NY ロングアイランド 飛行日記 - NY L.I. Flight Diary

青空に浮かぶ飛行機を見上げたり、空港ではパイロット達に目がいってしまう。パイロットになろうと決意した者のフライト・ログ。

ランディング、駄目押し。

2009-04-19 06:10:21 | プライベートパイロット編 (PPL)
昨日、パリ、及びヘルシンキから戻ってきました。バケーションボケからゆっくり休養をとり、今日のフライトにかなり気合いを入れて行きました。本日の予定は近く行われるであろう、チェックライド(フライトの試験)を想定しての模擬試験飛行。トッドは45分くらい遅れてきたが、じっくりプリフライトを行い出発。先ずはショートフィールドテイクオフ。滑走路が短い事を想定しての離陸試験。これは問題なくこなし、次はスローフライト。高度を一定に保ちつつ、速度を55ノットまで落とす。これもまあまあグッド。その次、パワーオフストール。スロットルを抜き、失速させてストール(落下現象)をおこし、その後直ぐにリカバー。ここで重要なのは可能な限り高度を一定に保ちつつ、ヘディング(方向)も一定にする。これは少し難しく、何回か繰り返した。その後はパワーオンストール。パワーを最大にし、急上昇しながらストールさせてからのリカバリー。これも方角を一定にする事が出来ずに、何回かトライ。次はターンアラウンドポイント。ある目標(灯台等)の周りを一定間隔、同じ高度/速度でぐるぐる回る。このポイントは風の方向を把握し、回る角度を微妙に調整する。その際、高度が上下しないかも注意する。これははっきり言ってあまり上手くできなかった。このマニューバ(操縦)の練習をしたのは昨年でもっと練習しとけば良かった、と後悔した。
この時点でかなり疲れはじめたが、まだまだ続きます。次はSターン。その名のとおり、Sの字をかきながら飛行をする。これも風向がとても大事。最後にスティープターン。左右45度で急旋回。360度回ります。その間、もちろん高度は一定に保たなければならない。旋回初めは高度が落ちやすく、ややパワーを加える。350度くらいからパワーを戻し、高度を若干下げてやる。実はこれが今日の中で一番ほめられた。ここで終わりかと思ったが、Islip(ISP)空港でタッチアンドゴーをすると言いはじめた。この空港は実際に試験を受ける空港で、クラスC空港である。実際サウスウエスト航空の発着が目前に見え、その間小型セスナがタッチアンドゴーを繰り返した。実は今日の一番の問題は着陸であった。何度もトライしたが、微妙な風の変化で上手くいかず、ハードランディングを繰り返した。これにはトッドもおかんむりで、かなーり機嫌が悪くなった。
実は次回はソロロングクロカンの予定だったが、トッドがこれでは駄目との事でもう一回一緒に飛行しなくてはならなくなった。本日唯一良かった事は同じ日本人生徒に学校で会ったこと。Sさんは日本からの1年出向でこちらに仕事で来ており、昨日から訓練を受ける始めたとの事。お互いに頑張る決意を交わしました。

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