いよいよダービーです!
前売りでは単勝1番人気がフサイチホウオーの1.8倍と圧倒的な支持を
得ている。ホウオーは確かに強いが単勝180円になるほどの信頼度は
あるのかと言うと自分の中でのはNO!だ。
皐月賞は確かに負けて強しの競馬だった。負けたとはいえ着差は僅かだし
最後の脚色は1、2着馬を遥かに上回っていた。
ただこれまで勝っても着差は僅かであり、力で捻じ伏せるような強さ、
圧倒的な強さを感じないところに他馬にもチャンスがあるのではないかと
みている。まあ逆転の可能性のある馬と言っても限られるのだが、
ヴィクトリー、ナムラマース、ヒラボクロイヤル、アドマイヤオーラ、
ゴールデンダリアあたりか。
ダービーは特別なレースだ。オーナー、調教師、厩務員、騎手、生産者と競馬に
関わる多くの人々にとって最高峰のレースである。
勿論、我々競馬ファンにとっても特別な思いがある人も数多いと思う。
自分は昨年暮れの中京2歳ステークスでアドマイヤオーラを見たときから
クラシック、いやダービーまでこの馬を追いかけてみようと決めていた。
期待通りにシンザン記念、弥生賞と重賞を連覇した。そして1番人気に
推された皐月賞はらしさを発揮できず4着。今回のダービーでは
距離不安や皐月賞でのレース内容から人気を落としているが今年の3歳牡馬
のなかでは少なくともベスト3に入る実力馬だと思っている。
皐月賞だってへばっているのではなく最後に着差を詰めているのだから
巻き返しの可能性は残されている。
オーラの最大の武器である切れ味勝負ならホウオーを負かすことも可能だろう。
切れすぎるが故に脚の使いどころが難しいかもしれないが岩田騎手が上手く
乗ってくれるだろう。折り合いの不安はない馬だし距離は持つ。
数日前から騎手の乗り代わりの問題で話題になったが馬には関係の無い話だ。
どっかの記事でこういうケチが付いた馬はまずダービーは来ないと
言っていたが俺をオーラを信じてみたいと思う。
父アグネスタキオンはダービーを目前にしながらアクシデントにより
出走することすらできなかった。母ビワハイジはダービーに果敢に
挑戦しながらも厚い牡馬の壁の前に大敗した。両親の雪辱を期待してみたい。
馬券は単と馬単で流したい。