ある女性整体師の日記

おかげさまで22周年!吉祥寺の「バキバキしない」まじめな整体院 きむらカイロプラクティック・吉祥寺

娘のグラグラ乳歯がすんなり抜けた理由

2012年05月09日 | カラダを考える子育て編

今朝、9歳の娘の下の前歯が抜けました。

昨夜から
かゆい〜
気になる〜
と、言っていた娘。

布団にはいる頃には、余計気になるようで、いじいじしていたので、
とりあえず氷嚢を作って、少し冷やし、寝かせました。

今朝、起き抜けに
「ママ、リンゴないのぉ〜?」と娘。
昨日、
ママが子どもの頃、リンゴかじったら、痛みもなく、するっと抜けた覚えがあるなぁ
なんて、寝しなに話を聞かせたからです。

あいにく、現在の我が家のフルーツの在庫は苺。。。

「あ!堅焼き煎餅がある!」
「げー!(娘)」

ぶつくさ言いながら、煎餅をかじっていましたね。

で、
「ママ...抜けた」

小躍りしちゃいましたよ、私。

我が子がまた一つ大人になった嬉しさと
自分のモクロミが、ものの見事に的中した爽快感。

Facebookにこのことを書いたら、
好きなママ友がコメントをくれました。

そのママはグラグラの歯はつまんでねじ切るらしい。

確かに。
実は私も昨夜はずっといじいじしてる娘にややイラつき、
そう言ってました
(もちろん、嫌がりましたが)。

私も昔やられた記憶あります。

グラグラ時期が、一番不快ですからねー。


けど、そこでふと考えました。


全ては結果オーライではありますが、
あえて、理屈っぽく考えてみました。


私は世の中の全てのモノには最適な負荷があるのかな、と思っています。

歯だったら、噛むことが最適な負荷であり、同時に使命でもある。

ということは、下の歯なら、上の面からの適切な荷重が良いわけで。
実際はすり潰しによる横方向の負荷もあるはずですが、
それでも上からの負荷ありき、です。

つまんで引っ張られる、なんてことは構造上、想定外のアクシデント。

しかし、一生に一度の歯の生え変わりは、ヒトにとって想定内。


だから、
最後まで最適な負荷を与えてあげることが、
その歯を素敵な最期へと導いてあげられるのではないか、
と思うのです。

つまり、何が言いたいかというと、

抜けそうな歯は引っ張って抜かない方がいい。

咀嚼中に抜けるのがやはり自然なのだ、ということです。


(イライラして、抜こうとしたことなど、とうに忘れている)

ただ、虫歯とか、他の病気がある場合はわかりません。
あくまでフツーの場合。

今の子どもは顎が小さいし、
下の歯が出てこれない、なんて場合もありますね。
そのあたりはよくわかりません。

あー、
歯科の仕事をされている患者さんもたくさんいるのに、
エラソーなこと書いてすみません。

ただ、演繹的に考えると、(←カッコつけてる)
そうかなぁ、なんて。
ま、たいした話でもないですが、
歯無し娘の母の、ちょっと真面目なハナシでした。
 
 
 
 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする