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東村山市駅西口周辺都市計画道路建設への都市計画素案説明会予告

2011-05-02 10:19:30 | まちづくり

今日2日、市役所にきたら下記のような都市計画素案の説明会などのお知らせが、議員のポストの入っていました。
あわてて、報告を書いています。

東村山市は鉄道立体化に伴うまちづくりを進めるため、都市計画素案の説明会を開催します。また、東村山市駅周辺整備の方向性(案)についての意見を募集します。

どちらも積極的に参加しましょう。

①都市計画素案の説明会は

都市計画道路3・4・10号線(府中街道と弁天橋間)の道路幅員を20.5mから16.0mに変更するための説明会です。

日時は 5月21日(土) 午後7時00分~8時30分
場所は 中央公民館3階ホール

です。大勢が参加して意見を言いましょう。

②東村山市駅周辺整備の方向性(案)の意見募集は

下の写真のような、イメージを掲載したチラシが東村山市のHP「東村山市政情報」より入手することができます。

東村山駅周辺のまちづくり、結局立体化に伴い大きな道路を作り

北側に新設する 『都市計画道路3・4・10号線』 と 南側の 『鷹の道』の間を

うるおい と 安全安心 と にぎわい の空間にする

東西の駅前広場の連絡が出来るようにするというものです。

しかし、東村山市の考えでは道路建設計画が先行します。

しかも、この道路計画や うるおいと安全安心と、にぎわいのある町への公共投資が一体幾らなのかは、具体的な事業が計画される都度発表となるもので、一切具体的な情報は明らかにされていません。

案への意見をといわれても、市民の皆さんには戸惑いもあろうかと思いますが、

お金がない、保育園も不足、特別養護老人ホームも不足、
長年働いて貢献してきた職員の退職金は借金でまかない職員に肩身の狭い思いをさせている
東村山市に対し、財政計画も含めたシビアな意見を上げることも市民の権利です。

説明会への参加、意見の表明を大いにしましょう。

 


東村山市の貴重な緑を切り裂く都市計画道路完成間近

2011-04-05 12:02:08 | まちづくり



上側の写真は、青葉町にある多摩北部医療センターを貫く都市計画道路3・4・11号線です。
都市計画道路3・4・11号線の数字の意味を解説すると
はじめの数字は 道路の区分を表し、3は幹線道路であることを示しています。
次の数字は 道路の幅員を示しています。4は22m以上30m未満を示しています。
最後の数字は 一連の番号です。

3・4・11号線は 幹線道路で、幅員22m~32m(歩道含む)の道路ということになります。 
貴重な緑を切り裂くこの道路は 所沢から東村山市、東久留米、西東京をつなぎ新青梅街道に抜けるらしいです。
都の事業です。

この道路の両側には、青葉棟と桜棟という二つの老人ホームがあります。
道路計画によって、分断され、さらに二つの老人ホームを一つにして、定員も減らしました。
また、今後、都立だったものを、民間に委譲。これから民間社会福祉法人が建設を始めます。お年寄りがまた引越しを余儀なくされます。

下側の写真は、この道路の東村山側から所沢方面に向かう町並みです。
たくさんの住宅が建っていますが、この方々を立ち退かせることになります。
この地域の人たちは、住宅を買ったときにその旨説明を受けているはずなので、反対はない というのが東村山市や都の言い分です。

こうした道路を作ることで、災害のときに、ライフラインが確保できると市長は言うのですが、でも、市内には狭い幅員の道路がたくさんあり、こうした都市計画道路をいくつ作っても、狭い道路が広くなるわけではなく、
逆に、狭い道路の沿道を耐震化することに心血を注ぐほうがじ重要だと思うのですが違っているでしょうか。
防災都市東村山の向かっていくところをしっかりと見据える必要があります。

鉄道立体化⑥=東村山市の事業計画は何でわかるの?

2011-01-04 13:47:43 | まちづくり

鉄道立体化事業計画
まだまだ市民にその中身が十分に知らされていないと感じます。

例えば、この間、東村山市としてもこの計画に調査費が計上されてきました。
H19年度  633万円 計画の概略、アンケート
H20年度  300万円
H21年度 1000万円 企画資料作成、まちづくり協議会での現状課題整理などのアドバイス? 決算は2100万円なっています。
H22年度 1800万円 3・4・10号線の立体化後の有り方検討など道路計画の策定などです。
(いずれの数値も予算をベースにしています。)

これらの準備金の成果物で、市民に公開されているのは下写真の
【東村山駅周辺まちづくり基本構想】というリーフレットのみ

駅周辺交通量調査が行われていますが、その報告書は公開されていません。
市長は、情報を市民と共有するといっているのに、特別の手続きをしなければ情報が手に入らないのでは、共有したことにはならないと思います。

上の写真はどこを立体化するかという概略図です。
素案の説明会後、私の一般質問で、踏み切り立体化に伴う付属街路のうち2本を東村山市が負担すると答えがありましたが、

鉄道立体化事業は、都の事業なのになぜ東村山市が負担するのかという質問が寄せられました。

この付属街路のうち、事業終了後、地権者に返却するなら都が事業費を負担するが
道路として使用する計画なら東村山市がお金を出して整備することになるということです。

道を使おうが使うまいが、そこに現在人が住んでいれば立ち退きを迫られるのに変わりはありません。

いずれにしても、もっときちんと情報を出し、
地権者を含めた市民に十分説明をしなければならないのではなかろうか!

上記写真のリーフと概略図は、東村山市のHP=まちづくり、若しくは都市環境部まちづくり推進課からダウンロードできます。
ぜひご覧下さい。


鉄道立体化事業④=何も知らなかった付属道路予定地の住民

2010-12-13 15:12:48 | まちづくり

鉄道立体化事業の説明会会場で、
予告なく、自分の家が立ち退きの対象と知らされた住民のみなさんが戸惑っています。
当たり前と言えば当たり前の話

説明会では、鉄道に沿って5本の付属道路が作られることになっているとスライドで示されました。
その中に自分の家が含まれることを、
大勢の人に説明している中で、十把一絡げで知らされて、
喜ぶ人はいません。
私は、素案説明の前に、せめて当事者には説明があったと思っていたのですが・・・

5本の付属道路の予定地に、
一体何世帯何人の住民が住んでいらっしゃるのでしょうか?
私には見当がつきませんが、少なくとも、設計図を描いた行政の担当者は調べて知っているはずです。
だから、当日用地買収費や立ち退き料はおよそ70億円強と説明していたのでしょう。

しかし、その人たちには一言の断りもなく、勝手に用地買収地域と決めて、公の席で発表。その上、一番理解を得なければならない関係者への説明と了解をとることは後回しにして、都市計画決定を急ぎ、都市計画決定されたことを錦の御旗に住民を追い出すのでしょうか?

近隣住民の理解を得ることなく、
地域住民を無理矢理追い出して事業を進めることが許されるはずがありません。

どんなに大踏切などの安全確保が重要事業だとしても、

どんなに鉄道立体化が地域住民の切実な願いであったとしても

です。

やはり、事業の計画を進めるために、どんなに困難があろうとも
住民の理解を得るために、徹底した情報開示が行われるべきです。


鉄道立体化事業③=一緒に進む大型道路建設

2010-12-04 20:06:07 | まちづくり

鉄道立体化に伴う関連事業で分かったこと

一般質問で、鉄道立体化事業の関連事業について聞いてみました。
東村山市は、大踏切などの除却事業とともに、
都市計画道路3.4.10号線を整備する計画ですが、
どうしても一緒に事業をしなければならないのかと聞いたところ
「鉄道立体化とは道路事業なので・・・踏切の除却と共に整備する」と答弁。

3・4・10号線

鉄道を上にあげるとその下に、東西をつなぐ道路を作らなければならない。
その一つが、3.4.10号線です。

3.4.10号線は、府中街道のバイパス、新規路線から野口町の弁天池を目指し、その手前前川で行き止まりになります。
これまでの都市計画道路の建設費から私が独断で類推するに、
用地買収費も含めて50億円くらいかかるのではないかと思います。
これは、東村山駅東口からスポーツセンターまでの道3.4.27号線1250mでやく100億円掛っていることから、推論しました。
東村山市は答えててくれなかったものですから・・・

でも、スポーツセンターまでのきれいな道路は、もともと畑を道路に変えましたが、今度の3.4.10号線の計画地の上にはたくさんの住宅が有りますから、実際には50億円ではすまないと思いますが・・・

これを本当に作る必要があるのでしょうか?
財政問題を考え検討する必要があります。

東村山駅真下を東西につなぐ道路
3.4.27号線と3.4.9号線をつなぐ?

これは必要かもしれませんね、
せっかく駅があがったのだから、自由に行き来が出来ないのは損失ですから

でもこれ以外に
市のまちづくり計画によれば
3.3.8号線(府中街道のバイパス)
3.4.9号線(西口から東大和に向かう道路)
3.4.29号線(3.4.10号線と東村山駅西口をつなぐ)
3.4.31号線の一部(新青梅街道と鷹の道と3.4.9号線をつなぐ)
の道路計画があります。

これらが向う15年の中でやられるとしたら
一体いくら税金をつぎ込めばいいのでしょう。

それよりも、こうした計画を進めてもいいかどうか市民にあらゆる情報を開示して意見を聞くべきだと思うのですが、東村山市は方針が決まらないと言えないと言い続けています。
西口の情報が遅れ、市民が口を出すことが出来なかったあの時と同じことが起きようとしています。


東村山駅鉄道連続立体化事業②ー財政の話

2010-12-01 12:20:21 | まちづくり

鉄道立体化事業の財政計画は以下のとおりです。
しかし、あくまでも現時点での話です。

総事業費 610億円

説明会での回答を基に福田が試算した各負担割合は以下のとおりです。

西武鉄道  61億円 (事業費の10%)
国      274億5000万円(事業費90%の半分)
東京都   192億1500万円(事業費90%の半分の70%)
東村山市   82億3500万円(事業費90%の半分の30%)

上の負担割合の他に、鉄道付属道路2本分の建設費 20億円も東村山市
ただしこの半分は国の補助金とか

この事業費も、市民が説明を求めたから出てきました。
質問しなかったら、何も言わなかったのですよ!!
変ですよね、肝心要のことなのに

東村山市が負担するのは
鉄道立体化事業そのものの 82億3500万円 と
それに付随する 鉄道付属街路の建設費 20億円
ただし、その2分の1は補助金だから実際は 10億円?

更に、
立体化した鉄道の下を 新しい府中街道までつなぐ都市計画道路3.4.10号線を建設するが、その事業費は未定とのこと
でも、これからたくさんの家を立ち退かせ、土地を買収しその上で建設なので
100億円を超えることは想像に難くないと思うのだが
これは、今度の議会で聞いてみます。

鉄道立体化は、確かに必要かもしれませんが
それに伴う東村山市の事業は本当に必要でしょうか

お金が無いと言いながら
この事業費関連で
総額 92億3500万円
さらに 幾ら掛るかわからない道路建設

お金は有るんじゃないですかね~!!


鉄道立体化計画素案の説明会①=事業着手へGOサインをもらったつもり?

2010-12-01 11:55:47 | まちづくり

11月29日 夜の化成小学校体育館と
11月30日夜の中央公民館で
東村山駅を中心とした鉄道立体化事業の都市計画素案の説明会が行われました。

わたしは、29日の議会が終わって7時30分ごろ、化成小学校の会場に到着しましたが、会場はいっぱいの人のように見えました。
『見えました』というのは、帰りに目に付いたのが東村山市の職員の多さだったこと
地域の皆さんがどれだけ参加しておられたかとても気になりました。

翌30日の中央公民館にも足を運びましたが、こちらの会場もほぼ席は埋まっていました。
関心の高さを示しているのならいいのですが・・・

説明会は、スライドを使って、どこからどこまでが都市計画区間であるとか
鉄道を高架にするのはどのように行うのかとか
そうした説明でした。
下の写真は当日配布されたものをカメラで写したものです。

説明会は、夜7時~8時30分まで(会場の都合とか)
質問の時間は約40分
それでも多くの方々が質問をしておられました。と言っても、参加者は350~450人中
一日目は9人、二日目は12人で、それ以外にもたくさん手が挙がっていたですから不満が残ったのは当然です。

問題は、今回の説明会が、私がかねてより要求してきた
事業を始める前に、住民のみなさんに
「こんなこと考えているけどどうでしょうか」と意見を聞くために行ったものではなく、
すでに決定した事業の、法律に定められた手順の一つ
つまり、ゴーサインを出すための説明会だったということです。

今回の説明会を皮切りに、次々に準備が進められ、
鉄道立体化だけではなく、
東村山市の都市計画道路の建設計画も
ゴーサインが出たということで、準備が進められることになります。

結局、今回も東村山市は、肝心の事業費の明細も出さずに
鉄道立体化に合わせて、チャンスだからと
莫大な事業費をつぎ込む都市計画道路の建設に着手する事になるのでしょうか。
市民に賛否を問うこともなく・・・!

黙って見過ごせない事態です。
お金が無いからと言って、住民のみなさんの願いを次々に先送りしたり、教育費や福祉を削っておいてです。

つまり東村山市にはお金が無いのではなく、
お金は有るけど、それを市民のみなさんの願いを実現するために使う気が無いということではないでしょうか。

鉄道立体化に付随して都市計画道路を作る事業が本当に必要な事業か、今度も住民のみなさんの厳しい監視の目が必要です。 


鉄道立体交差化計画の素案説明会が行われます

2010-11-19 09:33:30 | まちづくり

西武新宿線東村山駅大踏切を中心に鉄道の立体交差事業が行われます。
東京都の事業ですが
これまで、東村山市は約500億円掛るが東村山市の負担は幾らか不明と言ってきました。
都市計画審議会でこの問題が報告された際、約70億円である旨の発言があったようです。

しかし、それはあくまでも東京都が行う、5つの踏切を立体化する事業の費用です。

東村山市は、地域の自治会役員などをいれたまちづくり協議会で、立体化に伴い東村山市の道路建設計画をどのようにするか、
どんなまちにしたいかなどの検討をさせてきました。

私の、早くからこの問題での情報を開示して、市民の意見を広く聞くべきとの要請に、
今情報を公開するのは早すぎると言ってきましたが

今月、29日と30日の両日、素案の説明会を開くと発表しました。
時間は両日とも 午後7時~8時30分
会場は 29日が 化成小学校体育館
同じく  30日が 中央公民館ホールです。

道路計画の詳細と、事業費の詳細が報告されるべきだと思いますが、
どのような説明会になるのか、
きちんとあらゆる情報が住民の皆様に開示され、説明されることを期待しますが、

多くの住民のみなさんの参加がそれを保証するものだと確信します。

東村山駅西口再開発では、住民説明会の時はすでに住民の意見は反映できない時期となっていました。
お金が無いと言い続けている今の時期での大型公共事業です。
住民の命と安全を守るために必要な事業に限って実施する事が肝要だと思います。

説明会に参加しましょう。