タラへ

ずいぶん昔の話ですが、映画「風と共に去りぬ」の終わりに主人公が夕焼けの大草原に立ち「タラへ帰ろう、タラへ」と言うラストシーンが今でも思い出される。

そのタラは今から行くケルト人の聖地タラと一緒かどうか知らないが、アイルランドに来たからにはどんな所か一度は見てみようと思っていた。

アイルランドに入ると道路標識がマイルからキロメートルに変り道路も狭く山並みも電柱も日本とそっくりでなんとなく郷愁をそそる。

タラの丘はタダの丘だ。アイルランド人には申し訳ないが、私達日本人からみるとなんの変哲も無い丘に見える。シンボルの石柱があり、近くに教会もあり、世界各地に散ったアイルランド人のなのか続々と観光客が来る。