お正月気分もあけやらぬあの日、我が家の出戻りブーちゃんが旅立って行った日から2週間が過ぎました。
「クッキー、いい子でね。」
「オレばいばいなんかしないオレばいばいなんかしないオレ……。」
楽しい冬休みが終わり、おかーさんが大学に戻ってしまって数日後の出来事。傷心のクッキーでした。数日前からのバタバタで大方察していたようですが、このヒトは落ち込むんですよ。。。
後ろ髪引かれつつ、でもおばーちゃんたちはちゃんと戻ってくるからね!と言い残して出発。
車、沈んでますよー。日本からのお土産を詰め込みすぎて、結局人と荷物を半分タクシーで運んだ去年の里帰り顛末を思い出します。
この状態から、さらにニンゲン4コ積んで片道500kmの旅に出かけました。過積載に雪の試練付き。
忘れ物はないかなー。
なんにもない中西部の本当に真っ平らな、本当に何にもない風景の中まっすぐに500km大きい街を1つ、小さい街を数限りなく通り過ぎ、途中「け」君の大学がある街でなじみのアジア系食材店に立ち寄りラーメンなど買い込みつつ、約6時間ほどで到着。
手続きをてきぱきと済ませ寮の部屋に荷物の運び込みを。
普通のアパート形式の寮。4人でこのキッチンを使います。
4人のリビングルーム。ソファは学校の備品。テレビその他は学生の私物だそう。
イマドキは、若い子たち、PCでテレビも映画鑑賞も済ませちゃうので、そんなにテレビは必要じゃないらしいのですが、やっぱりみんなで集まってわいわい映画観たいよね。
部屋も充分な広さの個室で、快適に暮らせそうです。バスルームは2人で1つ。
ブーがこの学校を選んだのは(我々の超不安定なビザの関係で受け入れてくれる学校が極端に少なかったので選択の余地があまりなかったのだけど)、今まで試行錯誤してきた中で「一番好きそうなこと・興味があること」を追求した結果。それがコスメトロジー(美容学?)でした。頭のてっぺんからつま先までの美容。よくわからないけど、髪を特別に専攻するとか、エスティティックとか、いろいろあるようです。
ブーは、理数系が得意で高校時代は数学オリンピックにも欠かさず参加、先生方からはそちらへ進めば、とアドバイスされていたようですが、どうも「得意」と「好き」は違ったみたいで。
衣装の学部に入れないことになって、専攻を変えて同じ大学へ入ってみたものの、我々の移民法上のステイタスが不安定なせいで手続きが煩雑を極めたこと、学校の場所があまり治安の良いエリアでなく、キャンパス内外での犯罪が多かったこと、食べ物はアメリカンフードばっかり……あれやこれや、徹底的に合わなくて、結局ほとんど行かなくなってしまった。この1年は仕事を探したり病院でボランティアをしたりしていたけれど、この新しい学校に入ってみて、やっぱり向いてるみたいって、イキイキ笑顔でいてくれています。(スカイプはありがたい!)
入学わずか一週間でこんなの全部やったんだって!?
クラスの中、ぶっちぎりのスピードで課題をこなし、テストをパスし、「クラスの途中ですることがなくなってしまった」なんてことも。やっぱり向いてるんだねえ。
卒業すれば、とりあえず美容師の資格を取って働くことができます。手に職を付けて、生活できるようになって、それから本当にやりたいことが見つかればまたその勉強をすればいい、って。うんうん、応援してます。
・・・・・・ブーを置いて帰る車の中、「け」君静かでした。切ないよね。でも途中から猛然と日本語の自習を始め、そこから会話はほとんど日本語!すごい!キミの向上心には頭が下がる。ブーの近く…とは言えないけれど、少なくとも我々よりは近いところにいてくれることが何とも心強いです。
参考画像:青い目のパーフ君とヘッドフォン付きワーニーちゃん
パーフ君は「け」君が赤ちゃんのときから5歳(?)までの親友。ワーニーちゃんはipodのお供です。
「クッキー、いい子でね。」
「オレばいばいなんかしないオレばいばいなんかしないオレ……。」
楽しい冬休みが終わり、おかーさんが大学に戻ってしまって数日後の出来事。傷心のクッキーでした。数日前からのバタバタで大方察していたようですが、このヒトは落ち込むんですよ。。。
後ろ髪引かれつつ、でもおばーちゃんたちはちゃんと戻ってくるからね!と言い残して出発。
車、沈んでますよー。日本からのお土産を詰め込みすぎて、結局人と荷物を半分タクシーで運んだ去年の里帰り顛末を思い出します。
この状態から、さらにニンゲン4コ積んで片道500kmの旅に出かけました。過積載に雪の試練付き。
忘れ物はないかなー。
なんにもない中西部の本当に真っ平らな、本当に何にもない風景の中まっすぐに500km大きい街を1つ、小さい街を数限りなく通り過ぎ、途中「け」君の大学がある街でなじみのアジア系食材店に立ち寄りラーメンなど買い込みつつ、約6時間ほどで到着。
手続きをてきぱきと済ませ寮の部屋に荷物の運び込みを。
普通のアパート形式の寮。4人でこのキッチンを使います。
4人のリビングルーム。ソファは学校の備品。テレビその他は学生の私物だそう。
イマドキは、若い子たち、PCでテレビも映画鑑賞も済ませちゃうので、そんなにテレビは必要じゃないらしいのですが、やっぱりみんなで集まってわいわい映画観たいよね。
部屋も充分な広さの個室で、快適に暮らせそうです。バスルームは2人で1つ。
ブーがこの学校を選んだのは(我々の超不安定なビザの関係で受け入れてくれる学校が極端に少なかったので選択の余地があまりなかったのだけど)、今まで試行錯誤してきた中で「一番好きそうなこと・興味があること」を追求した結果。それがコスメトロジー(美容学?)でした。頭のてっぺんからつま先までの美容。よくわからないけど、髪を特別に専攻するとか、エスティティックとか、いろいろあるようです。
ブーは、理数系が得意で高校時代は数学オリンピックにも欠かさず参加、先生方からはそちらへ進めば、とアドバイスされていたようですが、どうも「得意」と「好き」は違ったみたいで。
衣装の学部に入れないことになって、専攻を変えて同じ大学へ入ってみたものの、我々の移民法上のステイタスが不安定なせいで手続きが煩雑を極めたこと、学校の場所があまり治安の良いエリアでなく、キャンパス内外での犯罪が多かったこと、食べ物はアメリカンフードばっかり……あれやこれや、徹底的に合わなくて、結局ほとんど行かなくなってしまった。この1年は仕事を探したり病院でボランティアをしたりしていたけれど、この新しい学校に入ってみて、やっぱり向いてるみたいって、イキイキ笑顔でいてくれています。(スカイプはありがたい!)
入学わずか一週間でこんなの全部やったんだって!?
クラスの中、ぶっちぎりのスピードで課題をこなし、テストをパスし、「クラスの途中ですることがなくなってしまった」なんてことも。やっぱり向いてるんだねえ。
卒業すれば、とりあえず美容師の資格を取って働くことができます。手に職を付けて、生活できるようになって、それから本当にやりたいことが見つかればまたその勉強をすればいい、って。うんうん、応援してます。
・・・・・・ブーを置いて帰る車の中、「け」君静かでした。切ないよね。でも途中から猛然と日本語の自習を始め、そこから会話はほとんど日本語!すごい!キミの向上心には頭が下がる。ブーの近く…とは言えないけれど、少なくとも我々よりは近いところにいてくれることが何とも心強いです。
参考画像:青い目のパーフ君とヘッドフォン付きワーニーちゃん
パーフ君は「け」君が赤ちゃんのときから5歳(?)までの親友。ワーニーちゃんはipodのお供です。
「やりたいことが見つかればまたその勉強をすればいい」この考えは大好きです。人生は長いんだし何度でも色々な勉強が出来ますよね。
で,パーフ君とワーニーちゃんって何ですか?
そのうち、スクリーンでブーちゃんの名前が見られるかも♪
日本の宗教観・・・。(´∀`;)ゞ エヘヘ タシカニ
でも、ダーウィンの進化論を上映出来る映画館が、アメリカで2~3割と聞いた時は心底吃驚しましたよ!
寮もいいですね。
クッキーさん、可愛そうに、おばちゃんが撫でてあげます。あ、おばちゃんじゃ嫌だわよね(≧∇≦)
得意と好きなことは違う。納得だなー。
どこかの何方かさんだって、
得意は理系だけど、好きなことは別にあるかもしれなかったわけよねー。何だろ?
ああ、石集めだった。
将来有望な女性だな。
おばちゃん楽しみやな。
将来、日米を股にかけて活躍するのではないでしょうか!
理数系に強いことは、どういう分野に行っても大いにプラスです、他の人が苦労していることもなんなく出来てしまうことがありますから。
クッキー君、かわいそうにね。
私と同じ分野ですねー。
実は美容は理系なんですよ。
物理とか化学とか勉強しますもん。
アメリカでの学校は・・・そんなに理系じゃないかな?サニテーション・パーパスがメインなんで
・・・やっぱ理系かなぁ?
得意と好きは確かに違いますよね。うん。
でも自分で悩んで出した結論は
間違ってないんじゃないでしょうかね?
クッキーさん、かわいそうだけどね。
そうそう、それが本当に苦もなくできちゃうのがアメリカの良いところだし。どんどん好きなことにチャレンジすればいいと思います。もう大人だしね。
山あり谷あり雪あり…がちょっと羨ましくもなるくらい、文字通り、走っても走っても同じ光景です。
参考画像upしました。
…風景だと思ったでしょー。