ブーの春休み終了

ムスメが帰っちゃってつまらな～い！
とはいえ、やはり普段と違うペースに加えて、角膜潰瘍の騒ぎで大変な日々でした。なんたって、夜中１時間おきに目薬をささなくちゃいけなかったんです。

苦労の甲斐あって、翌日の受診では、見事潰瘍が小さくなり始めていて、”角膜専門医”へ送られる事態は避けられました。だいたい、ここまで放置してしまったのだって、フルタイムで学生をしながらフルタイムでヘアスタイリストとして働き、さらにバイトまでしているブーには時間が全然ないから、なので、とりあえずコンタクトレンズを止めて、毎日きっちり目薬をつけることでなんとかなりそうです。

問診したナースから、夜中にもきっちり目薬をさし続けたことを聞いたドクターは、ドアを開けて入って来るなり「お母さん、がんばったわね！毎時間、ちゃんと娘さんを起こしたんだって？」

いいえ、ムスメは起きませんでした。iPhoneのアラームが鳴り響く中、意識不明のムスメの右目を指でこじあけて目薬を差し続けたんです、１時間おきに。１日目は１時間おき、２日目２時間おき、私はロクに寝てません。そして２日目の２時間おきが終わった朝、ここを出て自分のアパートに帰るムスメは、こともあろうに「１時間ごとよりも２時間の方が辛かった。だって、せっかく見てた夢がとぎれとぎれになって寝た気がしないよ。」とのたまったのですさー、親の顔が見てみたいぞー


睡眠不足でボーっとしながらバレエのクラスへ行って「ムスメの目薬を差し続けてロクに寝ていない」という話をすると、「大変よねー、娘さん、いくつ？」と聞かれ「２２」と答えるとみなさん目が点。「ええっと、彼女が赤ちゃんの時の話…をしてるのよね？」「いや、昨日と一昨日だってば。」「ええええええええ」

ほとんどのクラスメートは「いつか睡眠不足から解放される日」を夢見ている、小さいコドモを持つ母親たち。あーあ、ブーちゃん、夢を壊しちゃった。「Motherhoodって結局終わらないのね…」ってみんなガッカリしてました。もっとも、たまにしか会えないムスメだからこそここまで甘やかしちゃうんだけど。

一緒に暮らしていた頃は、バレエの衣装、ジュエリー、小物、お菓子、パン…と常に何かを作っていたブー、あまりの忙しさに、もうずっとクリエイティブな作業をしていない、と元気がなくなっていました。なので一緒に、赤ちゃんが生まれた友人へのプレゼント、ダイパーケーキと安売りしていたビーズを買いあさって、ブレスレットを作りました。

ダイパーケーキ。Dr.Seussの絵本FOOTにちなんで（？）くつしたいっぱい！ケーキの土台はおむつです！


どんな組み合わせもOK！


「どうでちかね。」

どんなティアラも似合ったほぷちゃんのレベルまであと500年くらい。

たくさん食べて、遊んで、一緒に買い物もして、クラフトもして、私とオットの髪の手入れもして帰ったブーちゃん、無事400kmの道のりを帰宅！元気にお仕事に戻っているようです。学校は来週から再開。短いけど充実した春休みでした。目はくれぐれも大切にね！