『絆』日記

~ありがとう~

ぬくもり

2010-05-12 03:00:01 | プチ哲学
皆さん、自分の繊細なところと鈍感なところがどういうポイントにあるのか挙げられますか私に関していえば、相手の気持ちに対してはか・な・り繊細な反面、日常生活の細かいことについては鈍感といいますか単純だといいますか、細かいことまであまり気になりませんその鈍感さについて時にタティから『ママがここまで何事もなく上手に人生を歩んできたのはミラクルだね』と言われたりします改めてそういわれてみると、確かにおっちょこちょいの塊のような私が今まで大きな問題を抱えることなくこれたのは、全身全霊で私を受け止めてくれる家族、両親、そして常に精神的に隣りにいてくれている友達・・・そんな自分を支えてくれている全ての方々のお陰で今の自分人生が実りのあるものとして、何も問題なく生活ができているのだと感謝の念を感じずにはいれませんそうした方々以外にもたった一度その時、その場ですれ違った人から支えられたこともたくさんあります以前こんなことがありました南米に一人で友人に会いに行った時でした帰り彼の住む街から国際空港のある首都まで飛行機で飛んだ時です国内線から国際線への乗り継ぎにはバスに乗らなければならないらしく、国内線の空港にいた職員に英語でどのバスに乗ったらいいのか聞いてみたところ『あのバスだよ』というようにスペイン語で一台のバスを指差しました『グラシアス』といいながらそのバスに乗り込んだのものの、なんと乗っていくうちに『』段々とバスから見える街並みがちょっと違うような・・・活気に満ちた街が見え始め・・・あせった私は隣に座っていたおじさんに英語で『空港に帰りたいのですが』と何度も言ったのですがおそらく英語が話せなかったのでしょう相手が『』という顔をしながら私をみていますそんなぁ・・と思いつつも、その場に立ち上がって両手を広げて飛行機の格好をしましたそしてバスの後方を指差し・・・すると私の気持ちが伝わったらしく運転手さんに『この子が空港に帰りたいみたいだよ』と話をしているようですするとその運転手さん、大勢のお客さんを乗せたままバス停もないところでバスを停めて私の荷物をバスの下から出して、そして反対側の空港に戻るバスの来るバス停まで送ってくれたんですそしてバスが来るとその運転手さんに私が空港に伝えたい旨の言葉を告げて自分は私に手を振りながら、お客さんの乗っているバスに戻っていきましたなんとまぁその時にはその彼の優しさとそれを受け止めてくれたお客さんの心の広さに感動でしたこんなに優しい国、人があるんだなぁとそして空港行きのバスに乗り合わせた英語の話せる人が私のフライトを聞いてきたのでその話をすると『まだ時間があるから一人で空港にいるのは危ないから自分の空港のオフィスにきて時間を過ごしたらいいよ』と一緒に空港の彼の執務室に案内してくれて、コーヒーやその国の話等色々聞かせてくれ、最後は国の巨大ポスターまでいただいてきましたそして空港職員ということで、出発時刻には出国手続きも手伝ってくれてお見送りまでしてくれ・・・人間的な温かみに心を震わせましたその他にも、明日からフランス経由でタティの実家に帰るという前日最寄駅の構内でフランスの観光マップを開いていたら突然隣に座っていた外国の人が『フランスに行くんですか』と声をかけてきました『明日から行くのでどこか観光スポットにいこうとみてるんですが』というとその彼女は実は先週から日本にいる友人に会いにフランスから来たフランス人なのだとかえっ今はその友達と待ち合わせで駅で待っているとのことそんな偶然ってあるのかしらすると彼女が名所から裏道スポット、そして回るルートまで教えてくれて・・・彼女とはメール交換をしてその場を後にしました時には、飛行機に一人で乗っていたときなんだか怪しいフライトでフワフワしていて不安になっていた時隣りの座席に座っていた女の人と怖くなって二人で手を繋いで安全に飛行機が着陸するのを祈ったこともありますそう考えると本当に、いつもその場にいる一瞬すれ違った方々にもたくさんたくさん助けられて、今の自分があるのだと思わずにはいられません今まで受けてきた皆さんからの愛情と優しさと温かさを私にかかわってくれる方々はもちろん、人生の中で一瞬しかすれ違わない方々にもちゃんと返していかなくてはと思います人の温かさは何よりですよね皆さん、有難うございますおやすみなさいませ