今江かすったか釣行記

バス、トラウト、ライギョ、シーバス、GT、アマゾンフィッシュなど魚種問わず大物を釣りまくるブログ。こだわりはルアー釣り

2016年6月7日 スモール、55cmの高い壁!!

2016-06-07 20:19:13 | 日記
ここに来て、スモールのサイズアップが相次いでいますが、どういう訳か、「55cmの壁」が高く立ちはだかっています。

今日は、先日のJ橋の54cm事件から、この湖が熱いと睨んだ友人と、更なる記録更新を狙い、ボートをチャーターし行ってきました。

目指すはスモールの「日本記録更新」です!!

まずは、前から気になっていた近くのワンド から攻撃開始。

魚、なかなかスレていて、エレキで逃げるとの話なので、減水で陸になっている部分からオカッパリでスタート。ボート屋のおじさんに教わった釣り方で、プリ・アフター狙いと、ネストを探す。

ネストの後があちこちに出来ているが、魚はいない。

ボート屋のおじさんの言う通りにワンド入口から内部に向かってグラスミノーのダウンショットを遠投。ゆっくり底近くを引いて来ると、あっさり釣れました。35cmクラス2本です。

ビックベイトを取りにボートに戻ると結構デカいスモールが回遊している。ネストではなさそう。グラスミノーで逃げる子魚を演出するが、全く反応しない。そこにちょうど、ノーシンカーの竿に以前檜原湖で爆釣した「レイクポリスのクロステールシャッド」が付けてあったので、進行方向に遠目にキャスト、少しのアクションで気付かせて寄せてからの1ジャークすると、いきなり1m先から突っ込んで来て何の躊躇もなくヒット!! 暴れる、暴れる、ノーシンカー用の「オールソリッド」の竿だったので、ボートの下まで突っ込まれ、なかなか取り込みが出来なかったが、何とか2人ががりで「ナナマルネット」で取り込む。

非常に体高があったので、これもゴーマルかと思ったが、以外に長さがなくて、47cmでした。でも、面白いヒットシーンで非常に楽しかったです。

また陸に上がり、更に目をこらして近くを探すと、岸の近くに大小あるが、そこそこデカいスモールのネストを発見。友人は私に譲ってくれました。「ごっつあんで~す!!」

ところが、なかなか怒らない、グラスミノーから、ブレードミノーにチェンジ、更にジョイクロ148にチェンジ、三男に教わった、この繰り返しのローテーション。デカイルアーで威圧しておいて、この小さいのならやっつけられると思わせるやり方らしいです。かなり手強いバスもこれなら怒り出すらしい。

ここまで30分以上かかっているが、かなり怒ってきた。ビュンビュンダッシュを始めた。リアクション気味にジョイクロをボトムでシェイクした瞬間にくわえた!!

ヒット!! ジャンプ対応、しかし次の瞬間バレてしまった。推定46~7cmといったところ、ゴーマルはなかった気がした。その後はさすがに戻って来なかった。残念。

そうこうしているうちに、お昼近くなったので、「午後はどうしようか・・・」と言う話になり、やはり、O島周辺、J橋内部を1度ボートでやってみたいと言う事が一致し、大移動を決断する事に・・・、

この、のどかな船長の風景がのちのち、大変な事になります・・・

片道移動が約45分かかりました。25馬力で走っても走っても着きません。そのうち後ろと横から風が強くなり、湖は大荒れに!!

「やばい!!」どうする?戻る? 半分まで行った所で迷いましたが、せっかく半分来たので、危険ですが無理してでも行ってみる事に。

幸い船は21フィート25馬力(フットコンの不調の為15馬力の船から交換)の「FRP製」だったので、何とか転覆なく乗り切れると「船長」としては判断しました。友人の操縦の元(相当怖かったと思います・・・)、横波、後ろ波、△波を乗り越え、O島の風裏まで到着。

この周辺もネストあり釣れるらしいのですが、この風により全く見えず、釣りにならないので、J橋の内部に侵入。内部は透明度高くロケーションとしては最高でしたが、全く魚っけがなく、1周で見切り、風のやむのを待とうとも思いましたが、いつになるかわからないし、釣る場所もないし時間がもったいないので、また、大風の吹く中、朝のワンドに戻る事に。

帰りは完全な向かい風だったので、フルスロットルで波の上を滑空していくだけなので、船上は安定していました。但し、水は跳ねるわ、最高速なので30分ぐらいはカッパを着てても寒い状態がずっと続き、手は冷たく体は震えました。交換前の15馬力だったら滑走状態になれず、波に飲まれていたかもしれません。フットコン壊れてくれて運が良かったです。

ワンドに到着すると、午後3時。晴れから曇りになってしまい、完全にローライトコンデションで、魚は非常に見えづらい状況になっていました。しかし、その中、友人は、持ち前の「サイト能力」を生かし、丹念にネストを探しています。

私は、午前中バラした推定45cmクラスの魚が戻ってないか、まず確認に行きましたが、戻っておらず、仕方なく他を探していると、

左側で友人がデカいの発見。時間がかかるかと思いきや、あっさりヒット!! かなりデカい。ジャンプで口がデカい。ラージ? かなりの重量感でかなりてこづるが、やっと寄って来て計測すると、体高のある立派なナント「54cmスモール!!」圧巻です!! 綺麗な虎柄の大虎の「怪獣」です!! この予期せぬ事態に友人少し壊れ気味、

しかし、更に違うネストを探す、と、また近くにやはりでかそうなネストらしき動めく魚影をうっすらと発見したらしい・・・と、また「バレット」を放った瞬間、時間を置かずに、いつもの「のけぞり」フッキングスタイル!! 「え?」また釣れた? 近くに寄ると、これまたデカい、巨大なスモール!!さっきと同じぐらいはありそう。これは日本記録55cmにタイブレイクか??? 期待は高まったが、簡易計測してみると、やはり54cm!! 体高もガッチリ!! 良い物ガツガツ喰ってます。

後から聞いた所によると、プロップベイトで1本、フロッグ、スピナベ、投げたが、それ以外の魚はすべて「バレット」で釣ったとの事。

これもまた驚愕の話であった。

夕方の4時頃の怒涛の2連発で、また人間の活性が一気に上がる。他には?? 午前中バラした魚は戻った?>戻ってない。

私だけちょっと物足らないので、午前中に友人が釣った40cmクラスのスモールに「頼むからもう1回だけ遊んで?」とお願い。

最初は迷惑がっていましたが、本能には勝てずにグラスミノー喰っちゃいました。結構暴れてくれたので、引きを久々に堪能。

「ありがとうございました」ときちんと御礼をしてリリースする。

4:40ぐらいになるので、帰着5:00なので、戻る事に。まあまあ、そこそこデカいの釣れたし、怪獣2本見れたし、ボートの「アトラクション?」もあったし、体・足は濡れて冷たいし、結構お腹いっぱいです!!

しかし、これだけ良い条件が揃っても、55cmの壁は厚く、破る事は出来ませんでした。

帰りは、いつも帰りに寄る、しらから温泉「弁天荘」で疲れを癒して帰りました。あ~面白かった~!!