シャアって子どもの頃、めっちゃカッコいいと思ってましたが、おっさんになってから見返すと、ニュータイプとしてはそれほど、なんですよね。
しかも「逆シャア」ではロリコン癖まで…
…今回は別にガンダムについて書くわけではありません。
「スマホ脳」という本が面白かったので、その感想です。
オタキング岡田斗司夫さんが動画でこの本を紹介していたのですが、彼は有料のオンラインサロンを運営しているので、無料はここまで・あとは有料会員になって見てね!という感じで途中で終わってしまいます。
なんとなく有料会員になるのは癪なので(笑)、それなら本買って自分で読むわ、となりました。
ちょっと乱暴かもしれませんが、この本の結論を一言で言うと「運動しろ」ってことです。
運動を勧める本は山ほどありますが、この本はその理由が面白かったです。
例えば、私自身の話をすれば、食べるとすぐ太っちゃう体質に困っています。
ガン治療をしてから1年ほどは、理想体重をキープしていましたが、5年ほど経った今ではすでに以前のポッチャリした体型に戻ってしまっています。
この「体に脂肪を貯めやすい」という体質、そして「食べられるものは食べられる時に食べられるだけ食べておきたい」という性質は、縄文時代などの狩猟・採取生活では有利だったかもしれません。
しかし、炭水化物や糖質が安価で大量に手に入る現代では、むしろ害になってしまうこともあります。
少し話がそれますが、岡田さんがマリー・アントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」が、ボケじゃなく本当の時代になって来ている、と言ってました。
「あ、そっすね、じゃあ夕飯はコーラとポテチにしますわ」ってなっちゃいますからね。
現代では裕福な人たちはスリムな体型が多く、お金に困っている人には太っている人が多い、という傾向が生まれつつあるみたいですね。
あと、私はわりと些細なことが気になって考えすぎてしまう性質があります。
ただ、仕事のスケジュールやメールの内容、苦手な人間関係など色々悩ましいことはありますが、それが生命の危機に直結するかというと、そこまでではありません。
が、いったん悩み始めるとそれが世界の全てみたいになってしまうこともあります。
狩猟・採取生活では、不安=死の危険、ということが多く、野獣がうろついている時にうかうか眠ったりリラックスしているのも危険なため、「いろいろ考えて不安になってしまう」という性質も、当時は有用だったのかもしれません。
このように、ここでは私の体質で考えましたが、人間の生活環境はあまりにも早く変化しているのに、心体の方は、狩猟・採取生活のまま、適応できていないようです。
人により違うとは思いますが。
私はずっと、なんというか、「生きづらさ」を感じることが多く、「まぁオレってばニュータイプだから仕方ないよね」と、半ば冗談で半ば本気で思っている節がありました。
むしろ逆だったんですね。オールドタイプ。過去の遺物。
「認めたくないものだな」
©創通・サンライズ
というわけで、旧時代の生き残りはどうすればいいのか。
世界が石器時代に戻ることを祈るしかないのか。
そこでこの本が主張しているのは、旧時代の体質の人間は「運動する」と、昔を思い出して調子が良くなる、ということです。
例えば、やばい!逃げろ!すぐにダッシュ!!みたいな時代を思い出して、運動することでストレスにも対処しやすくなるということです。
信じるか信じないかはあなた次第、というか、まぁ私はあり得る話だなぁと思っています。
それにダマされたところで、運動自体はお金がかかるわけではないですし。
というわけで、まあ最近もギリ週一くらいで運動はしていたのですが、本では1回45分を週3やるといいですよとのことなので、もうちょい増やしていくのを目標にはしようと思います。
続けるか続かないかは私しだいです。
今回はあえてスマホについて書かれたパートについては触れませんでしたが、むしろこの本はスマホの影響について書かれた本です。
上に書いたことはだいぶ私なりの言葉も混じっちゃってますし、興味を持った方は実際に読んでみるのがいいと思います。
私もこの本を丸々信じたわけじゃなく、細かいところではツッコミを入れながら読んでいました。
生まれた時からスマホのある社会で生活する小さい子どもたちをお持ちの親御さんたちには、役に立つかどうかはわかりませんが、一つの問題提起になるのではないかと思います。
というわけで、今回はちょっと感想が熱いうちに書いてみようかと思い、前回のブログからあまり時間が経っていませんが書いてみました。
最後まで読んでくださりありがとございました!
本のデータ
「スマホ脳」
アンデシュ・ハンセン著
久山葉子訳
新潮新書
しかも「逆シャア」ではロリコン癖まで…
…今回は別にガンダムについて書くわけではありません。
「スマホ脳」という本が面白かったので、その感想です。
オタキング岡田斗司夫さんが動画でこの本を紹介していたのですが、彼は有料のオンラインサロンを運営しているので、無料はここまで・あとは有料会員になって見てね!という感じで途中で終わってしまいます。
なんとなく有料会員になるのは癪なので(笑)、それなら本買って自分で読むわ、となりました。
ちょっと乱暴かもしれませんが、この本の結論を一言で言うと「運動しろ」ってことです。
運動を勧める本は山ほどありますが、この本はその理由が面白かったです。
例えば、私自身の話をすれば、食べるとすぐ太っちゃう体質に困っています。
ガン治療をしてから1年ほどは、理想体重をキープしていましたが、5年ほど経った今ではすでに以前のポッチャリした体型に戻ってしまっています。
この「体に脂肪を貯めやすい」という体質、そして「食べられるものは食べられる時に食べられるだけ食べておきたい」という性質は、縄文時代などの狩猟・採取生活では有利だったかもしれません。
しかし、炭水化物や糖質が安価で大量に手に入る現代では、むしろ害になってしまうこともあります。
少し話がそれますが、岡田さんがマリー・アントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」が、ボケじゃなく本当の時代になって来ている、と言ってました。
「あ、そっすね、じゃあ夕飯はコーラとポテチにしますわ」ってなっちゃいますからね。
現代では裕福な人たちはスリムな体型が多く、お金に困っている人には太っている人が多い、という傾向が生まれつつあるみたいですね。
あと、私はわりと些細なことが気になって考えすぎてしまう性質があります。
ただ、仕事のスケジュールやメールの内容、苦手な人間関係など色々悩ましいことはありますが、それが生命の危機に直結するかというと、そこまでではありません。
が、いったん悩み始めるとそれが世界の全てみたいになってしまうこともあります。
狩猟・採取生活では、不安=死の危険、ということが多く、野獣がうろついている時にうかうか眠ったりリラックスしているのも危険なため、「いろいろ考えて不安になってしまう」という性質も、当時は有用だったのかもしれません。
このように、ここでは私の体質で考えましたが、人間の生活環境はあまりにも早く変化しているのに、心体の方は、狩猟・採取生活のまま、適応できていないようです。
人により違うとは思いますが。
私はずっと、なんというか、「生きづらさ」を感じることが多く、「まぁオレってばニュータイプだから仕方ないよね」と、半ば冗談で半ば本気で思っている節がありました。
むしろ逆だったんですね。オールドタイプ。過去の遺物。
「認めたくないものだな」
©創通・サンライズ
というわけで、旧時代の生き残りはどうすればいいのか。
世界が石器時代に戻ることを祈るしかないのか。
そこでこの本が主張しているのは、旧時代の体質の人間は「運動する」と、昔を思い出して調子が良くなる、ということです。
例えば、やばい!逃げろ!すぐにダッシュ!!みたいな時代を思い出して、運動することでストレスにも対処しやすくなるということです。
信じるか信じないかはあなた次第、というか、まぁ私はあり得る話だなぁと思っています。
それにダマされたところで、運動自体はお金がかかるわけではないですし。
というわけで、まあ最近もギリ週一くらいで運動はしていたのですが、本では1回45分を週3やるといいですよとのことなので、もうちょい増やしていくのを目標にはしようと思います。
続けるか続かないかは私しだいです。
今回はあえてスマホについて書かれたパートについては触れませんでしたが、むしろこの本はスマホの影響について書かれた本です。
上に書いたことはだいぶ私なりの言葉も混じっちゃってますし、興味を持った方は実際に読んでみるのがいいと思います。
私もこの本を丸々信じたわけじゃなく、細かいところではツッコミを入れながら読んでいました。
生まれた時からスマホのある社会で生活する小さい子どもたちをお持ちの親御さんたちには、役に立つかどうかはわかりませんが、一つの問題提起になるのではないかと思います。
というわけで、今回はちょっと感想が熱いうちに書いてみようかと思い、前回のブログからあまり時間が経っていませんが書いてみました。
最後まで読んでくださりありがとございました!
本のデータ
「スマホ脳」
アンデシュ・ハンセン著
久山葉子訳
新潮新書
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