なにがあるかは時の運

日々のできごと

文楽

2007-10-14 01:05:27 | Weblog
文楽見てきました。
去年に続いて2回目です。1回目で好きになったので。
義太夫もなんとか聞き取れる部分があるだけに
案外分かりやすいんで、伝統芸能の中ではかなりオススメですよ。
なのにねぇ……客席半分以上空いてるんですもの。勿体無い。
チケ代だって安いのになー。

今日見た演目は、夜桜お七で有名な伊達娘恋緋鹿子と、生写朝顔話。
伊達娘…は三味線の調子がよくて、ノリノリですよ。
朝顔は、朝顔ちゃんが筝を奏でる後ろで別の人形がノリノリでした。
そんなノリノリの二本立て。
両方とも、見せ場でヒロインの女の子がばっさ~っ!と髪を振り乱すのです。かっこいい!
こういっちゃなんだが、女の子の声もオジサンが出してます。
なのにねぇ…健気というかいじらしいというか。どう考えてもオジサンが甲高い声出してるだけなのに(笑)、ちゃんと脳内では女の子の声に変換されてるらしくて、胸にじ~んとくるのですよ。アァ知らなんだ、のくだりはほんとに鳥肌立つくらいズキンときます。

来年も観るぞー