め、3-0。
44分 中村憲剛のシュートをGK塩田がブロックするも、村上にこぼれ玉をぶち込まれ、4-0。

川崎は中盤が良く動き、パスを小気味良くつないでゆく。東京はコネクリ回して、苦し紛れのパスを川崎にカットされ高速カウンターを食らう、自滅パターン。
川崎の良さばかりが目立った前半で、試合は決していた。

46分 東京は、浅利を梶山に、馬場をワンチョペに交代させて反撃に出る。
60分 東京は、栗澤を下げ、鈴木ノリヲを投入。
後半も東京ゴールは湯気が出るくらいにブチ切れ気味で声援を送り続ける。
東京も刺激を受け、怒涛の全員一丸となった総攻撃を仕掛けるが、ゴールを奪うことが出来ない。川崎は4点リードの余裕を持って、冷静に守備網を崩さず、最後尾でもGK川島が好セーブを連発する。

68分 東京が攻め疲れを見せた時、ジュニーニョに高速カウンターを食らう。
東京ゴール前でジュニーニョからラストパスを受けた黒津がシュート、ボールがGK塩田を抜いてゴールへ、と思ったら藤山がゴールライン上で身体を張ってクリア! したけど、こぼれ玉がジュニーニョの目前に落ちて、ジュニーニョのゴールが決まった。5-0。

「完全にジ・エンド」と思われたが、残りはまだ20分強ある。
ココからは、ファンを含めた東京の意地を見せるための戦いとなった。
『川崎が余裕を見せた』というのが正解かもしれないが、「このままノーゴールで
終わるなんて男じゃない」を東京が見せる。

75分 もつれ合いながらも川崎DFを巻き込んで、川崎PAにルーカスが侵入する。
箕輪とルーカスがボールを奪い合って両者が倒れこむと、岡田主審の右手が高く上がって東京にPKが与えられた。ルーカスが自ら決めて、意地の1ゴールを返す。5-1。

(ただ、正直に言うけど)
アウェイゴール裏で観戦していたボクの目からは、箕輪がルーカスを倒した様には
見えなかった。仮に箕輪がルーカスを押し倒したのだとしても、隣のYクンが言うように『0-0や、1-0の状況では、笛を吹けない』接触プレーだった。
5-0という展開に影響を受けた「岡田主審からのお慰みプレゼントPK」だったのいう印象がボクには強い。しかも箕輪へはイエローのオマケまで付いた。

箕輪よ、ゴメン!今回は許して。この借りはACLで応援するから。
ボクは箕輪という男を、密かに買っている(評価している)。

86分 CKのこぼれ玉を、石川ナオが左足弾丸ボレーで押し込んで、5-2。
石川も男の意地を見せた。それでヨシッ!

残り5分余り、「もう一点取って、川崎にもイヤな気分を感じさせよう」と声援を送るが、そうはうまく事が運ばずに、5-2で試合終了。

まぁ、こんな時もある。
しかし、川崎は良いクラブに成長したなぁ。。。