軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 9月15日(水) 名月赤城山 115

2010-09-15 23:58:44 | 日記

 今朝校門の挨拶を半袖でするのは、「肌寒い」を通り越して、完全に「寒い」状態でした。
 いつもどおり通勤途中で軽井沢病院前の表示を見ると、気温は「13℃」。
 昨晩学校から帰る時に既に16℃でしたから、さもありなん。
 おまけに朝から雨。
 (軽井沢だけに)横川から、いや、横から霧雨が吹き込んできて、傘が役に立たないほどでした。
 結局、一日中、校長室の窓は開けず仕舞いでした。

 毎朝少し早めに起きて、アクセス数をチェックしながら、前日にアップしたブログを読み直して、内容や表現をチェックし手直しするのが日課になっています。
 ブログを書いた当日も、何度も読み返し、推敲してからアップするようにしていますが、文章は酒造りと一緒で、「寝かせる」時間が必要です。
 その時は「完璧」だと思っても、一旦その文章を頭から消し去って再度読み直してみると、直したくなる箇所が必ず出てきます。
 そういう箇所は、いつまで経ってもなくならないのですが、一晩「寝かせる」ことで、自分なりには完成度が一気に高まるので、そんなことを日課にしているのです。

 そんな訳で、今朝、いつもどおり校長ブログを見ると「あれー?!」ということに気付きました。
 9月なのに、テンプレート(ブログのデザイン)が「風鈴」なのです。
 確か7月の頭に、夏らしいものにしたいと、4月以来の「新緑」から「風鈴」に変更した記憶がありますが、ずっとそのままだったのです。
 人間、瞳に映っていても、実際には「見えていない」ことがたくさんあるんですね。
 毎日見るものなので、当り前になっていたのかもしれませんし、つい最近までずっと暑い日が続いていたので、違和感がなかったのかもしれません。
 あるいは、疲れが出て注意力がなくなっているのかもしれません。
 調べてみると、今年の十五夜=中秋の名月は、来週の水曜日。
 旧暦の秋の中日が近づいている時に、今更風鈴はないだろうと思って、こりゃ、変えるしかないわと、一番よさそうなものに変えてから出勤しました。

 学校に着いてからまた時間をかけて、それ以上にいいものがあるかもう一度確認しようと思っていたのですが、めざましテレビの「今日の占いカウントダウン」で運勢第1位だった割には、ついていません。
 朝から学校のインターネットがつながらず、本校のコンピュータ関係の拠り所、須澤先生があれやこれやとチェックしてくれたにもかかわらず、しばらく原因が特定できませんでした。
 それもそのはず、結局、契約しているNTTの回線の不調であることがわかり、昼頃には復旧したのですが、それまでは朝変えたテンプレートのままでした。
 昼前後にアクセスした方は、次から次へとブログのテンプレートが変わるのをご覧になったかと思いますが、一覧の中からよさそうなもの10数種類のデザインを実際に試してみて、現在のテンプレートにすることにしました。
 ご意見・ご感想をお寄せください。

 授業互観ウィーク3日目、今日は4人の先生の授業を観ました。

 放課後には、上田養護学校の教育相談専任教諭の万年先生をお迎えして、特別支援教育の職員研修会を実施しました。
 本校の特別支援教育コーディネーター、岩下先生の企画で、話の内容は発達障害に関するイントロダクションといったものでしたが、講演終了後、個別の相談にものっていただきました。
 今後は、例えば、障害のある生徒に対する実際のソーシャルスキルトレーニング(社会適応訓練)をどうしたらいいか、という一般的な研修とか、具体的な個別のケーススタディ(事例研究)などを実施して、教員一人一人の力量をさらに高めていくことが必要なのではないかと感じました。

 金曜日に行われる「軽高会議」に関して、写真のように生徒昇降口にポスターを掲示したり、各クラス掲示用のチラシを作ったり、生徒会本部で打ち合わせ会を行ったりして、担当の秋山先生を中心に、着々と準備が進んでいるようです。

 夜の8時半過ぎから、教頭さんに手伝ってもらって、明日の授業のプリントを用意しました。
 明日の5時間目に、1年生全員を対象とした特別講座を受け持つことになったからですが、この詳細はまた明日報告します。