ニュースやコミュニティーサイトの情報をこまめに得ながら、ずっと換金のチャンスを見計らってきた私たち。
一度は52円まで落ちた豪ドル!!
自分たちの予想の域を超えた数字に、目を疑い戸惑いながらもその回は見送って。
そして再びこの火曜日に50円台半ばまで落ち、さすがにもう替えようか、それとももうちょっと様子を見ようか、本気で考えなければならない時が来てしまいました
どうしようどうしようと言ってるうちに一日が終わり
ところがその夕方からです。
いきなりレートが上がり出したではありませんか
56円まで落ちてたのが気が付くと60円台に
普段は落ち着くはずの夜中も上がり調子で65円まで達し、今後が気になって眠れないトマト
隣で寝入っているぺーたんの肩をゆすり
『65円になってる~~』
と半泣きで訴えるトマトに
『う~ん・・・今言うてもしゃあないよ』
と半分夢の中にいながらもあくまで冷静な意見のぺーたん。
・・・まぁ、それはそうだね
んじゃおやすみ
そして今朝目覚めと共にレートをチェックすると63円でした。
夕べとたいして変わってないやん・・・
昨日のことは忘れてしばらく置いとくしかありません。
それより先のことを考えましょう。と気持ちを切り替えまして。
久しぶりに遊びに来てくれたゆりちゃんと、お化粧をしながら他愛もない話をしていたところにぺーたんからの電話。
そして受話器の向こうの彼の口から夢のような情報が飛び出しました
12時までなら昨日のレートで換金できるというのです
その電話を受けたのは11時半。
半分メイクのまま出て行くわけに行かないので急いで仕上げ、お金を持ってゆりちゃんの愛車で郵便局にGO
53分に到着したものの先客がっ
情けない気持ちで57分まで待ったところで、焦りで舞い上がっている気持ちを抑え、とにかくぺーたんをガッカリさせるのが辛かったので、心の準備をしてもらうために、先に連絡を入れました。
『もしかしたら間に合わないかも
』
『間に合わなかったら仕方ないよ。とりあえず順番かまわず中の人を呼んで、12時までに海外送金をしたい旨を伝えてみて。』
そんなぺーたんの言葉に背中を押されて
『あのー・・・すみません・・・』
恐る恐るカウンターから一番近いところで忙しく動き回っている男性局員に声をかけてみました。
そしてその後は
『お願いします、一生のお願いです
』
と必死の神頼み。
最初は
『他のお客様の順番がありますので・・・』
と申し訳なさそうにしていた局員さんでしたが、気持ちが通じたのか、
『わかりました』
と作業中の仕事を止めて、急いで送金手続きにかかってくれたのです
『時間がかかってしまうので書類記入は後で結構ですんで』
と淡々と入力を始め、そして!
『無事間に合いましたよ
それではごゆっくりご記入を。』
と笑顔で差し出してくれた書類には、完了時間
11:59の数字が。
キャーーーっ!!!ありがとうございますーーーー!!!
ありがとうございます
!!!
何度も何度も頭を下げて、それでも全然言い足りないぐらいでした。
ぺーたんの冷静な判断、そして局員さんの親切なお心が起こした奇跡といっても過言ではありません
これぞ危機一髪でした。
一分遅かったら7円も高い65円で買うことになっていたということです。
本当に本当にありがとうございました
そして30分も車で待たされて伸びきっていたはずなのに、一緒に喜んでくれたゆりちゃん、ありがとう
ホッとしたところで、いったんお家に帰ってきてお昼ご飯を済まし、ゆりちゃんの知り合いのお店でお抹茶のおいしいところがあるというので、そこでお茶をすることに。
ドアを開けるとそこには、あら、ぶんちゃんがいるじゃないですか。
『ジンバブエから帰ってきたん?』と悪い半笑い顔でチクリ
最近顔を出していないのでなんか言われる気がしたよ。
彼の経営するバー≪GARAGE≫は、色んな意味でセンスが良くて、すごく居心地のいいお店なんです。
なによりぶんちゃんのおしゃべりがGOO
ただ元々お酒は飲まないあたくし
おまけにそれでなくても夜は弱いあたくし
バイト帰りに寄る馬力もなく
ごめんちゃい。今度ぺーたん連れて行くね
今度はふと視線を感じて振り向くと目が合い、にっこり『こんにちわ』。
そこにはトマトのバイト先の男の子。
かわいい彼女さんと仲良くケーキかなんか食べてました
ものすごく頑張り屋さんで、大学は奨学金を受けながら、生活費は少ない夜のバイト代のみでやりくりしている彼。
いつも険しい表情でテキパキ仕事をこなす姿しか知らないので、普通の学生らしい一面を見て安心しました
ところでトマトは抹茶ケーキとグリーンティーを注文しました
甘さ控えめで、しっとりキメ細かい抹茶生地がすっごくおいしかったです
≪HIRUMA Cafe RIR≫
↓
http://www.h-rir.com/
今日はゆりちゃんに久しぶりに会えて嬉しかったな
お互いもっと話したいことはあったはずだけど、とにかく元気そうで良かったよ
日本を離れるまであと二ヶ月余り。
それまで時間が合えばまた会おうね