花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

ソヨゴ(冬青)

2023-01-12 15:23:47 | 花の名前
ソヨゴ(冬青)
  学名:llex pedunculosa
  科名/属名:モチノキ科 モチノキ属 常緑高木
  別名:フクラシバ     花ことば:先見の明

ソヨゴはモチノキ科 モチノキ属の常緑高木です。
日本では関東以西、四国や九州に自生しています。
あまり根を張らず比較的乾燥している場所でも育ちます。
生長がゆっくりなので手入れも楽なのでシンボルツリーとして好まれます。
ヨソゴは光沢のあるグリーンの葉と赤い果実が美しいのが特徴です。
果実には2~4cmの長い柄があり葉の間からぶら下がるように実ります。

ソヨゴは雄雌異株なので赤い実を付けるのは雌株です。
また雄株が近くにないとうまく結実しない事もあります。

ソヨゴの名前の由来
ソヨゴと言う和名の由来は風によってさわさわと葉擦れの音をたてる事から
「(風に)そよぐ」が変化してソヨゴとなったとされています。
樹高は3~6m程度で横に大きく枝を広げるような事もなく自然樹形で整います

ソヨゴの花はとても小さく地味な花を咲かせます。
直径5mm程度色はグリーンに近い白色です。
雄雌異株なのでそれぞれに花を咲かせます。

雄花の花は枝の先に密集するように咲くのに対して雌株の方が
花数が少ないのが特徴です。

雌株の花には2~4cm程度の長い柄があります。
花の咲く時期は5~6月で初夏の風が吹き始めた頃に葉の間に
光沢のある小さなグリーンがかった花を咲かせます。

実が赤く熟す時期は10~11月秋も深まり紅葉が始まる頃葉の間から
ちらちらと赤い実が見えるようになります。

ソヨゴの実は長い柄があるのが特徴です。

個体差がありますが
柄の長さは概ね2~4cm程度ソヨゴの実の直径は1cm足らずと小さく
柄の先にぶら下がる様に付きます。

フクラシバと言う別名の由来
ソヨゴの葉を熱すると音をたてて葉が裂ける事から付いたとされます。

                  2023.1.8 散歩で見た花 
                            LOVEGREENより


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
解説付きが嬉しいです。 (fumiel-shima)
2023-01-12 16:52:33
花はなさん、こんにちは。

ソヨゴと同じように赤い実をつける植物は南天や昨年末に紹介していただいたクロガネモチなどたくさんあるようですね。

花はなさんはいつも解説付きで紹介してくださるのでいっそう興味が湧いてきます。
ありがとうございました。
返信する
こんばんは^^ (sakurabana)
2023-01-12 21:50:52
ソヨゴですか^^
時々見かけますが
葉っぱがコガネモチの葉に似てるな
と思ってました
名前がここでわかってすっきりです
ありがとうございました。
返信する
fumiel-shimaさま (花はな)
2023-01-13 14:21:45
fumiel-shimaさん こんにちは。

冬は赤い実を付ける木が沢山あって調べても自信のない時に
何時もブロ友さんから教えて頂きとても助かっています。

ソヨゴの実は長い柄の先に実が付いていて可愛らしいですね♡

自分にわかるような解説を探して記憶に残したいと書き留めています。

コメントをありがとうございます。
返信する
sakurabanaさま (花はな)
2023-01-13 14:53:42
sakurabanaさん こんにちは。

ソヨゴはモチノキやクロガネモチと同じモチノキ科モチノキ属だそうで
同じ様な木の実の生り方や葉などが少し違うだけで??でしたが
ブロ友さんに教えて頂きやっとわかり私もスッキリでした。

コメントをありがとうございます。
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