人工股関節のち晴れ、時々バセドウ病

applecider's diary (ブログタイトルを変更いたしました!)

金曜プレステージ 最先端医療が奇跡を起こす! 最強ドクターが救った命と家族の絆スペシャル2

2006年12月16日 | 股関節のこと
昨日放送されたテレビ番組「金曜プレステージ 最先端医療が奇跡を起こす! 最強ドクターが救った命と家族の絆スペシャル2」(タイトル長いよ)を見ました。

人工股関節の手術(MIS)のことをやっていました。
でも2時間番組のなかで人工股関節は約30分ほど。
変股症の患者の辛さや手術やリハビリの大変さを、変股症を全く知らない一般の人に伝えるにはあまりにも時間が短かったように思います。
患者さんが「自分が辛いだけじゃなくて、家族も辛い・・・」と涙ながらに話していました。
全くもって同感です。変股症の患者なら誰もが思うことです。
でも番組ではどれほど辛いのかが伝わってきませんでした。
私の場合ですが、昨年の人工股関節の手術を受ける前は、痛み止めのロキソニンは日に3回、外出前はボルタレンの座薬を入れ、リポ○タンゴールドを毎日のように飲み、チョコ○BBの錠剤も服用してました。 (いつもナチュラルハイ状態だったような・・・)
それでも痛みが消えず、10分歩いては休む、また10分歩いては休む・・・という生活でした。
あの辛さ、よく耐えられたなと思います。(耐えられなかったから手術をした、とも言えますが・・・)
番組に出ていた患者さんも、痛みを抱えてとても辛い日々を過ごしたと思います。
悩んで悩んでやっとのことで決断した手術だったのではないでしょうか。

手術前にご夫婦で話されている会話が印象に残りました。
「若いから手術するんだよ。歳とってから手術したってしょうがいないじゃないか・・・」
私もそう思います。

MIS(低侵襲とか極小浸襲とか最小浸襲手術って訳されます)の手術の利点は傷跡が小さいこと、離床(入院期間)が早いことと紹介されていましたね。
私は人工の手術を受ける前までは、MISにとても魅力を感じていました。
そしていざ手術を受ける時になって、主治医のM先生から私の骨の状態ではMISは出来ないと言われ、がっかりしました。
でもMISであろうが、従来の手術であろうが、(私が入院したT病院では)どうやら入院期間はあまり変わらないようでした。
ただ私の場合は大腿骨にヒビがはいり入院期間が長くなりましたが、じっくりとリハビリできたので、これはこれで良かったかなと思っています。
MISは本当にいいのかということになると、疑問を感じている専門医もいるようですし、新しい手術方法なのでまだ結果が出ていないとうこともあるようです。(参考リンク→低侵襲人工股関節


番組を見終わって、改めて自分の手術前後のことを思い出しました。
あんなに大変だった時期を乗り越えてきたのですから、もっともっと股関節を大事にしなくちゃいけないなと改めて思います。
最近、酷使させてました・・・ごめんね、私の股関節ちゃん。これからもヨロシクね、股関節ちゃん。
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