一般質問 ―体罰問題―

2013-06-13 20:02:28 | 東村山市の政治、議会
長い間ご無沙汰いたしました。

今議会の一般質問で
1点目は 自殺予防と精神障碍者の生活の安定の問題
2点目は 学校での体罰問題をとりあげました

今日は 体罰問題を報告します。

3月議会でも体罰問題を取り上げましたが
当時は、東京都からの指示でアンケート調査を行い、集計の最中だったので
今議会で、当市の実態を知るために質問しました。

東京都がすでに調査結果を発表していました。
都の発表は、体罰のひどいと思われるものを公表するとしていました。
質問通告書を提出するに当たって 都のHPで調べたところ
1中で部活の際、体罰があったと公表されていました。

議会でこのことを確認しつつ
その他、子どもたちから訴えのあった体罰は何件か
ときいたところ
1件と言う回答。 
耳を疑った そんなはずがない

繰り返し問う内に
数件訴えがあったが、体罰とは思えなかったので報告しなかった
という答えでした。

それでは体罰を本当に無くすことはできないと、私は思います。

1中の体罰を受けた生徒は一人で、
部活でのこと 3回あった
と答えましたが

それを ホームページでなぜ公表しないのかとの問いには
子どもを守るため と答えがありました。

私は、
公表しないことが子どもを守ることだとは思わない。
逆である

子どもが体罰を受ける時は 一方的に心身共に傷つけられる
それを 他の生徒や 教職員のことを考えて
子どもを守るためと言う口実で
保護者と共に体罰を隠したからこそ
体罰を受けた子どもが自殺という手段を取らざるを得ない結果になったのではないか
隠さないことが、
この間、体罰問題に端を発した事件での教訓であったはず
ここは キチンと公表して
学校 教育委員会が力を合わせて、
体罰を受けた当事者を守る姿勢を示すべき
と強く要求しました。

そのうえで、
教育委員会を先頭に
学校 保護者 生徒会 もちろん教育委員会 議会も

教育において体罰は絶対に許されないこと、
どんな理由をつけようともそれを教育とは呼ばないこと
を一致した認識とし
隠さずに解決に取り組む姿勢
を明らかにすべきだと思うのです。

議会では、検討させてください との答弁があり
私は その検討を待つことにしました。

6月11日 教育委員会からホームページで公表をした旨議員に通知がありました。
教育委員会の取り組みに敬意を表します。

市民のみなさん
〇〇学校で体罰があったらしいよ
あの学校は〇〇よね~
ではなく

体罰はだめだよね 
子どもたちを市民みんなの力で守らなくてはね!
先生方にも がんばってもらわなくてはね と
子どもと学校と教育を守るために
前向きに、お力をお貸しいただきたいとおもいます。


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