人工股関節のち晴れ、時々バセドウ病

applecider's diary (ブログタイトルを変更いたしました!)

伯母のこと

2006年03月24日 | ふと思った事
先日、伯母から電話がありました。
4月の末に法事をやるから予定を空けておいて欲しいという内容の電話でした。
法事は私の母方の祖父の13回忌。
祖父が逝ってからそんなに経つのかぁと、早いなぁとふと思いました。
不器用な伯母ですから、私の夫にも来て欲しいと素直に言えばいいだけなのに、「まぁ、旦那さんだっていろいろあると思うし、知らない人の法事に出るのも面倒だと思うし、わざわざこっちに来るのも大変だから、無理しなくていいのよ。」と言ってしまいます。
伯母はものすごく私の夫に気をつかってくれているのですが、知らない人が聞いたら、「あなたの旦那さんは来なくていい」と遠まわしに言っているように聞こえるでしょう。

「あら随分とまた太っちゃったわね。」「まぁ、すごく太い太ももねぇ。」「まだ子供できないの?」等など、伯母のキツイ一言語録は挙げればきりがありません。
そんな不器用でいつも一言多い伯母を、疎ましく思っている時期がありました。
自分のことで精一杯だったころです。
邪険にしてしまったこともあったように思います。

でも今は、あの不器用さが可愛らしく感じるようになりました。
何も考えずに思ったことをすぐに口にしてしまうだけなのですから、気にしなければなんてことはありません。
それよりもいつも私のことを思ってくれている、愛すべき伯母なのだと思うようになったのです。
近いうちに、また伯母とお出かけしようと思っています。
何処がいいかな。
春だし、上野の「旧岩崎邸庭園」なんか、いいかもしれないな。












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