今年の師走と来年の景気-その3
来年の地元経済の状況について、全体的な好転への見方があるなかで、危惧される分野があるようです。
「来年は、かなり愛媛の企業が倒産するでしょうね。その原因が、中小企業金融円滑化法の期限が3月末までということです。今年、愛媛県内の金融のトップが、相次ぎ交代したでしょ。これは、3月末の円滑化法の終了を見据えてです。各金融機関は、融資先の企業をシビアに評価します。もうダメなところは追加融資をストップするでしょう。すると融資を受けた企業は困ります。その際、金融トップは、どうしても取引先企業との今日までのつながりがありますから、なかなか切れない。けれど、トップの交代を理由に、そこをシビアに決断できる。そのための交代でもあるのです。来年は潰れる会社が増えますよ」。
来年の地元経済の状況について、全体的な好転への見方があるなかで、危惧される分野があるようです。
「来年は、かなり愛媛の企業が倒産するでしょうね。その原因が、中小企業金融円滑化法の期限が3月末までということです。今年、愛媛県内の金融のトップが、相次ぎ交代したでしょ。これは、3月末の円滑化法の終了を見据えてです。各金融機関は、融資先の企業をシビアに評価します。もうダメなところは追加融資をストップするでしょう。すると融資を受けた企業は困ります。その際、金融トップは、どうしても取引先企業との今日までのつながりがありますから、なかなか切れない。けれど、トップの交代を理由に、そこをシビアに決断できる。そのための交代でもあるのです。来年は潰れる会社が増えますよ」。