おとうさんから聞いたこんちゃんがかわいかったおはなし
<その1>
ある夜おとうさんが咳をした
しばらくして「ちゃっちゃっちゃっちゃ」おつめの音が
咳が怖くて嫌いなこんちゃんが、やってきて、おとうさんを見上げる
ごめんねこんちゃん
おとうさんがあやまると心配そうにして
あたまを”こっつん”とむこうずねにくっつけた
おとうさん心の声『・・・かわいい』
<その2>
ある夜おとうさんはおふとんでおれこと眠りながら
誰かにじーっと見つめられている気がして目が覚めた
じーーーーーーーっ
ぼんやりした視界いっぱいにこんちゃん
さかさこんちゃん
足元で寝ていたはずのこんちゃんがいつのまにか枕元に来て
じーーーーーっと見下ろしていたのだった
おとうさん心の声『・・・かわいい』
<その1>では『こんちゃんがオレを心配してくれた』と自慢され、
<その2>では『寝てるところを見守られた』と自慢されました。
お父さんが家にいる日の朝、起きるとゲージにこんちゃんはいません。
夜はいたはずなのに、目覚めるといないのです。
そういうときは、たいがい、一緒の部屋で、三人で寝ています。
・・・むーん
ちっともお世話しない人がモテモテ
・・・むーん
19日