オレの子育て観 不登校になりかけた息子

子供がちっちゃい時は、どこに行ってもギャーギャーうるさくて気遣うし、子供置いて夫婦だけで

でかけらんないしとか、大変だよなーって思ってたけど、大きくなってくればそれはそれで大変な

こともありますよね。

不登校。今の日本の社会ではあまり特異なケースではなくなってますよね。

オレの子供も、小学校高学年から中学のはじめくらいまで様子が変だった時期がありました。

なんだか先生に対してイライラしてたり、友達にも。家ではあんましゃべんなくなるし、いわゆる

反抗期ですね。それで、ある朝のことなんだけど、学校に行きたがらないのを妻が無理矢理玄関に

連れてって、座ってじっと動かないなーと思ってたんだけど家を出て行ったなと思ったら、「家出

します」みたいな書置きしてランドセル置いて出て行っちゃって。

オレは大急ぎで会社に半休もらって、妻と手分けして捜索して。

まあ、結局そんな遠くには行けないからすぐ見つかったんだけど。

中学になったらもっと学校に行きたくないがひどくなり、遅刻・早退も増え欠席する事も多くなって

きて。オレはむしろ中学生活とか、すごい楽しかったしなんにでも積極的でみんなと仲良くできた

人だったから、不登校になる気持ちが全くわかんなくて。「なんでオレの子が？」って言う腹立ちと

言うかイラ立ちみたいなのを覚えてしまった。もう、どうしていいかわからず焦ってしまってご飯も

喉を通らない、みたいな。これがずっと続けば、まわりの人にも知れちゃって、正直子供が不登校と

か、世間体悪いじゃんよーとか。そんな否定的な、不の考えが止まらなかった。

そんな考えに苛まれていた矢先、二度目の脱走。その時は結構長い事みつからなくってかなり焦った。

自殺とかしちゃうのか！？って。結果見つかったけど、人のいないようなさみしい場所をウロついてた

みたいだったし。

その後本人と話した時、案の定「時々死にたくなる。」って言ってて。子供がそんな事言ったら普通

取り乱して、何バカな事考えてんだ！とか言っちゃいそうなもんだけど、実際のオレは不思議と冷静

だった。「自殺はしない方がいいよ。自殺すると、あの世に行けなくて死んだあともフラフラ彷徨って、

かなりしんどい事になるらしい。いろんな本読んでも、みんな同じ事書いてあるからね。死んだら楽に

なるどころか、死んでみて自殺した事を後悔する人はいっぱいいるらしいから。」って、ここでは以前

読んだ本が役に立ったかな。本人はどう思ったかはわからないけど。

そこで考えたんだけど。

人生80年とか、もっと長い人もいる時代に、たかだか中学校時代の3年間仮に不登校になったからって

人生の失敗者になるワケじゃないんだし、もっとどっしり構えようって事。

オレが常々読むいろんな本に書いてある事なんだけど、「考えはものである」って言うね。

オレは成功している、繁栄している、幸福であり神の調和がオレを貫いて流れるのだ、とかそういう

事を考えているオレには、そう考えた通りの事が起きるんだよって言う、いたってシンプルな思想です。

根本にそれがあるから、子供が学校に行かないくらいなんなの？それでオレや子供自身が困るのか？

もっと大きく考えよう。目先のちっちゃな事じゃなくて（って、不登校は実際はちっちゃな事となかなか

思えなかったですけどね。笑）子供も成功して繁栄して、輝かしい人生を送るに決まってる！って思い

込む。それで、くよくよ悩まずに、問題を一度手離してみたんです。神に解決を預けようみたいな。

これ、マーフィーの「眠りながら巨富を得る」って言う本に詳しく書いてあるから、もし同じ悩みを

持ってる方がいらっしゃったら読んでみて下さい。人間は、生まれながらにして有り余るほどのお金を

持って、人生のすべてがうまく行って幸福に暮らす事ができる、神様がそうやって創って下さったもの

なので、その考えに自分を合わせれば大金持ちになって、体も健康で愛する家族も繁栄して、まさに

思い描いている成功者になれるんだって言うような考え方の事が、本に詰まってます。

だから、「自分なんてダメだ」とか「オレはうまく行ったためしがないんだ」とか考えてる人はまさに

その注文通りの人生になるって言うね。マーフィーさんは「あなたの究極的な成功を邪魔する者など

ないのです。あなたを除いて」と言っています。

お金持ちになる秘訣だけじゃなく、人生のすべてがうまくいく考え方です。オレの大好きな斎藤ひとり

さんがお勧めしてたって事でこの本に出会ったんだけど。

この本には、富を呼び込む考え方を潜在意識に染み込ませる為の祈りとか、病気で苦しんでいる人が

驚くほどのスピードで回復しちゃう祈りとか、いろんな種類の祈りがあります。

才能があるのに開花しない夫を、華やかな出世街道に導いた妻の祈りとかも。

オレは、この妻の祈りを、子供の為にちょっとアレンジして毎朝唱える事にしたんです。

オレの子はすばらしい成功者で、絶対的に卓越していて、全知にして全能で、次から次へと栄光を得ます、

みたいなね。その祈りを毎日やっていると、暗示にでもかかったように、オレの子供は本当になんでも

成功して、向上一途の人生を歩むんだって事が確信できるんです。そうすると、学校に行かないくらいで

あたふたしなくなるんですよ。学校がイヤなら、学校以外の事で大成するに決まってる。だからなんの

心配もいらないってね。そうなると、子供に「なんで学校に行かないんだ！」とかは言う必要ないなって

なる。要するに、子供を頭のてっぺんからつま先まで信頼しきっているって言う状態だと思います。

不思議な事に、オレがこの事を毎日毎日祈りはじめたら、不登校がパタっとなくなり、遅刻も早退もせず

真面目に学校に行くようになったんですよ。

なんでかはわからないけど、オレの意識が、子供に対する溢れんばかりの信頼感で満たされたのは確か

です。それで、学校に行かないから成績もひどいもんだったのが、なんだかテスト勉強もがんばりだして

成績もうなぎのぼりで、1年くらい経った頃には学年でも一桁の順位をとるようになったんです。

オレは、彼が最終的には一番になるって確信しています。一番になって、彼の肩をつかんで「学年トップ

おめでとう！」って言ってる場面を、毎日想像して心の中でこの映画を見続けています。

これも、願望が実現する秘訣だそうですよ。

実際、彼は苦手な教科を克服したいから問題集を買ってくれと言って来たりしています。

不登校で、死にたいとか言ってた子供が。

相変わらず、オレは毎朝毎朝楽しい気持ちで子供が才能を開花させる事を想像しながら祈り続けています。

その、オレの祈りを子供の潜在意識が受け取って、オレの祈っている通りにならざるを得なくさせていると

確信しながら。

もちろん、妻に対する祈り、自分に対する祈りもあります。

毎日家族のみんなに対して祈り続けています。

あ、こんな事やってるから、家族に嫌な思いなんてさせられない！ってなって、浮気をすっぱり辞められた

のかも。

その辺は、また今度自分の備忘録として書かせていただきます。読んでいただいた方がいらっしゃったと

したら、お付き合いいただきありがとうございました！