今江かすったか釣行記

バス、トラウト、ライギョ、シーバス、GT、アマゾンフィッシュなど魚種問わず大物を釣りまくるブログ。こだわりはルアー釣り

2015年4月20日~23日 海外遠征第4弾 タイランド(リベンジ)「ナメめていたピラルク」

2015-04-24 14:14:18 | 日記
待ちに待った、海外遠征第4弾、タイランドの「アマゾンポンド・リベンジ」&「貯水池でネイティブのトーマン」です。

今回の目的は、前回手に出来なかった「古代魚・ピラルク」、「アリゲータ・ガ―」を捕獲するのが最大の目的で、いわゆる「水中撮影」をしたかったのです。

しかし、現実はそんな甘いものではありませんでした。ピラルクのヒットした時の「瞬発力」はただ事ではありません。今まで経験した事のないものでした。下記に説明致します・・・


<1日目:アマゾンポンド(BKKフィッシング)>
まあ、管理釣り場と言う事で、せいぜい1mクラスを想定していましたが、呼吸で水面に浮いて来るので確認出来ますが、2~3mクラスで胴周りが「丸太」の様な化け物が沢山いました。前回のメコンナマズで、PE5号で対応出来る事がわかったので、ドラグを緩めにしたので、それでも何とかなるかと思いましたが、実際何度かヒットしましたが、すべて「瞬殺」で40ポンド(18kg)の「リーダー」からブチ切られてしまいました。

特にこのNORTH CRAFT製のAIR OGRE85Sは、ティラピアにジャストサイズらしく、投入した瞬間に持って行かれました。

急遽、友人に50ポンドのリーダーをもらい、付け替え、「ドラグを緩めに設定」しましたが、それでも何度かフッキングも出来たか出来ないかのうちに猛ダッシュされ、ブチ切られてしまいました。ドラグだるだるにしてもダメです。

朝のうちは、当たりもありましたが、日中になり当たりも少なくなって来たので、ティラピアの生餌まきが始まり、日本の管理釣り場ほどではないですが、餌を食べに集まって来た感じでしたが、かなりスレているらしく、動くルアーにはあまり反応せず非常にセレクティブで、死んで漂っている餌か、死んで水面に浮いている餌を慎重に近寄り、ルアーでないか充分に見極めた上で、「シュボ!!」と吸い込むという感じでした。

フリーフォールのデッドスティッキングでタイ人のガイドが私のスピニングロッド+アンモナイトシャッドのノーシンカー(スローシンキング)で何とか喰わせました。すぐに私の所にロッドごと持って来て「ファイトしろ」と言っている様で渡してくれました。ピラルクの強烈な引きは堪能出来ましたが、正直、複雑な気持ちで、あまり嬉しくはありませんでした。2人ががりでランディングになり、記念撮影となりましたが、顔がひきつってしまいました。しかし、ロッドのツララは気持ちよく弧を描いていました。竿は凄く喜んだと思います(苦)。

なんだかな~~??  釣り上げた快楽を得る為には、気温が43度の灼熱地獄であろうと、投げ続けなければならないのです。あらゆるルアー、シャッド系ワーム、ラバージグなどで、挑戦するも、結果は上記の通り、掛けたとしても切られる始末。もう、収拾がつつきません。
100ポンドリーダー持って来ればよかった・・・・

しばらくすると、友人のМ氏が何かをヒット!!

かなりデカそうです。慎重にやりとり、でも、姿は全く見えません。ピンと張ったラインがゆっくり沖に向かって動くだけです。それでも何とか疲れてきたのか、寄って来ました。ピラルクである事を祈りましたが、なんと、釣り上がったのは巨大な「アリゲーターガ―」でした。記念写真をとなりましたが、М氏の身長ぐらいはありました。これぞ、アマゾンフィッシュ!!(前回も確かアリゲーターガーを釣り上げた)
しかも、ルアーは、私がМ氏が投げる前に散々やっていた「デプス・タイニープロップ」でした。私は色がチャート系でしたが、М氏はダーク系のスイングベイト系のワームを付けていたのが良かったのか、「俺が散々やってダメだったよ!!」と言った後だったので、それでもルアーを信じてやってくれて良かったと思いました。それでやめてしまっていたら釣れてなかったかも知れないのです。良かった~!!

М氏は、これでお腹一杯になったのか、暑さにやられてしまったのか、日蔭で恒例の居眠りを始めてしまっていました。

タイニープロップジグはこんな感じのセッティングでした。ワームの色はもっとグレーっぽかった気がします。次の大物に一瞬で持って行かれたそうです。大切な記念のヒットルアーでしたが、残念ながらロスト!!

後は私が釣るだけ(最近いつもこの展開)ですが、ヒット直後にやはり切られてしまいます。ドラグも緩めてあるのに・・・間違いなくピラルクです。2m級のやつがゴロゴロいます。呼吸で表層に現れるたびにアングラーの活性だけがヒートアップして空回りします・・・・暑い!! でも釣りたい!!
でも暑い!! 熱射病にかかりそうです・・・・

結局、PМ2:30を迎え、終了となってしまいました。残念ですが、私のアマゾンポンド(BKKフィッシング)は、やらせのピラルク1尾のみで終了でした。

<2日目:貯水池でボートでトーマン狙い>
2日目は、ホテルから車で2時間ほど走った田舎にある巨大な(河口湖ぐらいありそう)貯水池でトーマンと鯉科の様なフィッシュイーター(ガスープ)が釣れると言うので、挑戦する事になりました。

ルアーの中心は、スクリュー付のバスベイトがメインです。次にミノーなど。ディープでの鯉科の魚(カスープ)は、スプーンの釣りで、ボトムまで落とし、早巻きの誘いの釣りで、なかなかこつがつかめず、早々にトーマン狙い1本に絞りました。

さすが管理釣り場とは違って(管理釣り場も決して簡単ではないですが・・・)、ネイティブの魚狙いなので、とにかく、バズベイトを岸ギリギリまで遠投して超早巻きで巻いて来ると言う釣りで、43度の灼熱地獄の中、何千投、何万投と投げては巻く作業を続けたことか・・・

自然の貯水池はワイルドな生き物がたくさん・・・

9割9分は何も起こりませんが、疲れて集中力がなくなって来た頃に「ガボ!!」と出ますが、乗りません。小さいのか、噛めてないのか良くわかりませんが、少ないチャンスを生かして物にしなければ、釣れない状況です。

M氏は作戦を変え、小さなI字系ミノーに変えてツゥイッチで誘う作戦に出ました。すると、何と1尾、小さいのが岬の先端でヒットして来ました。ヨッシャー~!! M氏の初トーマンです!!(祝)

またしても先を越された私は、バズベイトをタイ製の小さい物に切り替え(トーマンがどうも小さそうなので)、巻きまくりました。

ワンドの様な場所で、比較的呼吸に上がってくる回数が多い場所を見つけ、そこで集中的に最後釣りをする事に決めました。

あまりに釣れないので、ガイド(船頭)がまた私のロッドを投げて1投でトーマンをヒットさせました。流石上手いみたいです。ロッドごと私に渡してファイトさせてくれました。先ほどのトーマンよりかなり引くので、デカい魚かと思いきや、35cmぐらいのサイズでした。またも、釣った実感のない実績となってしまいました。写真を撮られても笑顔がひきつります・・・・

時間もそろそろなくなり、M氏が釣ったI字系のルアーを借りて最後のポイントを流していたら、やっと、私にも1尾、子トーマンが釣れました。さっきよりかなり小さいです。25cm~28cmぐらい。何とかゼロ戦は避けられました。ほ~

2時半で終了となり、楽しい2日間の海外遠征の釣行は終了しました。また、宿題は沢山残ってしまいましたが、「また来い!!」と言うことなのでしょう!!(ポジティブシンキング)
今回のルアーはlこんな感じ。三男自作の「ナンナノバズ」も投入しましたが、ダメでした。一番良さそうな感じでしたが残念です。

実際に使って効果のあったルアーは、、、
<1日目>アマゾン掘・・・・リアライザー・オグル85S・デプスのプロップジグなど。ワームは、アンモナイトシャッド・ストームという所のみ。ラバージグ・スピナーベイト・ディープクランク・ギルルアー・ミノーなどは不発。かなりセレクティブです。形・色が餌のティラピアに似てないと全く喰わない感じです。ほぼ死んだティラピアまいているので、ストームのジグを抜いてオフセット付けてスローシンキングさせた方が釣れたかも、、、



<2日目>トーマン・・・・タイ製バスベイト(一番右下の黒と赤の物)・一番上左は数多く出るが乗らない。


夜はお約束の「ナイトマーケット」回りをして猥雑な「亜細亜」を満喫して来ました。タクシー・ツクツク、ほとんど英語通じません!!電車も走っていますが、場所が未だに良く把握できず、バンコクはとにかく広く複雑です。なかなか手強いです!!

ホテルは今回は結構まともなホテルでした。「ナライホテル」は良かったです。

タイの食事は毎回こんな感じ、ろくな物は食べていません。

セブンイレブンのお菓子はこんな感じ

タイの通貨はこんな感じ。みんな王様???

またリベンジに行くぞ!!待ってろ、ピラルク!! アリゲータ・ガー!! 今度こそ仕留めてやる!!

(追伸)
今回も「MOKOLEY」の皆さんにお世話になりました。皆さんと記念撮影です。

毎回、親切な対応で感謝、感謝です。今回のガイドさんも船頭さんもとっても良い方で、慣れない「怪魚釣り」を一生懸命サポートしてくれました。ありがとうございました。近いうちまた伺いますので、宜しくお願いしますね~!!


それでは、また来年!!


(追記)
同行のМ氏はバックパッカーの様、カッコいいです!!


と言う訳で、今日、早速ピラルク対応のリーダー用に「14号:56ポンド」のラインを購入して来ました。これで大丈夫かな???16号とか18号になると太すぎてPEラインと結べなそう・・・最悪は、テルの様に「ワイヤー」にするか?