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ケダ類 Go! Go!

生存表明用ブログ

10.10.(とうとう)中日リーグ優勝!

2006年10月11日 | プロ野球ほかスポーツ
 いやー、すごい試合だった。引き分けて甲子園入りか、と思いかけた延長12回表、打ちに打ったねえ!
 おめでとうおめでとう。
 本当によかった。
 甲子園で胴上げにならなくて(!)。

 しかし、こうなるとパ・リーグにはぜひ福岡ソフトバンク・ホークスに勝ちあがってきてほしいなあ。なんか、似ている気がするから。どちらも無駄な人員などおらず、全員が勝ちに貢献できそうな構成、リーグ一の底力・総合力を持つブルドーザーみたいなチーム。そしてどちらも名選手が名監督になった稀有な例かも。
 ズレータとウッズのがちんこホームラン対決はどちらが勝つのか。松中と落合監督の涙対決の行方は?(そんなものはないか)
 初戦の先発はどうなるかなあ。ソフトバンクは斉藤だろうけど、中日は、今年は山本昌で行って欲しい気がするなあ。

 今朝の朝ズバ(7時前)に落合監督が来てたよ。一睡もしてないとは思えないさっぱりぶりが印象的。北海道に行くことになろうと、福岡に行くことになろうと、こうなったら監督を泣かせた阪神の分までがんばって日本一をセ・リーグにぶんどってきてほしい。
 ともあれ、見所の多い日本シリーズになるといいな。

 おっとその前にパ・リーグのプレーオフ。やっと落ち着いてこっちに集中できるよ。楽しい試合が見られるといいな。

第1回ワールド・ベースボール・クラシック 日本優勝

2006年03月21日 | プロ野球ほかスポーツ
 いやー、勝ったね!
 すごいすごい。

 金メダルをもらうとき、二人ずつの授与だとわかってない選手が、「いや、隣の奴、まだっす」と手で合図して、「いいんだよ、二人ずつだから!」と言われたかどうかしらないけど、気づいてあわてて自分も帽子をとる様子を見ていると、日本人もまだまだ奥ゆかしくてかわいいな、と思った。でも、あれは体育会系の人だから?

 イチローがキューバの選手との写真撮影にニッコニコで応じていて、ほんとに嬉しかったんだなあ、としみじみ。今までどちらかといえばものすごく個人主義の、日の丸意識のない選手かと思っていたので、イチロー再発見だった。

 しかしまあ、今日のこの歓びを実現可能にしてくれたのは、ディズニーランド観光もちゃっかり楽しんだうえで、アメリカに勝ってくださったメキシコ様だ。ビバ、ラテン! もうメキシコに足を向けて寝られません。どうやったら足を向けられるのかわかりませんが。

 アメリカが準決勝に勝ち進まなかったので、へそを曲げて(なんとなく、落語の「寝床」を連想しちゃう)「もう来年からは知らないよ」って言わないで続けてくれるといいな。今日、ハンク・アーロンが出てきてくれたから、大丈夫かな。

 それにしても、ハンク・アーロンと王貞治が並んでるシーンを見られたのが、実は一番嬉しかったかも。いいもの見せてもらった。ありがとう。

ソフトバンクVS千葉ロッテ プレーオフ第5戦[2005.10.17]

2005年10月17日 | プロ野球ほかスポーツ
 はぁはぁ、買い物から帰った、間に合った>文化放送掲題中継。
 今日も解説は東尾さん。
 テレビは7時から今日も引き続きテレ東で。解説に野村さんと川崎憲次郎。ノムさんはさんつけで、川崎は呼び捨てなのね(再確認)。

 千葉は終日雨なんだけどマリンスタジアムでは、今日もパブリック・ビューイングをやってるそうだ。えらいなあ、千葉ロッテのファン。優勝の瞬間に球場かテレビの前にいない(で道頓堀なんぞにいる)奴は絶対野球のファンじゃねえよ。

――おまけのお知らせ――
 スーパーのマルエツでは、今日ソフトバンクが勝っても負けても、明日から3日間ホークス応援(感謝)セールをやるらしい。先着100名様になんかくれるって。行ってみようっと! てことはダイエーもセールやるんだろうな。嬉しいな。いるものをリストアップしとこーっと。
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ソフトバンクVS千葉ロッテ プレーオフ第4戦[2005.10.16]

2005年10月16日 | プロ野球ほかスポーツ
 今日はテレビ東京が放映してくれたよ、ありがとう! 一昨年、阪神の日本シリーズ第7戦をテレビ東京さんが買ってくれたおかげで新潟では見られなかったんだけど、そのことは今日の放映でチャラにしてあげるよ<まだ根に持ってたのか。ていうか、それはテレ東のせいじゃないのでは。

 今日はズレータ大暴れの他は、引き締った試合だったけど、やっぱり面白かった。
 9回表の守りのときだったか、主審はボールの判定だったのに、バッターのバットが回っていたように見えた。この場合、1塁塁審の判定をもらうのは「アピールプレイ」だそうで、ピッチャー/キャッチャーの要求を示すしぐさがなかったと片付けられかけたのだが、今日は王監督がベンチを飛び出してきた。短く切り上げていたけれど、しっかり「ストライク」(バッターアウト)の判定をもぎとって帰っていった。直後、今度は三塁側ベンチから通訳を従えたバレンタイン監督が一塁まで肩をいからせて歩き、塁審に抗議していた。こちらも短時間でさっさと引き上げてはいたが、両監督こそ「アピール」プレイだよなあ、と感心する。

 テレビは音声を消して画面だけ見ながらラジオで試合を聞いていたんだけど、サッカーのワールドカップのときみたいにマリンスタジアムで試合を見る千葉ロッテ・ファンの様子が都度入ってきた。
「昨日は、8回のあたりで、選手と一緒に(マリンスタジアムの)ファンにも乾杯をしてもらおうと、ビールが安く販売されたそうなんです。そのビールを持って勝利の瞬間を待っていたそうなんですが……自棄酒として飲んだ方が多かったでしょうね。ファンとの乾杯のために、通常は先に行う記者会見を乾杯・ビールかけの後にするという予定になっていたそうです」
とアナウンサーが言うと、解説の東尾さんが「それはいいですね。素晴らしいですね!」と感動していたよ。そんな話を聞いたり、今年で引退する初芝の顔をテレビカメラが捕らえたりすると、ああ、やっぱりロッテに勝たせてやりたいなあとも思うなあ(別にわたしが勝たせてやれるわけじゃないんだけど)。

 試合終了直後、バレンタイン監督がベンチにいる選手を前にゲキを飛ばしていたのも印象的だった。どちらが勝ってもおめでとうだし、どちらが負けてもよくやったありがとうと言いたい気持ちで、明日もテレビの前に陣取ろう。ていうか、明日、やるんだろうな、地上波テレビ!?

 しかし、この勢いから完全に置いてかれてる阪神は、どっちが勝ち進んできても、勝ち目なさそう……。ていうか、なんか勢いでパリーグを応援してしまいそう<あかんがな。

ソフトバンクVS千葉ロッテ プレーオフ第3戦[2005.10.15]

2005年10月16日 | プロ野球ほかスポーツ
 今後語りつがれる試合の一つなんだろうなあ、これ。

 7回あたりまで見た(2対0でロッテリード、もう決まりかな、と思った)ところでご飯を食べに出て、戻ってきたら、なんと4対4で延長戦に入ってるじゃないか! わあ、リアルタイムで見なきゃ意味がない――まして結果がわかってる試合なんて見てもしょうがない――と普段なら思うスポーツの試合を、今日ほど「ビデオに撮っておいてよかった!」と思ったことはないよ!!

 9回裏(ビデオ観戦)、先頭バッターはカブレラ。ウェイティングサークルでぶんぶんバットを振り回していたのに、バッターボックスでは「あれ、今、ピッチャーが投げるのが早過ぎた?」と戸惑うほど打つ気のまるでなさそうな立ち姿で第1球はボール。当てる気ゼロにしか見えないバントのポーズで、第二球目もボール。もしかして、四球狙い? 四球誘いのバントもどき構え?
 結局はツースリーに追い込まれてバットをおもくそ振り抜きヒットで出塁。バッターの基本はHit the ball hard! 当てただけならピッチャーに捕球されていたような打球だったけど、強く打たれた球はピッチャーの前で大きく跳ね返ってセンターの前に落ちた。

 後のないソフトバンクのベンチは、ここからバシバシ代打を送る。
 2番手代打バティスタは残念ながら1アウト献上。
 3番手代打大道は出塁。セカンドに進んだところで代走鳥越。この鳥越が三塁に向かう途中、捕球できずによろけたロッテ三塁手にぶつかった。走塁妨害を訴え認められたのか、1度はホームを踏んでベンチに入ったのだが、審判が角突き合わせて協議。審判に呼ばれて、鳥越は素直にベンチを出て三塁に駆け戻る。え、判定覆ったの? 王監督はベンチから一歩も出ずに泰然と構えたまま。
 説明は、「走塁妨害は認められましたが、妨害がなくてもホームには帰れていないと判断」ということで、三塁ストップとのこと。外野スタンドからメガホンなどが投げ込まれて試合が中断したが、監督も鳥越本人も「ま、そうだよね」って感じで常態のまま試合続行。それが結果的にソフトバンクに大きく傾いた波に乗り切れる流れを作ったのだろう。

 プレーオフに入って打てない4番松中を王監督はそのまま送り出す。ロッテのバッテリーは敬遠で満塁策をとる。スタンドはブーイングの大嵐。解説の栗山も言っていたし、わたしも「松中に振らせてやりたかった」と思った。甲子園で全打席敬遠された松井をなぜだか思い出してしまった。
 だが、この後に控えていたのはズレータ。逆効果だったんじゃないかなあ、松中の敬遠。「俺とやるっちゅーうんかい!」と怒っていたかどうかは知らないが、結果は……押し出しだよ、ベイビー!
 ここへ来て、マウンドの小林雅がかわいそうになってきた。松中も小林も、「おまえのおかげでチームはここまで来れた」という選手なのだ。一戦の重みを背負う立場に立たされるのは、まさしく選ばれた選手の証なのだろうけれど、それにしても……。

 10回表(リアルタイムで見た幸運よ!)、城島を欠いたソフトバンクってどうなるのかと心配していたが、キャッチャーマスクをかぶるルーキー領健(りょうた)は、2アウトをとりながら最後のバッターを前に硬くなって腕の振りが悪くなっているピッチャー馬原に、バッターにも丸わかりの右腕を振り下ろすしぐさを繰り返し、「腕を振れ!」と指示。馬原はこれに応え、見事に腕を振りぬく。バシッという快音と共に、ストレートがミットに吸い込まれた。スリーアウト!

 バッターの基本が「球を強く打て」なら、ピッチャーの基本は「腕を大きく振れ」。関取は「前へ前へ!」<そりゃ関係ないか。
 いや、しかし、基本中の基本のプレイを積み重ねて持てる力を最大限に生かす選手たちを見せてくれたこの試合を、BS朝日さん、よくぞ放映してくれました。本当に感謝するよ。BS朝日が見られるようにしてくれていた大家さんにも感謝。こんな名勝負を買わなかった地上波テレビなんか、みんなホリエモンに食われてしまえ!←時代遅れ?

 閑話休題攻守交替。
 いよいよ10回裏の攻撃。前の打席で打てなかったバティスタがまず出塁。続く鳥越は、これ以上ないというくらい美しいバントを初球で決める。バッターボックス少し前にぽとりっと落ち、そのまま跳ね返りもしないほど勢いを殺された球が、決して俊足には見えないバティスタを余裕で二塁に進めた。あの強い強いソフトバンク・ホークスが、高校野球のお手本のような野球をして勝ちに行っている。そんな試合を目の当たりにしていることに、身震いするほど興奮してきた。どんな方向からでも勝ちにいけるチーム。「ホークスって、本当の本当に強くなったんだなあ」とつくづく思った。

 結局、四打席、五打席と続けてヒットを打っていた川崎宗則の決勝打でホークスのサヨナラ。試合終了。
 うーん、いい試合だったよ、ほんとに!

 お立ち台でヒーロー・インタビューを受けた後、川崎がサインボールを持ってホークスのマスコットと一緒に(あれ、なんて名前だっけ?)外野スタンドに走っていき、ボールを投げ込んでいた。いいなあ。

 千葉県民としてはロッテにも勝たせてやりたいのだが、「抗議しないことで勝利を呼び込んだ男」(王監督)と「抗議することで勝利を引き寄せた男」(岡田監督)の対決がものすごく見たくなってきた。

 いやー、野球って、ほんっとに面白いですねっ!