今年はブラッドフォードペアの紅葉が早い。
水不足の夏が過ぎ、秋が来てもまだ雨がろくに降らないせいかな。
「犬は視界モノトーンだぞ。紅葉なんかわからないんだぞ、おまえ。」
「ボク、いい子でちよー。お薬飲んでまちよー。」
飛ぶように過ぎていく時間の中で、あろうことか、「アラフォー」と名乗るのも図々しいようなお年頃になってしまいました。全国丙午のみなさま、私たち、かのジャック・バウワーと同い年だって知ってました?あーあ。あんなヲヤジと?<お互い様です
アメリカの10月はろくなモンじゃありません。(ハロウィン嫌い)カレンダーのデザインはいつもいつもオレンジと黒で骸骨やら魔女やらコワイモノばっかり。この間なんて、隣を走る車のトランクから、血まみれの人の足(のオモチャ)がはみ出していて、心臓が止まりそうになりました。悪趣味にもほどがあるっつーの!(怒)
好むと好まざるとに関わらず、私は10月生まれ。誕生日のまさにその日はハイスクールのハロウィンコンサートでした。おまけにガン協会へ寄付するためのベイク・セールも兼ねているとな!
コンサート開始4時間前、せっせとマフィンを焼く。
3時間前、何を血迷ったか、突然創作活動開始。
ガンガン行くぞ~
なんと、焦りのあまり完成写真これだけ。ブーと1コずつバスケットを作りました。時間はコンサート開始15分後。こちら第二弾です。パート1は共に既に会場へ。おかげでオットは2往復。
マフィンの表面にはアイシングで飾り付け(わん!さん、無断でパクってごめんね)例年、地味なマフィンが売れ残るのを目の当たりにしてますからね、今年こそはちょっと
しかし
甘かったのでした。
やっぱり、こんなのじゃなきゃ売れない。
ええい、来年こそはM&M'S乗せて焼いてやるっ!フードカラーバリバリに使って極彩色のカップケーキ作ってやる!
…と思ってもなかなかできないのですよねえ、これが。
きっと、日本人が水族館のイワシを見て「おいしそう」と思う感覚みたいなモンなのでありましょう。アメリカ人の「カラフルなほど美味しそう」というケーキの好み。やはり、その文化の中で育っていないと理解しがたいことはあるのです。きっと、茶色のマフィンに真っ白なアイシングの組み合わせなんて、イワシの横に間違って添えられた練りワサビみたいに場違いだったんでしょう、どうせどうせ。←卑屈
群がる怪物たち。フランケンシュタインが私のマフィンに手を伸ばした!と思いきや隣にあったクッキーを買って行きました。やっぱり派手なものから売れていく。
ま、今回も見事に売れ残った地味マフィンですが、血迷って買ってくださった何人かの方には好評だったもよう。売れ残りは結局、ウーのお友だちのお腹の中へと消えていきました。
気を取り直して、せっかくのハロウィンコンサートなので、参加者の衣装を楽しみましょう。
出てくる出てくる
よくそれで楽器弾けるね。バナナマンも登場
すすす、すごいっ
先生からして、これですから。
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パイレーツ・オブ・カリビアンはハロウィンコンサートの定番になりつつあります。
低音隊と
高音隊
どっちが派手ですか?
やっぱり、彼女の功績で低音隊の勝ちでしょうか。
ちなみに、ベイクセールの売り上げと共に、このコスチュームコンテストの募金(好きな衣装に投票=お金を入れる)もすべてCancer Society(ガン協会へ寄付されるそうです。ゆる~く、こういうイベントをしながら社会とつながっていられるのはアメリカの学校の良いところだな~と毎回感心します。
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先週、腫瘍の電撃手術を受けたうぃるち君ですが、「舐めてもいいよ」と言われたとおり、日がな一日熱心に舐め壊してくれて、あっという間に化膿しました。病院行き。痛い思いして、怖い思いして、ストレスのあまり嘔吐と下痢、おまけに薬代の50ドルがプラス。(ちなみに手術は480ドル。よく日本の獣医が高いって聞くけれど、こっちの方が高いような気がするなあ)月曜の抜糸まで、これ以上のトラブルが起きないことを、どうかみなさま一緒に祈ってやってくださいまし~。
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大学生活をenjoyしているフーさん、今度はカナダへ旅行中です。寮というか専攻というかが同じ仲間達が「友情と団結を深めるため」学校主催のお楽しみ旅行。アメリカでもそういう発想ってあるんだ…と10年目にして新鮮な驚きです。
それにしても、今年のフーは、春にネバダ、カリフォルニア、夏に日本、初秋にルクセンブルグとフランスと旅して今度はカナダ。が、がんばって学生ローン組もうね。
売れ残るなんて、びっくりです。パウ模様で可愛いのに。
化膿してしまうなんて。可愛そうに。でも、涼しくなってからで良かったかも。暑い時だと、もっと大変そう。手術代、痛いですよね。この間、天は7万円弱払いました(-_-、)
フーちゃん、Worldに活動中ですね(^-^)
こんがりきつね色で、より美味しそうに感じましたー
うー 食べたい。
獣医の
>「舐めてもいいよ」・・・は、
二次受診を想定しての『悪魔の誘い』だったりして・・・
3時間でエコクラフトの籠が作れるなんて尊敬です。マフィンもカステラも、大体のものにおいてシンプル?ベーシック?な味が一番美味しいと思うのですが・・・・・。
WILLちゃん、頑張れ!!祈ってるよーー。
走っている車のトランクから血だらけの足が出ている光景、見たいです~アメリカ人のそういう遊び心は素晴らしいなぁ。うちの近所の英会話教室でも昨日からお庭に人間の頭が半分埋まってます。
ジャックオーランタンの衣装の先生、ぽっこりお腹は自前ですか。それとも演出の詰め物?
お誕生日なのにせっせと労働、なのに売れ残るなんて(涙)
N.Y.とかだったら、もう少しナチュラル・ヘルシー志向な感じだから売り切れたかも。日本なら間違いなくまっさきに売れていきますよ!
そう考えると、よくあの色とりどりのマカロンが日本で定着したな~と不思議ではあります^^;
確かに見た目かわいいし老舗のマカロンはおいしいけれど・・・・ちょっとずつ食べ物の色に関する感覚が変わっていってるんですかね。
着色料も昔と違って安全基準厳しそうだし、その辺の事情もあるんでしょうか。
日本のハロウィンは、魔女も猫もオバケもガイコツもかわいいですよ~(笑)
うぃるちのエリザベスカラー(付けてない?)をハロウィン色にしてあげるのはいかがでしょう。オバケとかをペイントして(>▽<)
うぃるち君、しっかり舐め舐めして化膿させちゃったんだ・・・。舐めてもいいよって言われたというのが不思議だったんだけど、やっぱりね~。
これ以上悪化しないといいですね。
そうそう、この間ゴルフ旅行でフーちゃんの大学のある街に行ってきましたよ。綺麗な街ですよね。
何度か行ってるんだけどこの時期うっかりうちの州のM大のロゴ付きのものは身につけれませんね。ゴルフ場でレンジャーのおじさんに注意されちゃいましたよ(笑)←冗談交じりだけどね。
愛州精神?が強い人が多いと聞いてたんだけど、本当なんだ!と実感しました(笑)
マフィン、私ならいーっぱい買わせてもらうのにっ!(笑)
やっぱりダメなんです、オレンジとか黒とかピンクとか黄色とか緑とか青とかが付いてないと……こっちのアイシングって砂糖味だけでじゃりじゃりするんですよー。レモン汁なんて使わないの。というか、チューブに入って売ってるんですな。色つきのが。
やっぱり、どこも手術はお高いですか。保険に入るべきなのか、難しいところですよね。
うぅ、ありがとうございます。わかっていてもなかなか、原色のケーキ、作れません。まだまだ修行が足りないのですね。
しかも、「アップル」マフィンだったのいうのがまた敗因らしく…こっちの人って、ケーキにフルーツってあまり好まないんですって。チョコチップかナッツかm&m’sじゃないと。おいしいのに~。