ある女性整体師の日記

おかげさまで22周年!吉祥寺の「バキバキしない」まじめな整体院 きむらカイロプラクティック・吉祥寺

新型インフルエンザがやってきた

2009年11月02日 | Weblog

先々週は2歳の息子が発熱。

先週は夜中に7歳の娘が39.3℃の熱を出し、翌朝に小児科の個人医院に連れていくと、インフルエンザ検査でA型陽性。
予想通り新型インフルエンザと言われ、タミフルドライシロップ、解熱剤(カロナール細粒)、咳・鼻水用の混合薬を処方されました。
できるだけ薬に頼らずにがモットーの私ですが、今回は飲ませてみようかと思い、そう話しましたが、
本人が「薬は飲まない。自分で治す。」というので、服用せず様子を見ることにしました。
1,2日早く解熱しても、土日をはさみ、登校スタートできる日が変わらないこともあり、私も仕事を休ませてもらって(スタッフの皆さまご迷惑をおかけしました!)、じっくり付き合う覚悟ができていたから、ということもあります。
また、自分で治す力をつけるには、自分で治した経験無しでは難しいと思っています。
そして、早く治ることが必ずしもベストではないかもしれない、からです。
心の中では1日も早く治ってほしいの願っているのですが、こどもが丈夫に育つために、免疫獲得の理屈を頭で考えると・・・矛盾していますね。

タミフルを作った国スイスではインフルエンザになっても、タミフルを使わない場合がほとんどだっていうし・・・。
ただ、インフルエンザ脳症はなぜか日本人やアジア人に限って多いらしいので、やっぱり心配はつきまといます。

娘は高熱のさなか、おでこのあたりが少し痛い、と頭痛を訴えていました。発熱によって脳が「腫れ」気味なわけです。
熱は脳にある血液脳関門の働きも低下させるはずですから、通常よりウィルスが脳に入り込む可能性が高くなる。
そのため頭痛軽減、かつ脳炎・脳症防止のために頭部をガンガンに冷やします。
うちではスーパーでロックアイスを大量に買ってきて、昔ながらのゴム製の氷枕で冷却しました。
本当は帽子みたいにかぶることができる頭用氷のうがあればいいのですが。どこかのメーカーさん、作ってくれないかしらん。

自宅の冷蔵庫で作る氷より、空気が入らず密な氷なので、むやみやたらと溶けることはないのですが、39℃の高熱があるときは、さすがに頻繁に変えました。
今回は両脇のリンパも一緒に冷やしました。

両親がこういう仕事をしているからか、娘も冷やせば治ると信じて疑いません。そのため、冷たい!と嫌がることがないので、その点は助かりました。

私が解熱剤を飲ませなくても、大丈夫そうだな、と判断したポイントは

・熱が高くても、寝ることができる(でも、起こせばちゃんと起き、意識ははっきりしている)
・水分がとれている(おう吐や下痢がない)
・いままでけいれんを起こしたことがない


です。
解熱剤脳症など、解熱剤による副作用についても心配もありました。
下記は今回のメモです。

1日目 午前3時  39.3℃ 前頭部頭痛 ポカリスエットのみ
                 小児科受診
    
2日目 午前11時 38.6℃ 朝:おかゆと巨峰
     午後6時  37.5℃

3日目 午前8時  36.4℃

4日目 午後10時 38.2℃ 夜中、深い咳  

5日目 午前11時 36.6℃ 小児科受診 登校許可
                 咳が残る
もともと気管支が少し弱いらしく、いまだ咳をしています。
残りのウィルスを排出しているのでしょうか。

この数日で、私の友人の子供だけでも5人罹患した様子。
皆、船橋、蒲田、世田谷、新宿と地域はバラバラなのですが。
これがパンデミック?

ところで、今回家族の中で私だけ発症していません。
それがなぜなのかは、ある程度見当がついています。
その話は次回に・・・
(それまでに発熱したら、すみません)。

※今回載せたものは私のインフルエンザに対するあくまでも個人的な考え方です。

最後に、
今回、高熱の娘を見て心配でたまらなかっただろうに
私の考えを尊重してくれた院長に心から感謝します。

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