ポリティカルセオリスト 瀬戸健一郎の政治放談

政治生活30年の経験と学識を活かし、ポリティカルセオリストの視点から政治の今を語ります。気軽にコメントして下さいね!

CHANGE,~私は福田誠一氏を支援します。

2009-07-18 23:18:32 | 市議会議員として
※福田誠一さんを支える「市民目線で市政をチェンジしよう会」のポスターです。ここには次のような理念と思想が込められています。
「市政を変えるだけが目的ではありません。変えた先にあるみなさまの笑顔を夢見ています。
私たちは CHANGE の後を"."(ピリオド=完了)ではなく、","(カンマ=続き)にしました。
草加市の未来をみなさんと創るために!」さあ、みんなでチェンジ!


いよいよ明日、7月19日(日曜日)は草加市長選挙の告示日です。現職の木下博信市長が3期目をめざしていますが、私は国民新党推薦、新党日本推薦の新人候補・福田誠一氏を支援することを決めました。「草加を変える。」という私のスローガンと「CHANGE,」という福田氏のめざす方向性の一致点をお話します。

■「草加を変える。」(瀬戸)=「チェンジ,」(福田)

草加を変える。―これは、私が市議会議員に初当選したころから掲げ続けているスローガンです。松原団地駅のまだ高架事業が着手されたばかりの頃、西口でこのスローガンのノボリ旗を立てて、ハンドマイクで政治活動をスタートしました。

「草加を変える。」私は読点(ピリオド)を使ってきましたが、福田誠一氏は「CHANGE,」コンマを使っています。

私にとっての「草加を変える。」も、不連続の連続。その時代、その時代に必要な変革に一つ一つ誠実に取り組んでいく。時代に適応して「変える。」ことの不断の努力を積み重ね、時代の潮目に飲み込まれて消えることなく、生き残り、進化し続けることによってのみ、伝統が築かれ、文化となり、歴史が織り成されていく。

福田誠一氏と私は歴史観において共通の認識に立っています。

■「政策主導の対話型の市政」(瀬戸)≠「市民が発想・役所が実行」(木下)~8年前の木下さんと私。

私は8年前に、今の現職・木下博信市長と市長選挙を戦いました。当時も私たちの年齢が近く、二人の違いがなかなか伝え切れませんでしたが、今でも明確な私と木下市長の違いがあります。それが、私が掲げ続けている政治理念:「政策主導の対話型の市政」です。

私は、市長にはビジョンが必要だと考えています。しかし、木下市長は、市長はビジョンなんか持たない方がいいと考えてきました。それは、市長というのは自分の考えやビジョンで行政を動かすのではなく、「市民が発想・役所が実行」という役割に徹するべきだからと木下市長は考えてきたように思われます。

それはそれで、ひとつの考え方だと私も思います。

■「政策主導の対話型の市政」(瀬戸)=「みなさんと共に創りたい。」(福田)~今回の福田さんと私。

福田誠一さんは、ご自身の政策パンフレットの中で、「市民目線で、経営責任ある市長へチェンジ!」という項目をトップに挙げています。自治体経営の最高責任者として、何をするかを決定するためには「ビジョン」が必要だという考え方です。そして、そのビジョンは独善的なものではなく、「草加市の未来を、市民のみなさんと共に創りたい。」と訴えています。

発想を市民に求めるのではなく、共に発想する。そのためには、出来るだけ多くの「市民との対話」こそが、何よりも重要なのだと福田さんも強く認識しています。

■すべての国会議員、県会議員、市会議員とも対話する。

木下市長は、どなたかのコメントにもありましたが、上田知事が決起大会に草加市にわざわざ来て下さったにも関わらず、民主党の細川律夫代議士も自民党の今井宏代議士も決起大会に出席せず、民主党の山川百合子県議も、自民党の谷古宇勘司県議も、公明党の蒲生徳明県議も出席しませんでした。もちろん大多数の草加市議会議員たちもです。

通常、3期目を目指す市長ともなれば、党派を超えたさまざまなこのまちのために働く人々が集い、最も楽な選挙になるべきもののはずですが、この8年間に、木下市長がいかに唯我独尊で草加市選出の国会議員、県会議員、市会議員との「対話」をして来なかったことかが、実は様々な不名誉な事件よりも大きな問題だったと私は個人的に思っています。

福田誠一さんには、その対話の姿勢があります。別のブログ記事を立てますが、7名の保守系議員と福田誠一さんは「政策協定書」も締結しています。

■「だれもが幸せなまち」(瀬戸)=「市民ひとりひとりが幸せを感じる市政」(福田)

福田誠一さんは、障がいを持って生まれたお子さんの優しい父親でもあります。もともと高校を卒業後、自ら起業して経営者として成功した実業家。ご自身のお子さん一人の目線から、NPOを立ち上げて、障がい児のための保育園までつくり運営しています。

まちづくりの中で税金を使って仕事をしている人々や、さまざまな市民団体のリーダーたちといった一部の人々との対話もたいせつですが、24万市民の市長となるからには、24万市民ひとりひとりが幸せを感じる市政をめざすという福田さんの「感覚」は、私がよくこのブログでも表明している「だれもが幸せなまち」と共通の感覚なので、お互いに共感する部分が大きいと感じています。



彼が福田誠一さんです。あったかい男です。

福田誠一とともに、市政をチェンジ!

だれもが幸せなまちに、草加を変える。

声なき声。沈黙の大多数のみなさまの参加が頂けますように!

瀬戸健一郎
Kenichiro Seto
草加市議会議員
Soka City Councilor

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11 コメント

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正常なまちに (考える人)
2009-07-19 11:45:46
福田誠一さんのチラシを見ました。
どんな人かは良く分かりませんが、誠実な人物という感じがしています。信用できると思います。

様々な困難が待ち受けていると思いますが、是非とも市長に当選してもらって、草加市を正常なまちにチェンジしてもらいたいと願っています。
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うーん。 (悲しいねぇ)
2009-07-19 13:02:31
先週そんな事があったのですね。誰かが言っていましたが、スタートはどんなにすばらしい理念をお持ちでも、月日が経つことでその理念がいつの間にかすり替えられてしまいます。
いかに自分の理念を曲げずに、実行できるか。
色々と批判的な意見が出るのは当然なのでしょうが、橋元大阪府知事や小泉元首相のような力強いリーダーシップと市議への根回しは怠らないようにしないと。
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対話とコンセンサス (瀬戸健一郎)
2009-07-20 12:25:42
悲しいねぇさんに賛成です。

どんなに優秀で人格的にすぐれた権力者でも、権力周辺にはそれをとりまく一部の人々が徐々に固定化していき、税金で行う事業を請け負う事業者や、補助金を受け取る市民グループ、さまざまな市役所の決裁権によって成り立っている活動に携わる人々が、時に権力者の良識と良心を少しずつ狂わせていく。

だから、アメリカ大統領はどんなに人気や支持率が高くても、2期8年で辞めなければならない。アメリカ政治に問題がないとは言いませんが、あの国のデモクラシーが世界を動かしている背景には、人間社会の弱さやもろさを十分に分かっていて、そのことに考慮した制度を創り守ってきたからに他なりません。

そして、日本社会でたびたび耳にする「根回し」とは、「対話によるコンセンサス形成」のことだとすれば、それは日本のデモクラシーにとってキーワードになるかもしれない・・・。

これを「対話」ではなく、「予算」(金)で決済しようとすれば、デモクラシーが崩壊するばかりか、社会が腐敗していく原因ともなりえる。

予算や人事で権力者が個人的な関係を決済することを許さない。つねに地道な「対話」と「コンセンサス形成」を続けていくことと、どんな市長も2期8年という任期限定を決めていくことが、私は今、草加市に、日本に、求められているのではないかと思います。
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「話し合う」だけ? (一市民)
2009-07-21 11:10:09
要するに福田氏を支持する理由は「福田氏はみんなとお話する」からと言う事でしょうか?
…正直内容が薄いという感が否めません

普段あんなに木下市長を批判しているのに、肝心の自分が福田氏を支持する理由が「お話する」という点だけでは何とも…

これではまるで、相手を批判するだけ批判するくせに、当の自分のマニフェストは隙だらけな民主党と同じように感じてしまいますが?
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↑どうなさったんですか? (パペポ)
2009-07-21 18:10:06
いつもの一市民さんですか?このブログにいつもコメントしてる一市民さんとは少し論調が違う気がしたんで・・・

福田さんのマニフェスト:
http://www.soka-fukuda.com/pdf/manifesto.pdf

瀬戸さんのマニフェスト:
http://www.kt.rim.or.jp/~ken-seto/kenseto2001/

木下さんのマニフェスト:
http://www.office-rye.com/kinosita/html/pride.html

よ~く読み比べたらいいと思います。木下さんのマニフェストは、「人もまちも元気でいきいきと!」という、瀬戸さんの2001年マニフェスト「草加元気計画」のパクリだということが分かります。
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パペポ様 (悲しいねぇ)
2009-07-21 20:04:03
こんばんは。
それはあまりにもいい過ぎな気がします。今は選挙戦の真っ只中ですし。
それと、主要政党は国民新党と新党日本を除き今回県連レベルにおいて誰にも推薦を出していません。それもそのはず、木下候補には自民系の小川市議や民主党の関市議が、福田候補には自民党の谷古宇県議や佐藤市議、民主党の山川県議や新井市議などが推しているのです。
つまりどちらの候補が市長になっても関係を作っておこう。まさに茶番劇そのものです。
つまり公明党支持者が鍵を握っているのです。多くの有権者からすれば誰がなってもかわらないと考えていると思います。
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真のマニフェスト選挙 (パペポ)
2009-07-21 22:43:12
「相手を批判するだけ批判するくせに、当の自分のマニフェストは隙だらけな民主党と同じように感じてしまいますが?」という一市民さんの言葉に過剰に反応してしまいました。申し訳ありません。私は民主党支持者なんで・・・

それにしても、それぞれの候補者のマニフェストがもっと自由に簡単に比較できるようにして欲しいものです。
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私がいつもの一市民です (一市民@オリジナル)
2009-07-22 01:13:22
 柿木やその隣接エリアはO市議などの尽力のせいか、現職が強いようですね。
 しかしながら、批判を覚悟で言わせてもらえば、瀬戸さんなど少数を除いて、草加の市議はレベルが本当に低い。政治家でなく政治屋。中には政治ゴロと言った方が正確なのもいる。独自の市政ビジョンすら具体的に示せない。福田候補が当選したら、ぜひ市議の納税状況などを情報公開させる条例を、ショック療法みたいに議会に提出してほしい。ニューカマーからすると、草加市は信じられない議員が多すぎですね。
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自見庄三郎氏が来草 (悲しいねぇ)
2009-07-24 17:34:56
国民新党の副代表で裸の庄ちゃんこと自見庄三郎参議院議員が、福田候補の応援にいらしていました。
国民新党の選挙カーで自民党の谷古宇県議や種子島元市議会議長、民主党の新井市議が演説されていましたよ。谷古宇県議も種子島元市議も福田候補の推薦人として名をつらねています。自民党も推薦に回ったみたいです。民主党と公明党が支援との事。
一方木下候補は医師会や薬剤師会など業界の推薦を受けています。産業業界も木下支持です。情勢的にはどうなんでしょう。木下候補も強いです。それを切り崩すのは容易では無いと思います。
2期8年の実績は認めなければいけませんが、不名誉な事も多かった。
その中で有権者どう選択するか。実績なのか。変化を求めるのか。
それにしても国民新党、この市長選に力入れてます。自見先生は名前とは正反対に熱くなっていました。
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選挙公約で選びました (高砂の一市民)
2009-07-27 12:20:53
今回は今までの実績をもとに木下さんに投票しました。
福田さんの公約「市長の年俸(4年間)を今の2298万円から840万円に減額」を読んで、その心意気は分かったのです。

でも、したいことを書いた公約を読んで、その減俸分のお金だけで現実的にできることは限られているんじゃないの?
夢を振りまいて大風呂敷を広げられてもね、と疑問を感じたのです。

自分の減俸だけじゃなくて、もっといろいろな資金の手当て方法に切り込んでいれば、私も具体性を評価したかもしれません。

ちなみに「おしきり康彦」氏は、草加駅前の辻立ち演説をしていたときに、それを聞いて、夢ばかり語る人、とネガティブに捉えていたのと、「後期高齢者医療費の全額負担」を公約に掲げて高齢者優遇を打ち出していたので、30代後半の私にとっては論外でした。
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