犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

ちょいワルこんちゃん

2016年04月08日 | 健康・フード・病気・治療・腎不全


いつからだっけ?
昨日の朝からかなあ・・・
こんちゃんの具合がちょっとよくなかった

小刻みにふるえてるかんじ
どっさり毛が抜けてさむいのかなー?と思い、
重ね着あったか装備にしたんだけれど、お気楽極楽そうに見えない
なんかぐったりしているような
明日病院に行く予定にしていてよかった
と寝たのが5時過ぎで3時間くらいで起きる




at びよいん
オレコも一緒に行った
ことし5さいになるので健康診断をしたのだった
わん友(7さいの女の子)立て続けに腫瘍が見つかり
同じ病院で手術したんだっていうんで心配になり
先生と前から相談していた

結果からいうと血液検査はオールA(体重除く)だった
今では大間のまぐろかというほどの立派な体形ですけれど、
うちに来たばかりの頃はガリガリでなあ~
そのころは貧血で胡麻を与えたりいろいろしたけれど
今ではすっかり正常値(まあ体が物語ってますよね)
こない下痢ったけど便もオッケーもんだいなしだって
触診をしてもらったけどおっぱいぱいも大丈夫
血液検査結果すべて正常値内でちょっと胸熱になった
そのほかに気になることがあったのでそれも確認

<その1>目の奥が緑色っぽい気がするんですが緑内障ということはありませんでしょうか
先生「確かに片方緑っぽいですが緑内障の症状は出ていない(今んとこ大丈夫)ので引き続き見ていきましょう」

<その2>おはなが一部ピンクになってるのですがこのままピンクっぱなになってしまうのでしょうか?
先生「どこかに顔をつっこんだかして皮がめくれちゃったんですね、戻ります」

なんだって
よかったすなーおれこ
で、お次は持病の心臓だけども
心音はいまのところ安定しているとのこと
次回、狂犬病の予防接種をすることになっているので、
そのときに検査してもらうことになった
3時間くらいかかるそうなので
お預けしてお迎えする予定
こんちゃんが心臓の検査した時は胸毛剃らなかったけど
オレコのはどうなのかなー(聴くの忘れた)




で、こんちゃんだ

こんちゃん、肝臓はとてもよかった
よかった数字をずっとキープしている(正常値範囲内)
ちょっとだるそうだし、ここのところずっとしてないし、
腎臓も見てもらえますか?とリクエストした
結果、やや悪化が見られた

BUN 55.4
CRE 2.6

うーん
一番悪い時ほどじゃないけども悪いなあ
退院してからずっと元気いっぱいだったのに
昨日の朝からふるえてたり元気なくてちょっと変だった
何が変かというと、たとえば帰宅して、お迎えに来ると、
「遅いじゃないか!」とばかりに、手当たり次第噛むのが、
昨日は「帰ってきたのかー」と顔を見に来たことは来たのだけど、
そのままゲージに戻って行って体を伸ばして寝ていた
朝もそうだったけどまだ小刻みに震えていたので
散歩のときに羽織った着替えに重ね着をしてカイロ貼って寝かせた
朝になったら元気になるかと思ったけどそうでもなかった
昨日雨になると知って雨の日のこん散歩は3歩だから
足が弱るし腸にも悪いので(便秘マンに変身する)
前の晩に10分ほど散歩タイムを伸ばしたのがいけなかったのだろうか
そのときはふつうだったので「しっかり歩こうね」といって
わりとしっかり歩いたのだった




先生にも聞かれたけど食欲は落ちていないし、
(むしろものすごいあって貪欲が過ぎて困ってる)
うん子もとっても素敵な硬すぎず柔らかすぎずのきれいな黄土色。
もっと腎臓の具合が悪かったときのようにおしっこ抗議もモラシもない。
心当たりはニュースで言ってた「でっかい低気圧」と「ややハード散歩」くらい。
どっちもこんちゃんの具合が悪くなりはじめたときと重なってる。





肝臓が落ち着いているから腎臓のフォローしたほうがいいのかなーと思って、
「タンパク質落としますか?」と聞いてみたけど先生うーんとうなりながら、
「いや痩せてしまうのでそれはやめときましょう」(ちょっとだけど体重落ちた*抜け毛分かも!)
今、与えてるごはんの内容をお知らせして、それでいいです、ということになり、
腎臓はもう最終的には点滴しかないんだけど、今はその段階ではないし、
心臓の薬(エースワーカー2)が腎臓にもいいはたらきをしてくれているし、
活性炭(クレメジン)で腎臓のはたらきを軽減しているので、経過を見ましょう、となった。

「ワクチンやめた方がいいですかね」
「いや・・・大丈夫です。たぶん。もちろんワクチンの前に検査しますけど」
「両方(8種混合/狂犬病)できますか?」※いっぺんにするんじゃないのでな、みなのもの、1か月後じゃよ
「そうですね、きっと大丈夫です」

(総括)
『こんちゃんの年令とこれまでのことを考えると、腎臓は極端によくなることはないが、
なんらかの影響で具合が悪いときと、よいときとがあるんじゃないか、
今の様子では腎不全まではいっていないし、またよくなる可能性もある』





本当は来たかったんだけれど、お父さんは仕事で付き添えず、義母がついてきてくれた。
この義母の家の犬たちも代々(2ポメを見送った)が同じ病院でお世話になってい、
最初のポメ健太が17歳でなくなったのだが、その前に、腎臓がとても悪くなって、
何日か通いで点滴をしたのだけど、せなかに水がたまり、とても苦しそうだった、と、つらそうに言うのだった。
あれはやらないほうがよかったのでは、と、今でも(もう20年前になるのかな)思う、と涙目で語る。
大丈夫よ、こんちゃんはまだそこまで悪くないんだし、今は、点滴も負担が少ないよ、と、笑った。





これが老化なんだなあ。
こんちゃんとは若い時を一緒に過ごせなかったので、
もう仕方ないんだ、これでこんちゃんは、頑張ってるわけだから、
楽しく楽にしてあげることを、考えないといけないんだ、わたしは、と言い聞かせる。
成績のよかったオレコの数値を見た時の、安堵感と喜びを味わえないことのさびしさは、
やっぱり、ちょっと、ヤケ酒ほどではないけれど、苦いストレス程度には、五臓六腑にしみ渡る。




ああ。いい時も、ずっと一緒にいたかったなあ。
だって、こんなに面白い犬は、なかなかいないから。
って、そんなことを言っても始まらないんだ。
しみったれたような、甘えたような(ことを言う)のは、
つまり、センチメンタルは、ほんとは、嫌いなんだけどなあ。
私にとって、それほど大事な存在になったんだ、ってことだ。
それだけの存在になるほど、毎日毎日、気持ちのやりとりを、
しているんだってことですよね、あの寒いクリスマス前の朝からずっと。




欲を言うと、もっと一緒にいたい。
けど、つらくて、くるしいのより、
寝ているようにすーっといけるのがいい。
そういうチャンスがあったら、あとのことはいいから。
切符持って、六文銭もって、いつでもいっていいんだから。
泣いたり、わめいたり、落ち込みすぎたりしないから。
わたしたちのことは心配ないから。
誰かがお手てつないで連れてってくれつなら、
行っていいんだからね、って、ときどき、顔見て言ってる。




こんちゃんは、なーんも聴いてないようだけど、多分、わかってる。

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