2月16日(金曜日)、4年生は箕面市役所の職員のかたと北大阪急行電鉄の社員のかたを講師にお招きして、2020年に完成する予定の最寄りの駅(仮称)新箕面駅と(仮称)箕面船場駅、そしてその周辺のまちづくりについてお話を聞きました。市役所のかたや電鉄会社のかたは、多様な人が不便を感じずに住めるまち・施設にするために、どんな工夫をしているのでしょうか。最新の工夫を教えていただきました。まずは、箕面市役所地域創造部北急まちづくり推進室のかたから、駅ができると箕面市の交通がどう変わるのか。駅周辺にはどういった施設ができて、そのまわりではどんなまちづくりがおこなわれるのかお話いただきました。
子どもたちが歓声をあげたのはこの動画です。普段見ているまちに、実際に電車が走っている映像を見ると、すごくわかりやすかったですね!(仮称)箕面船場駅周辺では、大阪大学箕面キャンパスの移転や、市民ホール、図書館、歩行者デッキなど、見慣れた場所が一変する内容に、子どもたちはびっくりしていました。
また、(仮称)新箕面駅周辺では、バスターミナルや子育て支援施設の設置などを計画されているとのことでした。初めて知りましたね。続いて、北大阪急行電鉄さんの説明です。駅や、電車になされている誰もが便利に使える工夫について、教えていただきました。
外国から来られたかたや言葉がつうじにくいかたともコミュニケーションが可能になるシートや、多言語表示切替機能つきの券売機、ピクトグラムによる誘導、多機能トイレなど、本当に様々な工夫がなされていました。
最後は25分間に及ぶ質問大会となりました。「駅にゲームセンターを作ってほしい。」「水族館もつくってほしい!」といった要望から、「図書館はどんなつくりになるの?」「新幹線みたいに車内販売はないの?」「将来、止々呂美まで電車で行けるようになるの?」「どうして万博の会場線はなくなったの?」「ホーム柵を付けると、いざ線路に落ちたときにホームに上がれなくなってしまうから逆に危ないんじゃない?」「そもそもどうして延伸することになったの?」など、大人も思わずびっくりするような鋭い質問が飛び出しました。
どんな質問も真摯に受けとめ、答えていただきました。新しい駅にステキなグッズを販売するお店ができるといいですね。
みなさんに覚えておいてもらいたいのは、駅を利用する多様な人の中には自分やおうちの人も含まれていることです。今日きてくださったみなさんは、誰かだけではなく、だれもが使いやすい施設やまちづくりをめざしています。ともにいきる「共生」の視点を忘れずに、今日教えていただいた工夫を摂りいれ、3月に行う「かやのたうん」を成功させましょう。
北大阪急行電鉄のみなさん、箕面市役所のみなさん、今日はおいそがしいなか子どもたちのためにお時間をいただき、本当にありがとうございました。