『絆』日記

~ありがとう~

桑の実

2010-05-31 23:57:51 | 家族
皆さんが子供の頃、友達とどのような遊びをしましたか友達と鬼ごっこ、氷鬼、それともドロボーとケイサツ我が家のKKは絵を描いたり、家の中でかくれんぼやハンカチ落とし、またはボーリング等室内遊びを好んでいる気がしますゆうちゃんは外でとにかく走りまわれることならなんでもOKという感じ公園で鬼ごっこや、色鬼とかが好きかしらどんなことでも遊びにしてしまうのは子供の想像力に勝るものはないと思いますが、時代とともに友達との関わり方そして遊びは着実に変わっている気もします友達との関わり方については、我が家の住む場所は都心へのベットタウンにあるので子供の数は多いのですが、自分が子供の時のように気軽に『今日、今から遊べる』という感覚で誰かと遊んだり『あそこに行けば誰かがいる』という場所を見つけることはなかなか難しい気がしますそれは週末、習い事をしている子がいたり、それぞれ予定があったり誰かと遊ぶためにはいつ、何時からどこで遊ぶといった感じで細かい予定を決める必要があるような・・親自身も肩に力が入っているような・・・そして遊ぶ内容についても、近代化しているのでPCやゲーム等の最先端技術を使って遊ぶ機会が多い気がします時代の流れにそった遊びをすることはごく自然な流れであるのかもしれませんが、先週、子供を連れて実家に帰省し、私の伯父、伯母、従姉家族の住むお寺を訪れた時になんとも新鮮な光景を眼にしました従姉の長女は今年児童会長を任されているしっかりものの小6のお姉ちゃん私達がお邪魔した時、友達と遊びに行っていて不在でしたお昼が近くなったら、従姉が『帰りに弟が遊び行っているお家に立ち寄って弟を連れて帰るから大丈夫だよ』とのことそれを聞いただけで、地域の中に子供が育てられていることを実感し、地域をあげての子育てにジーンとくるものがありましたその後、久々の再会に皆でわいわいとお昼を終えた13;00過ぎに今度はお姉ちゃん宛に電話がかかってきました『いく、いく』と嬉しそうに電話口で嬉しそうに話すお姉ちゃんの声電話をきった後、お姉ちゃんが言いました『友達が誰も知らない秘密の桑の木がある場所があるから、そこに自転車で桑の実をとりに行こうだって行ってくるよ~』とのことなんとまぁお話の続きが現実になっているよう私はビックリと同時に感動しました桑の実を取りに行くことが普通の会話の中にあるということに自然が友達、まさにこういうことをいうのですね都会に住む子供達の中で桑の木を知っている子が何人いるでしょうかそして気軽に声を掛け合える関係そこには地域と自然が全て繋がった昔ながらの温かさがある気がしました彼女の心はきっと命をもつモノ全てを慈しむ心に厚みのある人になると思います帰り際、私達が車で走っていると伯父、伯母の家から3km程南に下ったところをヘルメットを被り、友達と嬉しそうに自転車を並べて走るお姉ちゃんの姿をみえました車中からKKとゆうちゃんが『バイバイ~』と手を振っていますそれに気付いたお姉ちゃんもバイバイ~と小さくなる山を後ろにみながら、ノビノビと自然の中で遊ぶお姉ちゃんがこれから拾うであろう桑の実を是非1粒分けて欲しいと思いました地域によって生活パターンがあるので地域に適応したベストがあるのだと思いますが、少なくとも私はKKとゆうちゃんに地域の温かさを、そして自然と共にある素晴らしさを体感して欲しいと思いました素敵な夜をおやすみなさいませ

朝顔の芽

2010-05-28 12:10:38 | 日記
皆さん、毎日の生活に追われていると『感動する』ことに立ち止まる機会を見失ってことってありませんか私も毎日走り回っているので『感動』をじっくり味わうことが減ってきた気がしますしかし、先日ありました感動を気づかされる一コマが数日前の夜、KKの机の上を整頓していると何やら誰かの名前が書いてある包みが置いてありました聞けば、学校でもらってきたのだとか振ってみるとシャッシャッと音がします『ん』『ママ、開けてみてよ』というKKに、そっとセロテープを剥がしてみると中には10粒程の朝顔の種が入っていました『種だよ、種朝顔だよ』KKが嬉しそうに叫んでいます『今植えてこようよ』というKKに『いやいや、鉢もないし土もないしまだ無理だよ明日じいちゃんとばあちゃんに買ってきてもらっておくからちょっと待ってて』という私『でもさ、夜でも朝でも種は早く土の中に入りたいんじゃないの今あるお花のところに一緒に植えちゃえば』と引き下がらないKK『でもそれはやっぱりねぇ・・・』結局KKは翌日、祖父母が揃えてくれた土を鉢に入れて朝顔の種を全部植えました初めて植える自分の種、自分のお花いつも花の水かけを率先してやるKKにとっては本当に自分だけの種があるということがなんとも嬉しかったのでしょうその嬉しそうなKKの顔ときたらこちらも思わずニンマリ『水かけて頑張ろう』というKKがなんとも微笑ましくて昨日の夜も歯磨きをしながらいいました『ママさ、お花だって『綺麗に咲いてね、早く咲いてね』と話せば綺麗に咲くんだよねだって、サルカニ合戦で『早く芽が出ろ、柿の種』ってカニがいってたら早く芽がでてたもんね』っと『そうかもしれないね』そしてついに2日程前に待望の一つ目の芽がでました一つは頭だけ出ている芽、もう二つは下を向いてそろそろ太陽を見ようとしている芽ばあちゃんから『KK、芽がでているよ』と朝一番寝起きに聞いたKK、パジャマで外に飛びだして『でてるよオー、KKの芽がでてるよ』と大興奮そしてその日の朝食後、人生初の絵日記は朝顔が主役でした子供の感動の芽が朝顔の芽を通して大きくなっていくのがこれまた私の優しさの芽に水をかけてくれましたそんな純粋な心を私も持ち続けたいと思います皆の中にある色々な芽も伸び伸びと育っていくことを信じています素敵な午後を

ハナマル

2010-05-27 12:44:27 | 日記
子供は大人から褒められることで自分が認められていることを感じ、人間的に温かさを兼ね備えた人に育つと私は思っていますでは、逞しさを育てるにはどうしたらいいのだと思いますか逆境に立った時にこそ、逞しさが育つ時なのかもしれないと私は思っています我が家の子供達、3歳違いの性格が正反対そのせいか、口を開けば喧嘩の嵐・・『これ貸してぇ』『ダメよ・・・』そしてポカリッ・・『うえ~ん』、『これ見せて』『ダメよ・・』『あっそう、意地悪』『うえ~ん』、『半分こ書くのに、黒板の真ん中の線がこれは真ん中じゃないジャン』『そんなことないよ、半分こだよ』その言葉に今度はキック、そして『うえ~ん』っとまぁよくそこまで喧嘩して飽きがこないものだとこちらが感心する程この状況下においてタティがいたり、両親がいたりすると私的にはかなり精神的にゆとりが出て『まぁ、喧嘩しても仕方ないか』とちょっと引いたところで受け止められるのですが、私一人でこの渦の中にいるとホトホト疲れてきます何がそんなに嫌でそこまで喧嘩をしているのかと・・そして我が家、只今タティが暫く海外出張で不在中で両親がサポートに来てくれているのですが、両親サポート終了後の一人で子供とやりとりをしている時に喧嘩が始まるとこちらも『もう』と吠えまくりしかし、3歳と6歳になった2人、今回は子供達に何度も話をしました『タティが今度の水曜日がくるまでいないのママ一人しかいないんだだから2人は絶対に喧嘩をしないでママの言うことを聞いてね毎日お利口にできたらカレンダーにハナマルを付けちゃうよハナマルが土曜日までついたらポケモンの指人形を買っちゃうよ』するとどうでしょう。毎朝泣きながら『ママ~』と泣いて起きていたゆうちゃんが、昨日の朝はKKの馬の上に騎乗して襖を開けて2人揃って『ママ、おはよう』と起きてきたではありませんかこっちがビックリ仰天『えら~い誰が考えたの凄い』と2人をむぎゅっと抱っこしましたすると2人は顔を合わせてニヤリ夜は私がゆうちゃんの牛乳を温めているとKK主導で『ゆうちゃん、こっちの布団持っててせーので布団を上にあげるよ。せーの』『はーい、これでいい』と2人で掛け布団を敷いてくれますなんとも嬉しいではありませんかそして寝る前の本もいつもなら『僕のが先に読んで欲しいの』『いや、僕の』とこれまた喧嘩になるところKKが『ゆうちゃん、いいよ先に』と譲り合っているのですこの2人はどうしてしまったのかと思ってしまう程です現在までに誇らしげにカレンダーに書かれている3つのハナマルポケモンにつられてお利口にしていてくれているような気もしますが、たとえそれがメインの理由であっても母を助けようとしてくれる子供を感じて嬉しい私です逞しくなっています今日も素敵な午後を

責任

2010-05-26 06:22:55 | 日記
皆さん、自分の仕事に対する力量にどれだけ自信がありますか先日、現在進行中のデーターベース構築の話し合いが終わった後、上司と職場の話になり、その中で上司と部下の関係のトピックになりました以前、とあるテレビ局でハイポジションの役職に就き、100人の部下を従えていたという上司話を聞いてみると、現在の職場の人についてかなり詳細を分析していることがわかりましたその分析力にさすがと私は思わず唸り声そして話の最後におそるおそる自分のことを聞いてみました『私は部下としてどうですか』とすると上司は笑いながら言いました『ひでちはね、今まで職場で怒られたことがないでしょうずっと守られてきたんだろうねだから、逆境に弱いのかのかなあとは多分アシスタント業務をメインとしてやってきてるけれど、一人で最初から最後まで一人で自己完結してやったことがないと思うから、そこをもう少し自立できるようにした方がよさそうだね例えば大きなイベントを自分の管理下で一人でまわしてみるとか』とのことなんとまぁその鋭いコメントにびっくり仰天確かにそれは当たっています今まで何人かの上司に仕えましたが、怒られたことはありません(全く価値観が合わず大喧嘩になった方はいますが)そして自分の仕事についても今まで国際会議の査証発行続きサポート、事務局設置のための国内外を問わない現地調整、会議のサイドイベントに関する経理処理、会議終了後の経理処理、月に4回開催される専門家の集まる研究会における運営等などをメインに仕事をしてきましたが、考えてみると大きな会議、イベントの断片的な一部は私の責任下でやっている仕事もありますが、トータル的な観点からすると私はとある案件について全てを把握してやっているわけではないのです一部については応えられるのですが、全てではありませんつまり言い換えれば、この案件についてはこの人に聞いてみたら確実なクリアな答えがもらえるというポジションではありません勿論、仕事によって、組織によって仕事の流れや仕事の内容が違うので一概にどの方法で事をやるのが得策であるというモノはないと思いますただ、自分の仕事に自信を持つという意味では上司の言うように恥をかきながらも一案件ずつ、全て自己完結していくことが自分の自信につながるのかもしれませんね以前、自己分析した時に思った二つのことを思い出しました①自分=これは確実に私にお任せあれというものがないが故、ある意味新しい仕事を怖れている②性格的に敵をつくってまでYes、Noをいうことを好まないので仕事で大きな岐路に立たされた時、何かしらの決断を迫られるようなポジションにある時自ら指揮をとるのは向いていないということです今上司はこれから始まるデータベース管理を私の責任下で運営することを考えています間違えたらかなりの影響がでてしまう、そして細かくて少し複雑なこのデータベースしかし、これはきっと上司が私を育てるための道を拓いてくれているのだと思い、頑張りたいと思います『このことなら全て彼女に聞いたら何でも応えてくれるし頼りになるね間違いはないよ』と言われ、それが自信に繋がって次への自分なりのステップになることだと思います今日も素敵な一日を

探し物

2010-05-24 00:01:52 | 日記
皆さん、忘れ物を探す時間を重ねてみるとトータルでどのくらいの時間を費やしていると思いますか私は人生の四分の一はいつも何かを探しているような気がします実は今宵もKKの連絡帳を探し続けていまだ見当たらず・・・確かに金曜日に連絡帳の先生のコメントを読んで、『こんなことがあったんだね』なんて家族の会話の真ん中にあった連絡帳・・・でもその後どこに置いたのかわからずなんです絶対にランドセルの中にしまったのだと確信していたのに、今夜、KKと明日のランドセルチェックをしたのにランドセルの中にはないのです何故、何故子供達には時に脱いだら脱ぎっぱなしでひっくり返って落ちている靴下や、眼鏡の形になって置き去りになっているズボンに『ちゃんと片付けなくちゃ駄目だよ』と喝を入れる割には、子供が寝静まった後一人でコソコソと探し回る自分がとても小さく感じますこんな姿子供に見せたらあっという間に威厳がなくなってしまいそうそれにしてもどうしてこんなにあっさり忘れてしまうのか・・・タティの分析によると私は1つのことしかできないのではいろいろなことが同時に起こると1つ以外は無意識になってしまう『きっと見つかる、大丈夫』とやたら根拠もなく確信しているのですぐに見つけようとしない。それゆえに時と共にそのものがどこかにもっと埋もれてしまうとのこと指摘されて少し納得したような、否定したいようなそして今日の夜、KKが言いました『ママ、金曜日に図書室で借りた本を返すのわすれちゃったんだまずいなぁママ、ランドセルの中に紙を貼っておいてくれる』っとそんなKKに一言『KK自分で返そうと覚えていなくちゃ返せないから、ママに書いてもらっておくんじゃなくて自分でおきても忘れないように覚えておくようにしなくちゃね』なんて言った自分がいますでももしかしてそれは自分への言葉なのかも・・自分の発する言葉は跳ね返って自分に返ってくるものですねそれにしても、明日もって行かなくては行けない連絡帳・・・これからもう少し探すことにします明日からの1週間、また頑張りましょう皆さん、おやすみなさいませ