今日の大相撲秋場所１０日目のＮＨＫ大相撲中継で珍しい光景を見た。
あまり気にならなかった人も多いと思うが、横綱 稀勢の里が勝ち越しをかけて、前頭３枚目の遠藤と対戦した一番で立ち合いの呼吸が合わず、１回、２回と行司が立ち合いを止めた。
３回目も不成立となった時、相撲を裁いている三役行司の木村玉治郎が、左手をつかずに立ち上がる遠藤に対して、両手をしっかり土俵につくように厳しい表情で注意しているように見えた。
大相撲の行司は、短刀を腰に構えて必死の決意で土俵に上がっているが、行司が土俵上で力士に対して教育的な指導をしている場面は、あまり大相撲では見たことがない。
先般の全米オープンテニス大会の決勝戦の試合中にセリーナ・ウィリアムズが、チェア・アンパイアを感情的に怒鳴り散らす場面があったが、プロ野球中継などでも審判の判定を不服とした監督、選手が、審判に食ってかかられる場面を見ることがある。
審判の立場を軽視した行為にも思える。
大相撲においても土俵上の主役は取り組む力士二人ではあるが、相撲を裁く行司は、今日の木村玉次郎のように力士に対して「手をしっかり着きなさい！」「呼吸を合わせて！」と毅然とした態度をとっても良いと思った。
その後、相撲はあっけなく遠藤が土俵を割ったが、横綱 稀勢の里が勝ち越しを決めて良かった。
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春日館 総合型地域スポーツクラブ
あまり気にならなかった人も多いと思うが、横綱 稀勢の里が勝ち越しをかけて、前頭３枚目の遠藤と対戦した一番で立ち合いの呼吸が合わず、１回、２回と行司が立ち合いを止めた。
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大相撲の行司は、短刀を腰に構えて必死の決意で土俵に上がっているが、行司が土俵上で力士に対して教育的な指導をしている場面は、あまり大相撲では見たことがない。
先般の全米オープンテニス大会の決勝戦の試合中にセリーナ・ウィリアムズが、チェア・アンパイアを感情的に怒鳴り散らす場面があったが、プロ野球中継などでも審判の判定を不服とした監督、選手が、審判に食ってかかられる場面を見ることがある。
審判の立場を軽視した行為にも思える。
大相撲においても土俵上の主役は取り組む力士二人ではあるが、相撲を裁く行司は、今日の木村玉次郎のように力士に対して「手をしっかり着きなさい！」「呼吸を合わせて！」と毅然とした態度をとっても良いと思った。
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