日本的経営の三種の神器 2011年02月15日 22時30分24秒 | ビジネス 『くまもと元気!! 起業家ねっと』 熊本県で、いやいや九州で1番元気な起業家交流会です。 この起業家交流会を通して、中小企業の活性化をはかり、雇用促進や経済成長に少しで も貢献できればと考えて立ち上げました。 ぜひ、一度遊びに来てください。皆さんで九州を盛り上げていきましょう。 次回開催予定は、来月4月9日(土)19:00~です。 ===================================== お早うございます。 九州で社会保険労務士事務所開業を目指している人事コンシェルジュの岩切勝造です。 本日は、日本的経営の三種の神器といわれる日本的経営の特徴について、ご説明いたします。 1) 終身雇用制 2) 年功序列制 3) 企業別労働組合 これらが、日本企業の強さの源泉とされてきましたが、90年代初頭のバブル崩壊以来、 大きく揺らいでいます。 では1)の終身雇用制に触れてみたいと思います。 ご存知の方も多いと思いますが、終身雇用制とは雇い入れた従業員をできるだけ長期に わたって、原則定年まで、雇用を保障する慣行です。 メリットとしては、 「従業員の生活が安定する」 「企業に対する忠誠心が高まる」 「長期的な人材育成が可能となる」といったところですが、 その一方で 「仕事に対するマンネリ化」 「景気動向に適応した雇用調整を制約する」といったデメリットもあります。 日本の労働市場が未発達であることの要因と指摘されることも多いです。 明日は、「年功序列制」について見ていきます。