『絆』日記

~ありがとう~

卒園式

2010-03-31 23:58:23 | 日記
人生の節目となる『春』今年、新たなる門出を迎える皆様おめでとうございます今日、KKも無事に6年間通った保育園を卒園することになりました天候にも恵まれ彼のこれからの人生が更なる喜びに満ちていることを示してくれているような朝の光でした我が保育園、卒園児童、ユータ君、ユート君、KKの3名の温かなアットホームな卒園式全てが手作りで、先生方の優しさと在園生の想いが溢れてでていた式になりましたKKの大好きな薔薇色のバラの花に囲まれて、歌った大好きな『虹』の歌両親の笑っている似顔絵にお手紙を付けて両親に手渡しをしてくれたあの瞬間全先生達と一緒に撮った写真と先生一人一人からの寄せ書きが書いてあるなんとも嬉しい卒業証書精一杯の字で書かれている在園生からのお手紙一言ずつ噛み締めるように言ってくれた卒園児からの卒業の言葉そして嬉しそうに身体を揺らしながら歌ってくれた思い出のアルバム卒園式を観ながら彼の人生の出発点であったこの保育園生活約6年間、その毎日の生活を想うととめどなく涙が流れてきましたこの6年間本当にたくさんの人に支えられて、大切にされて、愛情を受けてのびのびと育てられてきたKK、そして私達家族は幸せですそして感謝です当初、約15名のクラスメートから始まったこのKKのクラスですが最後に一緒に卒業を迎えたのは3名の男の子大人になってもこの男同士の熱い友情がずっと続いていきますようこの春、中学一年生になるヒナちゃん、そして新小学一年生になるJoe君、ソタ君、リナちゃん、アヤちゃん、レイナちゃん、エリカちゃん、シュン君、ヒロト君・・新しい場所でたくさんのお友達をつくって素敵な時間を過ごしてくださいねそしてまた一つ大きくなる大事なお友達また大きくなった皆さんに会えるのを心待ちにしています素敵な春をおやすみなさいませ

通勤電車

2010-03-30 12:11:24 | 日記
皆さん、電車で移動の際、その乗車時間をどのように使いますか本を読んだり、携帯をやったり、曲を聴いたり貴重な自分だけの時間その使い方は様々だと思います私は電車の乗車時間は大抵、携帯のメールをする時間に使っています自分の時間を自分なりに使うのは勿論いいのだと思いますが、今朝の満員電車に乗っていた方の利用方法は如何でしょうかとふと疑問に思いました今朝も駅員さんに押されながら、押せ押せの缶詰状態で、通勤電車に乗り込みました体勢を整えるために片足を床から離すともう脚の置き場はなくまるで、フラミンゴ状態そんな状態の中、やっとの思いで手摺りのある角を確保しましたそして、ふと座席をみると一人流行をいち早くとらえた服装をしている若い女性が座っています『あら、可愛い服装』と思いながら彼女に視線を注ぎましたその彼女、立っている人達はつかまる吊り革さえなく指で全体重を支えている状態がみえているのかみえていないのか、定かではありませんが、そのうちおもむろにバックの中からコスメポーチを取り出しましたそして次々とマスカラやらアイライナーを取出しお化粧を始めましたそこはまるで彼女のためだけの空間まわりの人達はちらりちらりと彼女をみてますが、全くそんなのなんのそのという感じです・・・そういえば以前も似たような場面に出くわしたことがありますその時は会社からの帰宅電車の中でした仲良く腕を組ながら若いカップルが座席に座っていました2人寄り添うように座り、彼に何度も頭を撫でられている彼女はとても嬉しそう若いっていいなぁなんて思いながら数駅を過ぎると彼が先に下車をしました小さくなる彼に彼女は熱い視線を送りながら・・・そこまでは小説のひとコマのようでしたが、その先現実をみました彼女は自分のバックを大きく開けて何やら取り出したのです『えっ』と思った瞬間、彼女はなんと脇の匂いを防ぐBanで自分の脇をスプレーしたのです『それってあり』とさすがの私もビックリしました公共の場であるにも関わらず、まるで自分のまわりは壁で囲われていて自室の延長線上にいる感覚なのでしょうか公共の場が、自室だと各自思い始めたら大袈裟かもしれませんが、そのうち歯磨きをする人やパジャマで歩く人それぞれの人がそれぞれの思いで公けの場に現れてくるのも時間の問題なのかもしれない・・・と少し怖くなりました日本人の奥ゆかしさ、恥じらいそうした日本人が大切にしてきた美徳がだんだん失われれいることが少し不安になりました『自分がいる』ではなく『周りがいる』ことをもう少し考えて自分も行動しなくでは・・と思った朝でした午後も頑張りましょう

2010-03-29 12:52:36 | 日記
皆さんの近所で桜は咲きはじめましたか関東は肌寒い日々が続いていますが、桜は既に4月を感じとって綺麗な淡いピンクに色づき始め、行き交う人々の心を和ませてくれています季節ごとに咲き乱れる多種多様な花どの花の美しさもお互いに引けをとりませんしかし、桜はその中でも特別な花の気がしますそれは時に切なく、時に希望を感じさせる木だからです淡いピンクの先にある過去と未来週末、桜を観賞しに家族でとある場所を訪れましたいつも通勤電車越しに観る桜並木が、家族で訪れて近くでみると何故かより淡いピンクが濃いピンクに感じられる気がします川沿いの桜に『綺麗だね~』と覗き込むKK『皆で写真撮ろうよ』とバギーに座ったまま言うゆうちゃん一人桜のフォーカス写真を撮るべく柵越しに身を乗り出してシャッターを切るタティそして行き交う人々の楽しげな会話と屋台から香る甘い香ふと目を閉じると、今年のこの桜も私達家族にとってまた特別な桜の気がします自分の家族をもって6年KKが生まれて6年そしてこの桜とともに明後日の31日にKKは保育園の卒園式を迎え、来月には小学生になるのですなんとも時の流れの早いことKKが幼い頃、私が7:30に出勤のためそっと静かに玄関に向かうと後ろからヨチヨチ走ってきて『マンマ~』と言いながら大泣きしていた日々誰に抱かれてもニコニコしながら、自分から抱かれていった日雨の中、濡れないようにとバギーにカバーを掛けて保育園に向かって歩いていた時、そのカバーが息苦しいのかKKは何やらいいながらカバーを開けて、こちらは閉めてのやりとりを二人でしながら濡れながら保育園に行った日々机の下が好きでよくハイハイで逃げて行った日おばあちゃんの背中におんぶされて保育園に向かって歩いていたら何やら『っん、っん~』と言い続けて帰宅何が『っん、っん~』なのかと思いきや、翌朝その辺りを通ってみたら彼が自分ではぎ取ったヨダレ掛けがフェンスにかかっていたのだとか初めて関わった家族以外の社会、保育園最初は泣いていた日も少なくありませんが、温かな目をもった先生方に大切にされ、彼にとって保育園は第二の家庭そのものでした友達にも恵まれ、毎日のノートには毎回リナちゃんと二人で手をつないで出掛けている様子や、二人で何やら囁きあう会話が記載されていましたそのKKが明後日卒園式そう思うと今年の桜が一段と綺麗な色に光って見えますたくさんの別れと希望、様々な想いをのせて今年の桜を心の写真に写しておきたいと思います皆さん有難うございましたそしてこれからも宜しくお願いします皆さんにとっても素敵な春となりますように

ライバル

2010-03-27 02:09:14 | 日記
皆さんにとって、兄弟、姉妹とはどういう存在ですかKKとゆうちゃんは3才違いですが二人の関係を一言で言うとまさに『ライバル』性格が正反対であることもさることながら、あの二人の相手に対する燃え上がるような熱い気持ちはライバルとしか思えません常に繰り広げられるライバル対決昨夜ももちろんライバル決戦がありました最初はタティと男3人戦いごっこや、ボクシング等々を一通り大賑わいでいつも通り遊んだ後、最後に、私も含めて大人が子供を背負っておんぶ競争をすることになりました『じゃ、ママの背中に乗る人~』と聞いてみたものの、ママ馬の負けを確実視している子供達、誰も手をあげません『じゃ、タティ馬がいい人』すると即座に二人一斉に『は~い、は~い』と大人気ゆうちゃんなんかあからさまに『ママ馬、遅そうだもんねっ』となんてことそして二人で予想1等馬の騎乗を狙いプチ喧嘩結局、KKがママ可哀想だからと私を選んでくれましたが、ママ馬は案の定2番着そして今度はプチ競争ですKKはゆうちゃんと3才差なのでゆうちゃんは2回連続負けすると『ゆうちゃんは一番が良かったんだよぉ』と気合いを入れたガン泣きあまりに引っ繰り返って泣くので次のプチ競争では、KKにゆうちゃんに勝たせるように走るようにお願いしましたそしてその後行われた相撲でもゆうちゃんは勝つことを目的に取り組みに真剣しかしまたもや負け・・その直後『もうKKと遊ばないから。KK一人でやってよ』とまたしてもガン泣きはぁ・・・どうしたものかそしてその後、KKは『負けた~』といいながらゆうちゃんに勝ちを譲りましたそしてお風呂に入る時になったら今度はKKが泣いています『どうしてKKばかりが負けなくちゃいけないのゆうちゃんばかり勝つのはおかしいでしょ』と今度はKKが泣きながら大怒り私はライバル同士の泣きを挟んでどうしたらいいのかアタフタしていたらタティがKKを別の部屋に連れて行き、ゆっくり静かに話を始めました『KKがゆうちゃんより強いし、ゆうちゃんより速いことは皆知ってるんだよKKが勝っても負けても皆が本当はKKが勝ちだと知ってるんだよだからねぇ、ゆうちゃんに負けても大丈夫ゆうちゃんだってKKと本気でやったら勝てないのはしってるんだよだから、KKは時々は負けてあげていいのっね』それを聞いたKK、涙を拭いて半分納得したようなしてないような・・・でもなんとか泣くのを止めてお風呂に入りましたそれからはお風呂から楽しげな3人男の笑い声が響いています何を話しているのか私も加わりたくなりましたライバル同士何とも切なくなることもありますが、やっぱり一緒が一番なんですねライバルだけれど、憧れの相手であり守るべき相手であるそんな相手がいるって幸せですよねお風呂からでた後、KKが漢字のおさらいをしていたら、横でゆうちゃんが白板の前に立ち何やら棒を3本書いています。『ママ~、これは川って漢字だよね』といいながら思わずそのゆうちゃんにくすくすと笑ってしまいました大好きなライバルなんですよね兄弟、姉妹っていいですねおやすみなさいませ

時間

2010-03-26 03:54:55 | 旅行
時間の使い方、それは人生の目的によって様々です日本では電車も2分間隔で走っていたり、1分でもその電車が遅れればお詫びのアナウンスが車内に流れる程そして、仕事で誰かに会う時には10分前にスタンバッテいるのが普通そうした時間にきっちりした生活は本当に素晴らしいと思いますしかし時に、この時間にきっちりとした概念は、どこかに何かを落としてしまうこともあることもある気がします『何か』・・・それは、『精神的な余裕』『今を楽しむ』ということ留学中に学校のクラスメートになり、とても仲良しだった南米からの留学生、トーマス10年程前に彼の招待で、彼の家にホームステイに行く機会がありましたカラカスの空港に降り立ってみるともうそこはまさに南米空港内に降りた途端、暖かい空気が取り巻き、聞こえてくるのは耳慣れないスペイン語・・・何を話しているのか全くわからずにただただ圧倒されていたのを覚えていますそこからまた国内線に乗り換えて、彼の家に行き10日程ホームステイをさせていただきました1部屋を私用に貸してもらい過ごした10日間あの10日間で自分の体験したことのないことがありました一つは時間に対する考え方でしたある夜、彼に『明日は街まで買い物にいく予定だから楽しみにしていてね』と言われ、うきうきしながら眠りましたそして当日の朝8:00頃に起きて『どこに行くのかなぁ』といろいろなことを想像しながら部屋の前の広いマーブルの居間で待っていましたしかし9:00になっても10:00になっても誰も起きてきません『あれ』10:30近くに彼のお母さんがおきてきたので『そろそろ行く支度をするのかな』と待っていたらお母さん朝ごはんの準備です『あれ』スペイン語のできない私はただニコニコしながら食卓にすわりましたそしてその後起きてきたトーマスに『今日街にいくんじゃなかったっけ』と聞いたところ『行くよ、行く、行く準備ができたらね』との返事そして食後、そろそろ行くのかなぁと準備万端で待っていたのですが、まだ皆さん色々やっているようでトーマスと2つのハンモックに乗りながら話をしながら待っていましたその後も電子ピアノをやってみたり、家の周りを散歩したり・・そして『そろそろ出発だよ』といわれたのは17:00くらいでした日本であくせくした生活をしているからか、日本にいる時には電車が2分遅れればイライラしてしまい、9:00に出発ならオンタイムでなければ・・・という概念が自分身体に染みついていたことを目の当たりにしましたもう一つは今を楽しむということ丁度年末年始にお邪魔したのですが、年末には皆でワインを片手に一晩中皆でサルサダンスを始めとした様々なラテンダンスがボリュームアップで家中に流れし、楽しそうに踊っています何を話しているのかは全然わかりませんでしたが、皆本当に嬉しそうに、軽快なステップを踏んでいますそして、ニューイヤーの時間になると皆玄関から外に出て道を行きかう近所の人、そして偶然通りかかった知らない人にもハグをしてまわり、皆でニューイヤーを祝いましたなんとも人が触れ合う時のなんとも温かな感じその祝いは時間が関係なく楽しみたいところまで楽しむという感じでしたその10日間の滞在で、彼らの時間の使い方の根本には、いつも自分のペースで何かに終われることなく『今やりたいから今を楽しみ、今日の悔いがないように今を生きる』があるような気がしました時間を有効に使うということは一体どういうことなのか色々考えてますね自分にあったペースで楽しく時間を使っていきたいと思います限られた時間ですものね皆さんも素敵な時間を過ごしてくださいねおやすみなさいませ