ポリティカルセオリスト 瀬戸健一郎の政治放談

政治生活30年の経験と学識を活かし、ポリティカルセオリストの視点から政治の今を語ります。気軽にコメントして下さいね!

3月23日予算議会最終日

2006-03-17 02:21:52 | 市議会議員として
私の所属する草加市議会建設委員会は昨日、すべての議案審議が終わりました。あとは来週の木曜日の本会議最終日を残すばかりです。しかし、最終日には新しい助役の選任、予算案に対する付帯決議など、大きな政治決断が残されています。

■新助役選任~なぜ助役2人制にするのか?

助役については、議会の同意を得ない限り、何人(なんぴと)も選任されることはありません。助役選任は議会の議決要件だからです。

ところが木下市長は議会との十分な意見交換もなく、唐突に助役を2人選任したいと議会に打診してきたため、助役2人制について正当な理由が議会も見いだせないでいます。

■新年度予算案に付帯決議~公有地売却は事実上凍結

さらに、平成18年度予算案の中に、旭町6丁目公有地の売却という議案が含まれており、住吉駐車場を小野産業株式会社に売却した時のように、議会には事前に十分な説明がなく、現状でも、勤労福祉会館の駐車場として相当数の利用者がいる土地なだけに、安易な売却を認めることはできないという結論に、総務文教委員会が達したようです。

■財源確保の重要な課題であるが・・・

一昨日、総務文教委員会での審議過程の報告を受けて、昨日、各派団長会議で事実上この土地売却予算を凍結する付帯決議を最終日にまとめることになり、私がその調整にあたっています。

財政難において、貴重な財源確保は重要な行政課題ですが、安易な資産の切り売りは許すことができない。というのが草加市議会のムードです。

どうぞ、草加市議会3月議会最終日にご注目ください。

■2本の議員提出議案~意見書を準備中!

なお、私の代表質疑を受けて、最終日に「障害者地域生活支援センター」を現・草加保健所を埼玉県から移管を受けて後に、位置づける意見書と、保育園の待機児対策に関わる意見書の2件を提案する準備をすすめています。障害者自立支援法の受け皿は早急に対応しなければなりませんし、保育園の待機児対策も同様です。

瀬戸健一郎
Kenichiro Seto
草加市議会議員
Soka City Councilor

ブログテーマ:3月定例議会、予算議会、最終日、人事案件、助役選任、予算案、付帯決議、意見書、障害者自立支援法、地域生活支援センター、保育園、待機児対策、第二きたうら保育園、旭町6丁目公有地処分、凍結


最新の画像もっと見る

コメントを投稿