林道を

　今日は長男と一緒に（歴史探偵ごっこ）＆（林道探索）。私のモトエ：大平から鳥屋まで｛大平・鳥屋線｝という林道が走っています。人吉から見ると北の方の山高いところに走っている林道です。私は初めて行ってきました。
　　　　　　　　　　

　ビックリしたのはその林道わきに（お地蔵さん）があるのです。江戸時代の刻銘が記されていました。林道がつくられたのは昭和時代でしょうが、むかしの山道を利用して作られたことがよく分かります。かなり山高いところに２基のお地蔵さんがおられました。
　林道とはいえ、狭いながらも全舗装です。時おり石が転げ落ちてはいましたが通行に不便なことはありませんでした。春の山の空気をいっぱい吸いながら森林浴に浸ってきました。

　　　　　　　　

　鳥屋（とや）には４軒しかないそうです。一人の方に出会ったので話を聞いてきました。（住めば都）とはいいながら不便なる所でした。でも、（住めば都）なんだろうなとは理解できました。
　いまはクルマ社会で不便さを感じますが、自給自足の時代はお地蔵さまが鎮座しておられて、それこそ（住めば都）だったところのようです。人がある意味我儘になって（不便と便利）を取り違えているのかもしれません。山の上に立って空気を吸いながら、ふと、そう思ったことでした。今日はゆっくりと過ごせました。

　今日の天気（）