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ケダ類 Go! Go!

生存表明用ブログ

千葉北東部地震

2005年04月11日 | 雑談
 今年はほんとに多いですねー>地震。
 朝ご飯やお弁当の支度をしている時間で、火事がなければいいですが。揺れの大きかった地域のみなさま、ご無事を祈っております。

 うち?
 全然無事でした。そもそも、そんなに揺れなかったので、テレビをつけて近いのでびっくりしました。

 とにかく荷物をへらして、家の中に障害物とか落下物がないように暮らしたほうがいいんだろうなあ。無理っぽいけど。

パ・リーグ開幕!(春♪)

2005年03月26日 | 雑談
 いやー、いい試合だったなあ!>東北楽天ゴールデンイーグルスVS千葉ロッテ・マリーンズ

 あしなが岩さまも、ロッテの清水直行もいいピッチングだった。最後まで緊張感ある試合で面白かったよ~。
 結果は、Yahoo Sportsでどうぞ。

 それにつけても、シーズン始まると、また怒らなければいけなくなる。
「ええとこで番組やめるな、ぼけテレビ局!」
 ほりえもん、今度はあいつ買収しちゃってくだちゃい!

 それにひきかえ、全部放送してくれてありがとう>TBSラジオさま。

いただきもの(火曜日)

2005年03月21日 | 雑談
 月曜日は休業じゃったが、火曜日はまたもやいただきものをしたのじゃ。ほっほっほ。

 とり山という京都のお漬物屋さんのお漬物。さわやかなキュウリの鉄砲漬け、京都ならではのすぐきなどの詰め合わせ。嬉しい~♪
 だからといって、いい年をして、箱を片付けないうちから袋を開けてご飯タイムにしないように。←まるで手遅れの戒め。

 何が嬉しいって、品数を多く楽しめるように、それぞれが小人数家族にもやさしい分量になっている。
「いや、漬物といえばすぐきだ。すぐきだけが漬物だ。それも丹精した巨大すぐきをじっくり発酵させ、発酵が進んで味が変わるのを家庭で楽しむのがいいのだ。すぐきは食べるワインだ」
とおっしゃる方もおられるかもしれない。そういう方はぜひ自分の顔ほどもあるすぐきを買ってください。
 でも、家族構成や好みに合わせて、美味しいものを美味しい間に食べ終わるように選べるのもありがたいことだとわたしは思うわけである。ひとさまに選んで贈っていただいたから、なお嬉しい。

 ところで、葉をマキマキした巨大すぐきを見ると、目鼻を書いて、女の人の顔に見立てたくなりませんか?

いただきもの(日曜日)

2005年03月14日 | 雑談
 郵政公社のお兄さんが美味しいものを運んできてくれた翌日、今度はクロネコさんが電話番号未記入の送付状であるにもかかわらず、にゃんの問題もなく、水色のかわいい小袋を届けてくれた。

 その送付状、電話番号はなかったが、用途はきちんと記されていた。

 用途:包装、小袋

 ……?

 果たして、袋をあけるとその中には、きれいな、伝票もなにも貼られておらず、ブランド名がきちんと読み取れる小袋が入っていた。

 Fortnum and Mason――英国王室御用達の紅茶(等)ブランドである。やっほー、ウィンザー城の物置にもきっと何枚もあり、ときには古新聞なんかがつっこまれているかもしれない袋だよー!<たとえデイリーミラーでも入らない、かわいいサイズですが。

 いやいや。
 小袋もそりゃ入っていましたが。
 もっとすごいものが入っていました。

 ローズ・ペタル・ジャムです。
 フォートナム・アンド・メイソンの。
 送ってくださったが日記でばらしていらっしゃるところによれば、1ビン12オンスいやいやえん(は?)という、自腹ではとても買えないであろう――お金はあっても、なんだか分不相応な感じがして買えなさそうな――グレースフルな一品でございます。

 大事にとっておこう何か特別なときに開けよう、なーんて思って、午後、買物に出たとき車にはねられてこの世を去ったりしたら、きっと後悔すると脊髄で判断したわたくし、速攻でやかんに水を入れて火にかけ、お客様でも来ない限り使うことのない――そしてお客様など、まず来ませんので(寂)要するにまず使われることのない――ソーサー付きのティーカップを出して、リーフティとティーポットも探し出して、いそいそとティータイムの用意どん!

 紅茶をカップに注ぎ入れ、びんの口ぎりぎりまで詰められたジャムに、どきどきしながらスプーンを突きたてる。

 ……おお!
 ローズ・ペタル、でかい!
 せっかく1枚ものが入ってるんだもの、花びらをなるべくやぶらず傷つけずにひっぱり出したい。
 全身から貧乏人オーラを発散しつつ、ない慎重さを搾りだすようにしてスプーンをひっぱりあげる。

 ……おおおおお!
 ローズ・ペタル、いっぱい!
 紅茶にしずしずとスプーン一杯のジャムを沈めるとジェリーが溶けてゆき、閉じ込められていた花びらがカップの底に優雅に広がる。
 そして、お茶を口に含むと、口蓋から鼻腔をつたってバラの香りが立ち上ってくる。ふわーん。

 3桁で買えるローズジャムは何度か買ったことがあるんだけど、お茶カップ1杯につき、ジャム匙1、2杯という比率でジャムが減った。しかし、このジャムは、どうやら匙1杯でお茶カップ2、3杯いけそうである。なーんてコストパフォーマンスの高い<ケチか。「ものを大切に」という某国王室の無言の圧力かもしれない<今更某国。

 それにしても。
 今までローズジャムはデフォルトでお茶に入れてきたけれど、いみじくも「ジャム」なのだし、それにもう今後の人生で2度と口にすることはないかもしれないものだ。このまま食べてみましょう。ね?

 スプーン1杯のジャムを、そのまま口に入れる。

 おお、やはりダイレクトにいい香りですなあ。
 おお、やはり上品な甘さですなあ。
 おお……おお?

 さくっ。
 しゃり。
 しがしがしが。

 ……これは……その……紛れもなく「薔薇の花びら」。
 ……そして……植物性繊維!

 なんとなく、「口の中に葉脈だけが残った絵」が頭に浮かぶ。噛んでいるのは葉っぱではなく花びらなのだが。

 えーと。
 まずくはない。
 けれど、「食べるものとして認識していなかった生の花びらを噛んだような気がする味」。本当に生の花びらと同じ味かどうかは不明。
 みかんの小袋を食べる人、桜餅の桜の葉っぱを食べる人、おにぎりを包んでいる竹の子の皮を食べる人(いくらなんでもいませんか?)――とにかく、そういう「繊維」に強い人なら感じないかもしれない違和感がある。「これは食べるのかなあ?」と食べている最中にも確認を続けてしまうような。菊の花が食べられて、なぜ薔薇の花は戸惑うのかとか訊かないでください、わかりませんから。

 しかしまあ、ジャムになって尚「我は薔薇の花弁なり」と存在感を主張するほど、厚みのしっかりあった、立派な花びらを使っているのだろうとは想像できる。
 紅茶色に染まった大きな薄い(薄くなってしまった)花びらたち。これを集めて乾かし、もう一度花の形に作り直してみたいなあと、お茶を飲み終わったティーカップの底を覗き込んで妙な欲求にかられる優雅な日曜の朝をありがとう!

 あ、しまった。
 優雅なティータイムと背伸びするなら、まずまともな服に着替えるべきだった。次回がんばろう!

いただきもの(土曜日)

2005年03月14日 | 雑談
 いかなごの本場にお住まいの親切な方のご母堂が――あるいは、いかなごの本場にお住まいの方の親切なご母堂が――お手製釘煮を送ってくださった。

 郵政公社の配達係さんにお礼を言って受け取ると……おお……。

 まず、その惜しみない重量・体積に感動する。1.4L入り! でも、日保ちのする佃煮なので安心。日保ちがするのに、きっとあっという間になくなる不安。

 次に、開封して、タッパーに貼られた「釘煮専用容器」というラベルを見て驚く。すごい。こんなのはじめて見た。さすが本場。

 続いて、専用容器の蓋をとる。わあ~!
 出始めたばかりのいかなごは小さく、後期の(若干グロテスクに大きくなった)いかなごと比べると重量に比した価格が「えら高い」と思われるそうである(固体数と価格の関係は実は似たようなものかもしれないが)。自分で買ったことないから、知らないけど。
 そんな、小さくてきっとお高いいかなごが、ひとつひとつ(1尾1尾?)独立して、飴色の折れ釘のような姿でぎっしり重なりあっていた。
 うちの母親も、いつ頃からかいかなごの釘煮を作るようになり、今年も少しだけ、市販の小さなお弁当箱に詰めたものを送ってきた。母の釘煮は、いかなご「ご一同様煮」で、釘集団の中に磁石でも仕込まれているのではないかと思われる。ま、これはこれで家庭の味らしく、毎年感謝してありがたくいただいているわけですが(しかし、わたしが実家にいたときは食卓に上らなかったので、誰の家庭の味かは不明である)。

 そして、台所で立ったまま、タッパーを片手にいきなり箸をとリ、むさぼり食ってみる。
 



 おいしい~♪

 一口噛むと土生姜の風味が広がり、二口三口と噛み続けると魚の旨味が出てくる。甘過ぎず辛過ぎず、しっかり味付けがしてあるのに、上品。実に美味しい。
 ていうか、これ、ただで配っていいんですか? いや、今から莫大な額の請求書を送られても払えないわけですが(きっぱり)。
 うちの母親も、いつ頃からかいかなごの釘煮を作るようになり、今年も少しだけ、市販の小さなお弁当箱に詰めたものを送ってきた。母の釘煮にも生姜が入っているが、すべてが渾然一体、甘味のやや強い、佃煮というよりは、甘辛煮である。ま、これはこれで家庭の味らしく、毎年感謝してありがたくいただいているわけだが(おかーちゃん、ありがと)。

 そうか、本場では、家庭でもこーんなすごい釘煮が作られているのか。あな恐ろしや。
 そんな「人生、いつまでも勉強、なにごとも勉強」な新発見をさせていただきつつ、いただきもので食卓が賑わう嬉しさよ。ありがたやありがたや。

 みなさんもぜひ、いかなごの本場で釘煮をつくるご母堂をお持ちの親切な方、あるいはいかなごの本場で釘煮をつくる親切なご母堂をお持ちの方とコネクションを作り、脅したりすかしたりして、早春の味をゲットしていただきたい。<そんなまとめかい!