軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 9月 8日(水) ♪お久しぶりね 108

2010-09-08 17:33:49 | 日記

 台風9号が近づいているということで、昨晩から雨が降り始めました。
 雷雨以外で夜に雨が降るのは、かなり久々のような気がします。
 今朝は、雨が降っていたので、これも久しぶりに雷の心配をせずに家を出ました。
 落雷で一回懲りているので、それ以来毎朝自宅のコンピュータのコンセントが抜けているのを確認してから家を出ているのです。

 通勤途中に軽井沢病院の前にある表示板を見ると、気温は「18℃」でした。
 例年だとこれくらいのものだと思うのですが、今年は通勤時に20℃を切る表示を見たのは、いつ以来でしょうか、これまた久しぶりでした。
 インターネットで今日の予報を見ると、天気はもちろん一日中雨になっていますが、軽井沢の最高気温は20℃となっています。
 つまり、昼間の気温は朝も昼も夕方もほぼ同じ気温でいくということです。

 『軽井沢検定 公式テキストブック』によると、
 「軽井沢の8月の平均気温は20.5℃であり、東京に比べると5.5℃も低い。これは東京の5月下旬から6月上旬にかけての気温である。そのうえ、7月には23日間、また8月には20日間も濃霧が発生する。この「霧下気候」のため、体感温度はより涼しく感じられるのである」
とあります。
 検定にも出題された箇所ですが、今年はこれまで7~8月にはそれほど霧が発生したという感じはありませんでした。
 ところが、今朝は、校門で挨拶をしている時も、雨が降っている上に、霧が流れていたので、半袖では肌寒いくらいでした。
 写真は、午前10時半に本館2階から北校舎・離山方面を撮影したものです。
 いつもは、こんもりした離山が北校舎のバックに大きく見えますが、この時は校舎の向こうは白一色、離山のはの字も見えませんでした。
 (もっとも、晴れていても実際にははの字は見えませんが)
 撮影の少し前までは中庭にも霧が流れていて、北校舎が霞んでいました。
 今日は、気温といい、霧の発生といい、「まさに軽井沢」という気候になっています。

 学校に「日本移植支援協会」からお礼の手紙が届きました。
 噴煙祭の一般公開で、保健委員会の発表の一環として「軽高レンジャー in movie」をチャリティー上演したのですが、その際に集まった募金をこの協会に寄付したのです。
 金額は決して大きくはありませんが、いま臓器移植には世間の注目が集まっていますし、生徒が「世の中の役に立っている」と実感できるのであれば、それはそれでいいことだと思っています。

 噴煙祭が終わり、3年生の面接指導が、進学・就職を問わず、それぞれの進路希望の実現を目指して始まりました。
 「時間さえ合えば、私もいつでもやりますよ」と進路指導係の先生に言ってあったので、早速今週末2人の生徒の指導を依頼されました。
 進路指導係からは「生徒には次の項目に答えられるように準備をさせてあります」と書いたプリントと、指導を生かすためのチェックシートが面接指導者に届けられます。
 校長・教頭職になると、職務上の「本業」(役割分担)の大部分が別のところにあるので、こういうことから段々遠ざかってしまいがちですが、生徒と直接接する機会があるのは、教育を志した者にとっては、いつになってもワクワクするものです。
 これから長野で私的な宴席があり、新幹線で駆けつけますので、今日はこれにて失礼します。