龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

春風が吹く日

2008年02月12日 | 春日館道場
明日から椿神社のお祭り(通称・椿さん)です。

椿さんの頃が、一年で一番寒いと松山市の方ではよく言われるが、本当に寒いです。
しかし、春日館相撲道場の中は、熱気でムンムンと言いたいところだが、めちゃめちゃ寒い。
ストーブ2台を炊いているが、天井が高く、すきま風も入ってくるので寒くて仕方ない。
春日館松山道場で指導して、15年になるのだが、年々寒さが身に応えるようになってきた。
15年前は、ストーブも炊いていなかったし、こんなに寒さを感じなかったような気もするのだが気のせいだろうか。

2時間じっと立っていると腰が凍結したようにパキパキのガチガチsnowになるので、マサハル君(110㎏)に胸を出してギックリ腰にでもなったらやばいと思いつつ、気合いを入れて胸を出す。

それでも、みんな子ども達は裸にまわし一つで頑張っていたぞ!
寒さを耐え忍んだ草木は、春の日が来れば、きっときれいな花を咲かせる。春風が吹く日は近い。みんな、がんばれ!!tulip



因果応報の法則

2008年02月10日 | ブラジリアン柔術
今日は、パラエストラ愛媛で柔術の練習。
今日も柔道経験者が練習しに来た。テレビや新聞にでた効果はかなり大きい。放送以後、5~6人の新人が来ている。今日の人も「テレビを見て来ました。」とのこと。

スパーリングでは、相原さんとの練習中に草刈りスイープでヒザを変な方向(内側)に捻りかけた。あやうく前十字靱帯断裂となるところだった。関節が割と柔らかいので助かった。邪念や慢心が自分自身に災いを呼び込んだのだと反省。(幸い何ともなかったが)前回の練習でも大西さんの「蟹ばさみ」でヒザを捻りかけた。

「鏡の法則」、「ミラーの法則」とか「因果応報の法則」と私が好きな京セラの稲盛和夫氏やスポーツドクターの辻秀一氏も著書で書いているが、自分が発した言葉や考えたことは自分の行動、これから起こる現象に影響する。カルトや道徳的な観点ではなく、心理学的な観点だと思う。このブログに書いたことも自分の行動にかなり影響している。

ブログで書いたことはインターネット上に書いて公表して良いことか頭の中で何回も反復するので心理的に影響が大きい。(過去ログで少し感情的なことを書いていたが訂正)

他人の悪口や不幸を願う心は、自分に鏡の法則で降りかかってくる。稲盛氏や辻氏は、他人の幸せや喜びを自分の事のように喜び、他人を批判、誹謗、中傷をしたりすることを慎むことが大切といっている。他人の不幸を願えば自分に不幸が、他人の幸福を願えば自分に幸福が、いつか返ってくるという法則である。

わかっているが難しい。自分に敵対し批判的な人間には、こちらも批判的になってしまう。どうしても意見が合わない人、性格が合わない人もいる。

肉体だけではなく、精神的にも、もっと、もっと成長しないといけないと自戒、自省する。
本当に嫌なことや苦しいこと、辛いことは、土俵やマットの上で起こるのではない。日常で起こるのだ。すべてこの世における修行である。

どつきあい!

2008年02月07日 | 総合格闘技・修斗
今日は、胃カメラを飲む日です。hospital
一年前に胃ガン検診で「精密検査の必要あり」という通知をいただき、専門医で胃カメラを飲み、「問題ないが、毎年胃カメラを飲みに来なさい。」ということだったので、前回から1年経ったので、今日、人生2回目の胃カメラを飲むことになった。

2週間前ぐらいから緊張して胃のあたりが痛いような気がしてならない。

ガンだったらどうしようか、死ぬかも知れない。「悪性の腫瘍があります。」とか「ご家族を呼んでください。」などと言われたらどうしよう「ずばり、ガンです!」と言われたら、平常心でいれるのか、「武士道とは死ぬことと見つけたり」などと偉そうに言いつつ、うろたえて目がウルウルしたりするかも知れない。nose3
自分という存在がこの世から消え去るのだ。人間とは実に儚いモノだ。

一応、緊急入院ということになったらいけないので、先日から自分の部屋もきれいに掃除して、神に命を委ねるつもりで病院に向かった。ブラジリアン柔術の全日本大会に出場する朝の気持ちと似ている。

まず、病院で受付を済ませて、血圧を測り、口の筋肉が麻痺するような薬を含み、眠くなる注射tyushaを打ってもらって胃カメラを飲む。昨年はここで眠ってしまい、痛くもかゆくもなかったのだが、今年は目がさえまくり、寝たいのだが寝られない。

緊張したら「オェ~」、歯磨きするのにも「オェ~~」と言う人が、カメラなんか喉から突っ込まれた日には、のたうち回るぞ。寝なかったら絶対やばい。でも寝られない。

いよいよカメラの挿入です。(目は冴え冴えです。)

「グェ~ ぐるじぃ~ だずげて!」(声は出せません。心の声です。)

「すぐ終わりますから、ちょっとじっとしててくださいね!」(看護士さん)

棒で身体を串刺しにされるような感じで凄く苦しかった。

診察室で先生に胃の中の写真を見せてもらいながら
「胃は問題ありません。」「メタボの方をちょっと心配した方がよいかもしれません。」

「体重は100キロあるんですが、体脂肪率15%だし、カロリーコントロールしてるし、週に6日は2時間以上のトレーニングをして汗を流してます。」と反論。

「そうですか、それは失礼しました。そしたら良いです。」先生はあっさり納得

夜は、パラエストラ愛媛で柔術の練習
今日は、初めてスーパーセーフを顔に無理矢理はめこんで、総合ルール(顔面パンチあり)で小松さんと打撃のスパーリング。

「マススパー(7~8割の力で)でやりましょう。ケガしたらいかんので!」と言いつつも顔にパンチが入るとだんだん頭に血が上ってくる。

そして、スーパーセーフ(剣道の面のようなモノ)を付けると非常に視界が悪く、息苦しい。
それに顔面にパンチが飛んで来るというのは、顔面パンチなしの極真ルールに慣れている私としては勝手が違って、少しとまどった。打撃スパーは10年近くやっていなかったので、パンチとキックのコンビネーションもばらばらだった。(反省)
小松さんとは体重20キロぐらいの体格差があるので、捕まえて投げ飛ばして関節技を極めたが、やはり、そのルールに慣れている人間は、うまいと思った。もし、小松さんも180cm100キロだったら結果はどうかわからない。
でもどつきあいのケンカをしてるみたいで凄く楽しかった。血が騒いだ。やっぱ究極はどつきあいやね。また、練習してみたい。