ＭｃＬａｒｅｎ Ｖａｌｅ その４．

目の前に広がるオリーブ畑。

　　　　　　


その中に佇む南仏風ともスペイン風ともいえるかわいいお家
ここが『Ｔｈｅ　Ｏｌｉｖｅ　Ｇｒｏｖｅ』です。



　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　


駐車場に車が停まっていないことから、またしてもここも我が家の他にお客さんがいないことは明白だ
待てよ。ここはワイナリーではない。
買う気がないことを引け目に感じながら入る必要はないのだ。
軽くお土産屋さん感覚で入ることにした。その通りだから。

　　　　　　　　　　　　　　　　


しかしうちのお猿は、頼みもしないのにカウンターに並べられた試食品のすべてを真面目に制覇した。
左から三番目、四番目、六番目がおいしかったらしい。
おまえはオリーブ評論家か。
向こう側にあるソースとペイストも制覇。　
そんな子に育てた覚えはない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


店員さんと目を合わさないように店を出たのは言うまでもない


帰りがてら、カフェに立ち寄った
『ＴＨＥ　ＴＩＮ　ＳＨＥＤ　ＣＡＦＥ』
ここはアワードを獲ったりしているコーヒーのおいしいお店らしい。
どうみても１２、３歳の子供がお店を手伝っている。
オーナーの娘さんだろう。
こんな年からコーヒー作りに携わっているのだから、将来はスーパーバリスタ間違いなし。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


ぺーたんはカプチーノ、るんるんとトマトはモカを注文。
どちらもすっごくおいしくてさすがという感じ
お店自体はその辺のカフェと変わらないし、特別雰囲気がいいというわけでもないけれど
本当においしいので、コーヒーの好きな方はマクラーレンに行かれた際は是非行ってみてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


ソファ席、オススメ

　　　　　　



夕方からはお友達のお家にお泊り。
アイススケートに連れて行ってくれるのだそう。
ディズニー・オン・アイスを観てだいぶ感化されていたので、お誘いを頂いて大興奮のるんるんだった

いってきまーす

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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ＭｃＬａｒｅｎ Ｖａｌｅ その３．

＊長くなっていますがお付き合いいただけると嬉しいです


ここに入ってみよう。




このワイナリーはランチを取ったお店からすぐのメイン通りにあった。
石造りの可愛らしい建物。

　　　


入ってみると平日だからかお客さんは私たちだけ
静まり返った室内で、テイスティングだけさせてもらうのは結構勇気がいる。
その割にはお店で一番高いワインをお願いした。
なんて厚かましい家族だ。
あなたも、買う気は無いけど雰囲気だけを楽しみたい。そんな時ないですか。
結局２種類頂いてお店を後にした。


緑の中をドライブ　気持ちいい～




つんつるてんの葡萄並木だって、それはそれで素敵




あ、ここに行ってみよう！
『Ｔｈｅ　Ｏｌｉｖｅ　Ｇｒｏvｅ』




視線を感じた
あら。お馬さんがこっちを見てる




車を降りてカメラを向けると近づいてきた！

　　　　　　　　　　　　　　　　


こんな間近まで
サービス精神旺盛なお馬さん。

　　　　　　　　　　　　　　　　


大喜びで車を飛び出す二人

　　　　　　　　　　　　　　　　


トマトもカメラを渡し、なでなでさせてもらった。

　　　　　　　　　　　　　　　　


餌を持っていないとわかっても離れない。
人間が好きみたい。
ひとしきり遊んでもらって帰りの挨拶

　　　　　　　　　　　　　　　


なんとも優しいつぶらな瞳に後ろ髪が引かれる。

　　　　　　　　　　　　　　　　


ありがとう、お馬さん。また来るからね

　　　　　　　　　　　　　　　　


振り返るとこちらを見ていた。
車に乗り込み、走り出してもまだ見ていた。
よほど人間が好きなのだろう。


続く・・・・

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ＭｃＬａｒｅｎ Ｖａｌｅ その２．

一面に咲く黄色い花が春を感じさせるが、真冬です

　　　　　　　　


情報収集にちょっくらインフォメーションセンターに立ち寄った

　　　　　　　　　　　　　　　　


オシャレなサインが立っている。　LONDONまで16,242kmだって。
お庭に欲しい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


素人画家の絵画展が行われていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　


コンペティションが行われていたのでるんるんも評価をさせてもらうことに。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


先日”何のとりえもない”といったわが子ですが、実は算数の他に絵もうまいようだ。
日本ではエミューの絵を描いて、市長賞を頂き表彰された事もある。
そんな彼女の目に留まったのはこちらの二枚。
他の絵には目もくれなかった。

　　　　　　


右の絵に決まった。
なぜかと聞くと、右の絵からは、画家さんの非常に強い愛が感じられたらしい。
そんなものなのか。
子供の感性も大事にしたい。



お腹が空いたので、インフォメーションセンターで得た情報を元に、まずランチをとることにした。
今日はお弁当ではない。
ホリデーだしたまには外食もいいだろう。

メインロード沿いにある『ＯＳＣＡＲ』に入った。
テラスで食べたかったが寒すぎたので中に移動。

　　　　　　

パスタをひとつとピザを二枚、注文。

　　　

値段もリーズナブルで、普通においしかった。



お腹が大きくなったところでワイナリーに向かうことにした。


続く・・・・


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ＭｃＬａｒｅｎ Ｖａｌｅ その１．

ぺーたんホリデー最終の、るんるんホリデー最初の週初めの昨日は、緑を感じに家族でお出かけしました
といっても今回は公園ではない。
向かったのはアデレード・シティから約一時間下ったところにあるワイナリー地帯で
我が家が大好きな、マクラーレン・ヴェイルです。

長くなりそうなので、いくつかに分けてアップさせてください
ほとんどが写真ですけども。



最初に訪れたのが『DEYOUNG'S SALVAGE』というアンティークショップ。

　　　　　　　　　　　　　　　　


シャビーな看板がエントランスを華やがせている。

　　　　　　


おもしろい人形たちがお出迎え。

　　　　　　
　　　　　　


中はこんな感じです。




奥に広い。




ガラクタかと思うものから本物のアンティークまで色々置いてある。

　　　　　　


お店を出て車を走らせた。

窓の外に続くこんな景色は最高に気持ちがいい。
　



時期が終わって葡萄の木はつんつるてんだけど。





続く・・・


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マクラーレン・ベイル・ワイナリー巡り

夕べの願いが叶ったのか、天気予報を覆してなんとかお天気になってくれました
なのでじいじのステイ第７日目は計画通り、マクラーレン・ベイル・ワイナリーに出発

　　　　　　

一件目はここ　ＳＥＴＴＬＥＭＡＮＴ ＷＩＮＡＲＹ

　　　　　　　　　　　　　　　　

小高い丘の上からの眺めがステキです

　　　　　　

　　　　　　

ゲコーがお出迎え

　　　

家族経営の小さなワイナリーでとってもアットホームな雰囲気
カウンターで接客をするのはここの息子さん。
聞くと日本が大好きだという。
日本のホスピタリティーを尊敬していると話してくれただけあって、サービスも他のワイナリーとは一味違いました

　　　　　　

小さなお友達とお店を探検

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

彼のお父さんが窯でおいしいピザを焼いていると言うのでランチをとることに
右：ワインは飲みやすかったＲＥＤ　ＤＩＮＧＯをチョイス

　　　　　

このワイン、名前が名前なので、ラベルの怖い顔した犬は、当然オーストラリアン・アニマルであるディンゴかと思ったら、妹さんの飼ってるワンちゃんだというではありませんか。
・・・なんちゅうオチ

ピザがきましたぁ。

　　　　　　　　　　　　　　　　

すごくおいしいというわけではないが、独特のオリジナル感が出ていてそれなりに満足

みるみる曇り空へと変わるお天気を気にしながらも、ここのデッキでいただきました。
晴れてたらもっと気持ちいいんだろうな～



次に向かったのが　すぐ近くにあるＣＨＡＰＥＬ　ＷＩＮＡＲＹ

教会をお店にしてる

　　　　　　

名前そのままでございます

　　　　　　　

もう一箇所回りたかったけど、雨が降り出したり風が出てきたりと、完全にお天気が崩れたのでここで退散



家でちょっとユックリした後はまたこれ。
へっぴり腰で滑る

風が強くほとんどひと気がなくて、貸切状態でした。

　　　　　　　



明日は晴れるそうなのでボタニックガーデンにでも行こうかな




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Ｃｌｅｌａｎｄ Ｗｉｌｄｌｉｆｅ Ｐａｒｋ＆アデレード・ヒルズ・ワイナリー

じいじのステイ第三日目は、ちょっと雲行きが怪しかったんですがかまわず予定通りＣｌｅａｌａｎｄ　Ｗｉｌｄｌｉｆｅ　Ｐａｒｋに出発

　　　　　　　　　　　　　　　　

でもすぐにお日様が顔を出してこの通り

るんるんに強制されヤセ我慢してエミューさんに餌をあげるぺーたん。
ちょっとこの子、ものすごく足が短くない？
と思ったら、行儀良くお座りしてるんでした

　　　　　　　　　　　　　　　　

寝すぎ寝すぎ寝すぎ

　　　　　　　　　　　　　　　　

あんたはまた、よう食べるなぁ・・・しかも行儀悪いし・・・

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ちょっとはエミューさんを見習いなさいよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　

じいじ初コアラちゃんにそっぽ向かれ。笑顔も消える。

　　　　　　　　　　　　　　　　



動物たちと戯れた後は　近くのアデレード・ヒルズにあるワイナリーを訪れることに

まずはここ　ＨＡＨＮＤＯＲＦ　ＨＩＬＬ　ＷＩＮＡＲＹ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

窓からの眺めがまたステキ～

　　　　　　　　　　　　　　　　

ここで赤と白を一本ずつ購入しました

　　　　　　　　　　　　　　　　

次はこちら　ＳＨＡＷ　ＡＮＤ　ＳＭＩＴＨ　ＷＩＮＡＲＹ

　　　　　　　　　　　　　　　　

びっくりなことに、ここ、テイスティングでお金を取る

　　　　　　　　　　　　　　　　

５種類のワインとチーズ＆クラッカーが付いてワンセット＄１４

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
でも席についてキレイな景色を眺めながら、ゆっくりとテイスティングを楽しめるので、その価値はありましたオススメでーす






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バロッサ・バレー・ワイナリー・ツアー

じいじのアデレード第二日目はワイナリー巡りを楽しもうという事で
今回参加したのはこちらのツアー
Prime Mini Toursさんの　《Barossa Valley Supreme》コース（大人＄８９　子供＄５０）です
こちらのバスで五ヶ所のワイナリーを廻りまーす

　　　　　　　　　　　　　　　　


それではまずはWolf Blass Winaryから。
良いお天気に恵まれ、最高のワイナリー巡り日和です

　　　　　　


えー、結論から言うと、ここのワインが全体的に一番おいしかったです
手前の大きな顔はうちのじいじ。

　　

　　　　　　　


続きまして　Maggie Beer's Farm Shopへ

　　　　　　　


ここはワイン以外にも、珍しいピクルスや、ソース、オリーブオイル、ビネガーなど色んなものが置いてあって、お土産を買うにももってこいのお店でした。

　　　　　　　


ワインと間違え一気飲みしてムセかえるじいじ。　
普通は匂いで気付くと思いますし、だいたいからして、それ、グラスじゃないでしょうよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　


次に向かったのはBarossa Valley Estatesです

　　　　　　　　　　　　　　　　


ろくに飲めない私が言うのもなんですけども、ここのは何を飲んでも美味しくなかった・・・
でも私だけじゃないよ。他のお客さんもみんな一口飲んで捨ててたもん。

　　　　　　　　　　　　　　　　


ひとつ良かったのはプラッターランチが出たことです

　　　　　　　　　　　　　　　　


そして次に参りましたのは～Langmeil Winary

　　　　　　　　　　　　　　　　


ここは古くてこじんまりしたワイナリーでしたが、見所がいっぱい
希望者は無料ガイド付きでワイナリー見学が出来ます
私たちも参加したけど、なにしろマイペース四人組ですので、気がついたら途中から好きなとこに散らばってました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　


ワインに全く関係のない物だらけだけど、非常に興味深い。

　　


古い道具のある景色がとてもPretty

　　　　　　　　
　　　　　　　


最後はChateau Tanunda　
建物が一番大きく、バーカウンターも三ヶ所ありました。
奥にはズラーッと樽が並んでいて雰囲気満点

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　
この店員さん、本気です
心の底からここのワインを愛しているし、お客さんにも本気で勧めている。
それに釣られてか、それともここが最後のワイナリーだからなのか、はたまたそろそろ酔いがまわってきて、思考回路がおかしくなってきているのか、若い連中はボトルを一気にお買い上げ
テイスティングは７，８種類出てきたかな？
どんどん出てくるので、ぺーたんもじいじも舌が変になってきたと言ってました。
ちなみに私はとうの昔にギブアップ
あれ。　そういや、じいじがいない

　　　　　　　　　　　　　　　　

って　そんなとこで何してんねん思いっきりグループから外れてる
そして何ポーズ付けてんねん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

しかも何チーズまでもらってんねん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

二つ目もらいにるんるん連れてまた戻るな　　　　
隔世遺伝やね・・・その厚かましさ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


最後に今回お世話になったバスドライバーさんと
なーんか愛想が悪いみたいで、最初は”この人どう？”って思ったけど、このツアーでたった一人の子供であったるんるんに、チョコレートバーをくれたり、自宅のお庭に遊びに来たコアラの写真を見せてくれたり、孔雀のいるところに連れて行ってくれたりと、色々と気をつかってくれて、実はシャイなだけでとっても心優しい方でした
人を見かけで判断しては絶対いけません。

　　　　　　　　　　　　　　　　


Ｂさん、ありがとうございました。おかげさまで楽しい思い出が出来ました

Ｂさんも、お仕事が落ち着いたら行くといっていた奥さんとのアジア旅行、楽しんできてくださいね



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ＷＩＮＥ ＡＮＤ ＦＯＯＤ ＦＥＳＴＩＶＡＬ・ＣＲＵＳＨ

本日快晴
こちらに戻ってからはじめてすっきり晴れました。
日中の最高気温３１度
アデレードの夏は湿気がなく、というか乾燥しまくりなので、このぐらいの気温なら全然しんどくないです。
日差しこそ強いものの、日陰に入ればそよそよと吹く風が涼しくて気持ちいい
これ以上上がらなければいいのに。。


今日は友人夫婦とその友人に誘ってもらって、南オーストラリア州でもかなり有名らしいアデレード・ヒルズにあるＳＨＡＷ＋ＳＭＩＴＨ　ＷＩＮＡＲＹに行って来ました～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今ちょうどＷＩＮＥ　ＡＮＤ　ＦＯＯＤ　ＦＥＳＴＩＶＡＬ・ＣＲＵＳＨ　というイベントが行われていて、たくさんのお客さんが来ていました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

一面の葡萄畑で～す。



お酒を飲まないトマトも青空の下、この美しい風景の中にいるだけで酔ってしまいそうでした



今回のイベントは、ここのほかにも何箇所かのワイナリーで行われており、お客さんは最初に５ドルでグラスを購入、そのグラスを持ってイベントに参加している好きなワイナリーを訪れ、そのワイナリーのワインをいただきます（もちろん有料）。
ワイナリーの中でおいしいワインと食事を楽しむ、というもの。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

小腹が空いたというのでマッシュルームサラダを注文。
大きなマッシュルームふたつにサラダがちょこん。
これで１２ドルってどうなん？って感じだけど

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

もう一箇所行ってみることに。
さっきのワイナリーの店員さんお勧めの・・・えーっとなんてとこだっけまた忘れた
ツアーバスが何台か着いています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

こちらも大盛況です



私たち６人はランチにビーフバーガーを頂くことにしました。
ハンパなく大きい。ごつい。かぶりつくの、絶対無理。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Ｂ君の顔ほどあるよ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ぺーたん以外は皆ギブアップ・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

くつろぐ人々の向こう側ではロックバンドによるライブが行われています
ヴォーカルはエルビスプレスリー級のモミアゲを持つカッコイイおじさんでした
ちなみにオーストラリアではモミアゲのことを別名、ＬＡＭＢ　ＬＥＧ（羊の足）ともよぶそうです

　　　　　　　　　　

日本を離れて一年。
こちらにいる間も、一時帰国中も、日本のいいところばかりがたくさん見えて、改めて、自分達は恵まれた環境で生きてきたんだなーと、戻ってきてからもなんだか心を半分日本に置いてきてしまったような変な感じだったけど、やっぱり”永住権が欲しい”と思っただけあり、こちらにはこちらの良さがすごくあって、特にこういう雄大な風景に触れると、オーストラリアはすごいな～と感じます。
もちろん日本の自然もとても美しいけれど、日々の忙しさに追われるせいか、または興味を引くものが他にありすぎて、いつもそこにあるそのもののありがたさや、もしかしたら存在にすら気付く機会が少ないのかも・・・。

自然の美しさに触れた瞬間の、あの心がゆっくりとほどけていくような感覚。。
普段よりも優しい気持ちになれたり、素直になれたり
人間の暮らしというのは本来自然と共にあるべきで、それに逆らわないことで誰しもが人間らしく、自分らしく、いられるのかも知れないですよね


アデレードの中心街は結構忙しいけれど、少し足を伸ばすとこんなオーストラリアらしい景色が何処までも広がっています
お気に入りの本とおいしいお茶さえあれば何時間でも過ごせそう
今　海のすぐそばで暮らしてるけど、緑と水、両方あったら最高だろうナ～
ってそんな贅沢なこと言ってたらバチが当たるネ



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