龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

日本マスターズボディビル選手権大会に初出場!

2023年08月27日 | ボディビル

令和5年8月27日(日)にボディビルの第35回日本マスターズ選手権大会が、香川県高松市のレグザムホールで開催された。

先月、7月30日(日)に開催された中四国ボディビル選手権大会の50歳代の部で個人6位に入賞して、クオリファイ(出場資格)を獲得して、念願の日本選手権大会に駒を進めることが出来た。

中四国ブロック大会でも6位なので、日本選手権で上位入賞するとは考えにくいが、何事も失敗や負けることを恐れず、挑戦することが大切だと思う。

大会は、1部(60才代、65才代、70才代、75才代、80才代、85才以上代)と2部(40才代、50才代)と2部構成となっており、1部は午前10時30分開会だが、2部は午後1時から出場選手の受付開始と余裕のあるスケジュールとなっており、朝からゆっくりできて気分的に楽だった。

当日の朝、早起きして、朝7時から8時まで24時間営業のジムでウェイトトレーニングをし、身体をパンプアップさせてから、自家用車で松山市から高速道路で香川県高松市に向かった。

会場に到着すると、「仮受付を済ませれば、観客席から一部の様子を観戦しても良いですよ。」と受付担当の大会役員が案内してくださったので、午後1時まで観客席から1部の様子を観戦した。

1時になって控室に入って行くと、ボディビル専門誌やYouTubeなどで見たことがある有名なトップビルダーたちが、たくさん控えていた。

決戦を控えた部屋で、あまりミーハー気分で撮影するのも良くないと思ったが、昨年度の年齢別の優勝者で正道会館の最高師範。角田信朗さん。ボディビル界ではレジェンド的存在の難波文義さんと記念撮影。

私が出場する「50才代の75kg以上級」のピックアップ審査には、17名が出場。
12名が予選審査に進出し、6名が決勝審査に進出、入賞となる。

ピックアップ審査では、全身全霊のポージングを行ったが、ポージング終了後に控室に貼りだされたピックアップ審査通過者(12名)の中に、私の名前はなかった。残念。

50歳代というとスポーツマンとしては、ピークをとうに過ぎた高齢者というイメージかもしれないが、みんな驚異的な筋肉のバルク(筋肉の大きさ)とストリエーション(筋肉の凹凸)、絞り(脂肪のない筋肉)で大会を迎えており、みんなストイックな求道者の集まりだった。

同年代なので「負けていられない!」とモチベーションがあがった。

大会終了後に公開された7人の審査員のジャッジペーパーを見ると、予選落ちなので正式な順位はつかないが、13位だった。

ピックアップ通過まで、あと少しだったが、50才代という限られた領域でも、日本選手権の上位入賞するのは、並大抵の努力では無理だと思った。

しかし、あきらめずに挑戦と努力を続けようと思う。

今から戦略を立てて、来年に向けてトレーニングをしよう!

いろいろなことに挑戦できる健康状態と環境にあることに「ありがたい」と感謝したい。


▲ 高松市の港と海が見える素敵な会場でした。(香川県高松市 レグザムホール)


▲ 昨年度の優勝者、正道会館の角田信朗 最高師範。今年度は惜しくも3位でした。
表彰式が終わって帰ろうとしているところでしたが、快く撮影に応じてくださりました。


▲ 65歳以上級に出場して優勝されたボディビル界のレジェンド。難波文義さん(三重県)
長年に渡り、数々のボディビル大会で実績を残されてきました。「私で良かったら、何枚でも撮りましょう!」と気さくに応じてくださりました。


▲ 50才代の75kg以上級の予選審査。
遠くから見たら、そうでもないですが、近くで実物を見たら筋肉のバルクと凹凸に驚きます。


今年も愛媛県ボディビル選手権大会に出場!

2023年08月20日 | ボディビル

令和5年8月20日(日)に第57回愛媛県ボディビル選手権大会が、愛媛県生涯学習センターで開催された。

昨年に続いて2年連続2回目の出場となります。
昨年度は、個人第4位に入賞し、ベストポーザー賞を受賞したので、今年は3位以上に入賞したいと一年間、毎日のトレーニングに励んできました。

体重は、81kgと昨年とほぼ同じ体重ですが、体脂肪率は6.9%。
昨年よりも体脂肪率は低く、筋肉量は2kg増えています。

体調も良く、当日の朝も早起きして8時から9時までジムでウェイトトレーニングをして会場に入りました。

県大会と四国大会の両方の予選に出場。県大会は予選通過しましたが、四国大会は予選落ちでした。

県大会の決勝審査は、自分が好きな音楽に合わせて1分間のフリーポーズを行い、審査員に審査されます。

最後は決勝に残った全員がステージに上がり、全員でポーズダウン、審査発表と続きますが、下位から順々に発表されますが、第5位でした。

昨年度は4位だったので、今年は3位以上を目標に1年間、休みなく厳しいウェイトトレーニングと徹底したカロリー計算に基づく食事管理を行ってきましたが、悔しい結果となりました。

弱点部位は、脚の筋肉。大腿四頭筋、外側広筋、ハムストリングスが、上半身が大きいのに比べて、細くて迫力がないと感じています。

ゲストポーザーとして会場に来ていた日本のトップビルダー。
日本選手権2連覇の相澤隼人選手と日本5位の吉岡賢輝選手の異様に発達した太もも(大腿部)を間近で見て、より痛切に、それを感じました。

来年の夏のボディビル大会に向けて、今から下半身の重点的な強化に努めたいと思います。
一週間後は、香川県高松市で行われる第35回日本マスターズボディビル選手権大会に出場します。

人生はチャレンジ。
命尽きるまで、夢に向かって努力を続けます!


決勝審査に進出して、音楽に合わせて渾身のフリーポーズ


▲ フロントダブルバイセプスのポーズ(左端が私)


▲ サイドチェストのポーズ (左端が私)


▲ セカンドコール(4位から6位を審査)(左端が私) 


▲ いつも同じジム(ランクアップ松山)でトレーニングしている3人で記念撮影。
あとの二人は愛媛大学の現役学生です。

▲ ゲストポーザーとしてサプライズで登場した日本選手権で2連覇している相澤隼人選手とジャパンオープンミックスドペアで昨年度優勝の吉岡美里、吉岡賢輝の姉弟ペア。ステージから観客席に降りてきて、間近で見たが異次元の筋肉に驚いた。雑誌やYouTubeではよく見るが、近くで見ると迫力に圧倒される。


愛媛県小学生相撲選手権大会で個人優勝!

2023年08月06日 | 春日館道場

令和5年8月6日(日)に愛媛県総合運動公園の相撲場で「2023 愛媛県小学生相撲選手権大会」が開催されました。

松山市に相撲道場を開いて30年目になりますが、初めて春日館として団体戦のメンバーを編成することが出来ませんでした。

4年に及んだコロナ禍の影響で新入会員が少なく、退会する子どももおり、新たに道場の門を叩いてくれる子どもが来るのを待つしかない状況です。

そのような状況の中、6月初旬に「小学1年生の子どもが相撲が好きなので、稽古を体験したい。」と連絡がありました。

居住地が四国中央市ということで、松山市にある当道場まで片道約1時間半かけて通ってくれることになりました。

おじいちゃんが見ていたテレビの大相撲中継を見て、相撲が好きになったということで、テレビ中継で大相撲の力士の名前や取り口についても研究していて、「相撲の四股は地鎮式の意味もあって。」「先場所の若元春のうっちゃりがきれいでしたね。」など、詳しく相撲を知っています。

「好きこそ物の上手なれ」と言いますが、相撲が好きというのは、大切な素質です。

小学2年生の時に父が見ていたテレビの大相撲中継を横で見ていて、相撲が好きになった私の状況と似ています。

今回の県大会は、小学5年生の道場生、えいた君は欠場ということで、個人戦のみに新人道場生のこうき君が1名だけ春日館から出場することになりました。

当日は、個人1年生の部に8選手が県内からエントリー。

こうき君「何回勝ったら、優勝ですか!?」

私「3回勝ったら、優勝だから! がんばろう!」と何回も励ましました。

まだ、初めて2カ月弱の初心者であり、勝つか負けるかなので、当然、途中で負けることも想定されるのですが、本人は優勝するイメージしかないようなので、「大丈夫! 大丈夫! 勝てるぞ!」と余計なことは言わないようにしました。

結果は、本人のイメージどおり3回勝って、個人優勝することができました。

良かったです。ホッとしました。

松山に相撲道場を開設して30年。
道場で300人近い子どもたちに相撲を指導してきましたが、たぶん私の人生の最後の方の弟子になるのではないかと思っています。

まだ、こうき君は相撲を始めたばかりですが、彼がもっと相撲が好きになるように。

相撲も人間としても、強くなるように。

また、彼がくじけそうになったら寄り添って励まして、相撲だけではなく、より良い人間関係を長く築いていけたらと願っています。

がんばってね! こうき君