『絆』日記

~ありがとう~

国際結婚

2010-05-18 17:31:35 | 日記
都心にいるからなのか、社会的な流れなのか近年、国際結婚する方が昔に比べてとても多い気がします街を歩いていると大抵、すれ違うカップルの中で1組は外国人と日本人のカップルという感じですそういう自分も国際結婚をしています国際結婚をしていると、国際結婚を上手くやっていくには何が大事ですか、時にそんなことを聞かれることがあります国際結婚を上手くやっていくには・・・ありきたりかもしれませんが身体と心に沁みついた言葉や文化・習慣を『自分』として保ちつつも、自分が今ある新しい環境(文化)に適応しつつ、相手を理解していくことが大きなポイントのような気がしますつまり自分のバックグラウンドに固執していると、違う文化の中に生きてきた相手のことも理解しにくくなり夫婦間理解も難しくなることもある気がします時にこうした異文化の中に溶け込めずに悩む人もいるかと思います我が家に関して言えば、タティはヨーロッパ圏の出身ですが保守的な考えが強く、どちらかというと自己主張をしながら、前に前へ進むというタイプではありません一歩引いてから、自分をだすところはむしろ日本人的です逆に私の方が『日本的ではないですねどちらかに住んでいたことがありますか』なんて聞かれる程です彼自身は、日本文化の礼儀、義理等も理解し自分にはしっくりきているのだとか今も会社の後、生け花のクラスを受講したり、一時は盆栽や日本庭園に興味を示してそれらに関する本を読みふけっていたこともありました食事については、タティの母国は農業国ということもありいわゆるファースフォード等に全く魅力を感じないようで和風の煮モノやお肉よりも野菜やチーズ、フルーツがとても好きで、どんな日本食でも美味しく食べています律義で時間を厳守し、約束を守るそんな日本人の生活も本人曰く、性にあっているとのこと彼が日本に来たこと自体、実は偶然のことでしたが、住んでみたらその社会に順応して楽しんで生活しているタティを見ると環境に順応できることができて本当に良かったと思います異文化を理解することで相手のことを知るそれはとても大事なポイントだと思います加えて、文化の違いを越えたところにある個人の意識、考え方、価値観の合致もとても大事だと思います日本人・外国人だからではなく『個人』が人と人との繋がりですよねこれからはタティは、子供の成長に伴い子供とのコミュニケーションも色々考えているようです子供が大きくなった時に自分が言葉の壁(読み書きを含)をどう対等の乗り切っていくのか等国際結婚は相手の背景にあるモノを受け入れた国際理解と、個人の尊重に重きをおけばよりよい楽しい生活になると信じています素敵な午後を