1日記事が空いた間に季節は夏から冬へと変わってしまいました。
月曜日の最高気温は35℃で、夜も窓を全開、シーリングファンを回しても寝苦しいほど暑かったのです。こんなこと、真夏でも滅多にないこと。そして火曜日は28℃とぐっと涼しくなったのですが、水曜日、なんと最高気温が15℃でした。
こうなると、涼しいなんて生やさしいものではなく寒い!フーは、窓を開けたスクールバスの中で鼻が冷えて赤くなったというし、私は庭のウ○チ拾いで手がかじかみました。クッキーはゲ○ピーです。しかも明日の最低気温なんか1℃だって。。。。さむいよー。インパチェンスもこれで終わりかな?
先週はうちの学区のHomecomingだったのですが、この行事、毎年寒くて大変なはずなのに、今年は半袖で観戦に出かけるという珍しいゲームになりました。例年、凍えるような気候の中、毛布やフリースにくるまって観戦したり見物したりするホームカミングの行事、今年は薄着で楽しめてラッキーだったのかな?
ホームカミングというのは、アメリカの高校で行われる「母校週間」みたいなもので、各ハイスクールでは、最終日のダンスパーティーを頂点に、母校でのフットボールの試合や、日替わりの変わったドレスコードを楽しむ日、町中でのパレードなどなどを楽しむ、とにかく地元を巻き込んだ学校祭みたいなものでしょうか。高校生にとっては一大事なんです。
この時期の直前にはSprit Saleと言って、愛校グッズ(スクールカラーの服やら小物やら大物(?)やら)のお店もPTA主催で開かれるし、車には母校のチームへの応援が落書きされるし、モールのドレス売り場は女子高生でごった返して店員さんがクレイジーになる。
なんたって、一人が数十着のドレスを試着室に持ち込み、ほとんど誰一人としてそれを片づける子はいない。みんな床に脱ぎ捨ててまた次のドレスを取りに行くんです。あまりの徹底ぶりに、「これがアメリカの試着室のマナーなのね」とうちの娘ブーはすっかり誤解していました。私はさすがに、「それはないだろう」と思ったものの、ちょっと自信がなくなるほどの惨状。キレた店員さんが「Ladies!!」←ほとんどイヤミね(笑)と叫んで、脱いだドレスはきちんとハンガーにかけて元に戻すようにと呼びかけたので、そこで初めてフレッシュマン(9年生)たちはマナーを知るわけです。
とはいえ、ハイになったティーンネイジャーはもう完全にout of controlで、もう店員さんもあきらめ顔で黙々とドレスを片づけます。中学・高校の先生たちってすごいなーと思う瞬間。
ともあれ、着飾ってダンスパーティへ向かう前に、女の子十数人で出かけた食事会の写真をお見せしましょう!

いいな~、みんなお肌がぱつんぱつん。

親の世代は「私たちの頃はドレスの胸がこんなに開いてなかったわ~」と愚痴ってました。でもこんな楽しい高校生時代があっただけでうらやましいけど?
華やかですね~。あれ?男の子は??
この年代になると、ダンスパーティはデートになる子と、ひたすら同性のグループとがかなりくっきり分かれるようで、幸か不幸か我が娘たちは女の園を存分に楽しんでいる様子です。フーに至っては、フットボールのゲームは応援に行ったものの、ダンスパーティなんかパスしちゃってました。友達もみんなお互いに「あなたが行くなら行くけど~」というノリの悪い集団。類は友を呼ぶんでしょうか。楽しそうなのにねえ。

こちら、もう一つの山場、フットボールのゲーム。マーチングバンドやチアリーダーたちが活躍します。

最近ブーがおぼろげにルールを理解しつつあるフットボール
パレードでは街の中心を地元学校の体育会の子たちが練り歩き、お菓子をばらまくんだそうです。私は渋滞が怖くてまだ見に行ったことがないんですけどね。だいたい完全に道路を封鎖しちゃうから、川を渡って向こう側へも行けなくなってしまうのです。でも、ばらまいたお菓子の残骸が翌日ゴミとなって道路に散らばっている、なんて聞くとやっぱりガッカリしちゃう。モノを、特に食べ物を大切に、なんて発想がないんでしょうが、それはやっぱりすごーく良くないことだと思うよ、私は。
ところで、ホームカミングの一週間は、毎日学校で「スクールカラーの服を着てくる日」とか「全身一色でそろえてくる日」とか「パジャマで登校しちゃう日」とか「服を裏表(inside out)に着てくる日」とかのお遊びがあるのですが、この「indide out」というのがクセモノ…。いや、これはもちろん、シャツやパンツ(ズボンね)を裏返しにひっくり返して身につける、という意味ですが…これを逆手に取る発想をした子がすごいなーと思うんだけど…去年はこの日に、服の組み合わせを文字通りinside outに来て颯爽と現れちゃった子たちがいたのだそうです。つまり…内側にシャツやパンツを着て、一番外側にブラジャーとアンダーショーツ…確かにinside outですわね…orz
若く美しく、そしてうんと厳しい女性の校長先生が怒ったのなんのって…
今年、inside outの日はなくなってました。
まあ、そういうおバカな遊びができるのも若いウチよね、ってことで。ちなみにその主犯?の子、ストリングスの練習で我が家に来たこともありますが、普通の明るくて可愛い女の子でしたよ。楽しそうな高校生活。行事も勉強も、学科内の音楽活動も課外活動も充実しています。
↓ホームカミングやドレスショッピングについての過去記事もどうぞ!↓
2005/10/3 「ドレス!ドレス!!ドレス!!!」
2005/10/10 「ホームカミングとスピリットウェア」
2006/10/17 「ホームカミングへ」
月曜日の最高気温は35℃で、夜も窓を全開、シーリングファンを回しても寝苦しいほど暑かったのです。こんなこと、真夏でも滅多にないこと。そして火曜日は28℃とぐっと涼しくなったのですが、水曜日、なんと最高気温が15℃でした。
こうなると、涼しいなんて生やさしいものではなく寒い!フーは、窓を開けたスクールバスの中で鼻が冷えて赤くなったというし、私は庭のウ○チ拾いで手がかじかみました。クッキーはゲ○ピーです。しかも明日の最低気温なんか1℃だって。。。。さむいよー。インパチェンスもこれで終わりかな?
先週はうちの学区のHomecomingだったのですが、この行事、毎年寒くて大変なはずなのに、今年は半袖で観戦に出かけるという珍しいゲームになりました。例年、凍えるような気候の中、毛布やフリースにくるまって観戦したり見物したりするホームカミングの行事、今年は薄着で楽しめてラッキーだったのかな?
ホームカミングというのは、アメリカの高校で行われる「母校週間」みたいなもので、各ハイスクールでは、最終日のダンスパーティーを頂点に、母校でのフットボールの試合や、日替わりの変わったドレスコードを楽しむ日、町中でのパレードなどなどを楽しむ、とにかく地元を巻き込んだ学校祭みたいなものでしょうか。高校生にとっては一大事なんです。
この時期の直前にはSprit Saleと言って、愛校グッズ(スクールカラーの服やら小物やら大物(?)やら)のお店もPTA主催で開かれるし、車には母校のチームへの応援が落書きされるし、モールのドレス売り場は女子高生でごった返して店員さんがクレイジーになる。
なんたって、一人が数十着のドレスを試着室に持ち込み、ほとんど誰一人としてそれを片づける子はいない。みんな床に脱ぎ捨ててまた次のドレスを取りに行くんです。あまりの徹底ぶりに、「これがアメリカの試着室のマナーなのね」とうちの娘ブーはすっかり誤解していました。私はさすがに、「それはないだろう」と思ったものの、ちょっと自信がなくなるほどの惨状。キレた店員さんが「Ladies!!」←ほとんどイヤミね(笑)と叫んで、脱いだドレスはきちんとハンガーにかけて元に戻すようにと呼びかけたので、そこで初めてフレッシュマン(9年生)たちはマナーを知るわけです。
とはいえ、ハイになったティーンネイジャーはもう完全にout of controlで、もう店員さんもあきらめ顔で黙々とドレスを片づけます。中学・高校の先生たちってすごいなーと思う瞬間。
ともあれ、着飾ってダンスパーティへ向かう前に、女の子十数人で出かけた食事会の写真をお見せしましょう!

いいな~、みんなお肌がぱつんぱつん。

親の世代は「私たちの頃はドレスの胸がこんなに開いてなかったわ~」と愚痴ってました。でもこんな楽しい高校生時代があっただけでうらやましいけど?
華やかですね~。あれ?男の子は??
この年代になると、ダンスパーティはデートになる子と、ひたすら同性のグループとがかなりくっきり分かれるようで、幸か不幸か我が娘たちは女の園を存分に楽しんでいる様子です。フーに至っては、フットボールのゲームは応援に行ったものの、ダンスパーティなんかパスしちゃってました。友達もみんなお互いに「あなたが行くなら行くけど~」というノリの悪い集団。類は友を呼ぶんでしょうか。楽しそうなのにねえ。

こちら、もう一つの山場、フットボールのゲーム。マーチングバンドやチアリーダーたちが活躍します。

最近ブーがおぼろげにルールを理解しつつあるフットボール
パレードでは街の中心を地元学校の体育会の子たちが練り歩き、お菓子をばらまくんだそうです。私は渋滞が怖くてまだ見に行ったことがないんですけどね。だいたい完全に道路を封鎖しちゃうから、川を渡って向こう側へも行けなくなってしまうのです。でも、ばらまいたお菓子の残骸が翌日ゴミとなって道路に散らばっている、なんて聞くとやっぱりガッカリしちゃう。モノを、特に食べ物を大切に、なんて発想がないんでしょうが、それはやっぱりすごーく良くないことだと思うよ、私は。
ところで、ホームカミングの一週間は、毎日学校で「スクールカラーの服を着てくる日」とか「全身一色でそろえてくる日」とか「パジャマで登校しちゃう日」とか「服を裏表(inside out)に着てくる日」とかのお遊びがあるのですが、この「indide out」というのがクセモノ…。いや、これはもちろん、シャツやパンツ(ズボンね)を裏返しにひっくり返して身につける、という意味ですが…これを逆手に取る発想をした子がすごいなーと思うんだけど…去年はこの日に、服の組み合わせを文字通りinside outに来て颯爽と現れちゃった子たちがいたのだそうです。つまり…内側にシャツやパンツを着て、一番外側にブラジャーとアンダーショーツ…確かにinside outですわね…orz
若く美しく、そしてうんと厳しい女性の校長先生が怒ったのなんのって…

今年、inside outの日はなくなってました。
まあ、そういうおバカな遊びができるのも若いウチよね、ってことで。ちなみにその主犯?の子、ストリングスの練習で我が家に来たこともありますが、普通の明るくて可愛い女の子でしたよ。楽しそうな高校生活。行事も勉強も、学科内の音楽活動も課外活動も充実しています。
↓ホームカミングやドレスショッピングについての過去記事もどうぞ!↓
2005/10/3 「ドレス!ドレス!!ドレス!!!」
2005/10/10 「ホームカミングとスピリットウェア」
2006/10/17 「ホームカミングへ」
フーちゃんの冷静さも天晴れですが。
こっちの高校生、日本の高校生みたいに自由を満喫はしてないかもしれないけど、高校生活は結構濃いように見えます。ないものねだりなのかな~。
普段の勉強やスポーツが日本より気が抜けなくて大変な分、うんと弾ける場を用意しておくんでしょうか。
エンターテイメントのやり方が上手だし、華やかですよね。
お片づけについてはもうちょっと勉強してもらうとして^^;
ドレスアップガールズの皆さんキレイですね。
そしてみんな大人っぽい。。。
白いドレスの方はブーちゃんかな??
レディな感じでよくお似合いです^^
寒さでお風邪を召されませんよう。
おなかお大事にね、くきさん。
ただ今、中間テスト真っ最中でありまする。
世界一お行儀が悪いと言われるアメリカ人ですから、若いウチからこうして「改まった場にふさわしい」服装や言動を教育しているのだ!…と思いたいところですが現実はちょっと違うかもしれませんねー。
そうそう、白いドレスはブーです。みんな大人っぽいですよね。
クッキーも若い女の子、だーい好きですよ(今はだんとつでトレーナーのDさんですが)。女子高生、難しい年頃だろうに、みんな素直で可愛いです。
今でこそ、ブーは免許を取りましたが、それまでは学校帰りにコンビニに寄るなんていう自由が夢だったんですよ(笑)。一人で友達の家に遊びに行くとかね。こちらではデートも親の送り迎えですから。ある種の子どもにとって、交通手段がない、ということがこれほどのストレスになるとは私も最近まで気付かなかったんです。