満を持して、なのだろうか
昨日のニュースで一番うれしかったのは、松たか子さん妊娠6か月の発表。
ご本人のうつくしーい字で、喜びのご報告。
妊娠したいと決めたら、先の仕事は受けられない。
紅白もドラマも映画も、やりたかったかもしれない。
でも、こっちを選んだんだろう。
潔い。
紅白出場歌手の発表があって、悪意のない、
「えー松たか子さんの生歌聴きたかった~」
という意見が渦巻くSNSの世界に、
「こういうわけなので」
と説明し、メイジェイさんをやさしくフォローしてる。
なんていう大人らしいふるまい。
あろうことかマスコミは、
「レリゴー歌うと顔が変になるから」
生歌はNGだっていい加減な記事。
なんだそりゃ
松さんとご主人、
夫婦のつながりっていうのは、
他人には決してわからない。
「この基地さえあれば私はなんだってできる」
お互いがお互いにとって。
たまに、ひとりでも、
完結してる人いるけど。
宮沢りえさんとか。
叩きのめされても、
しなやかに立ち上がる、
やわらかい強さが備わってる。
生まれつきの部分もあるし、
経験で培ったものもあるし。
そういう人もたくさんいるね。
世間に合わせて、無理して、
誰かと一緒にいる必要はないんだ。
それこそ不幸のもとだから。
あ 黒柳さんもだわ。
夫婦でうまくいってる人たちは、
実はひとりでもうまくいく人なんじゃないかな。
松たか子さんもそう見える。
ダイヤモンドユカイさんもそう見える。
西島秀俊さんも。
樋口可南子さんも。
あ、小泉今日子さんも。
平野レミさんもかな。
夫婦という単位でうまくいかない人は、
相手を変えてもなかなかうまくいかないらしいし、
一人でもうまくいかない。
そんなことが多い気がするなあ。
離婚も別居も悪いことじゃない。
でも誰かのせいにしているうちは、
一向に前には進めないものじゃないかしら。
不幸というのは一旦飲み込んで、苦しんで、
痛みを少しずつ、忘れていくものだ。
あれ?
なんで幸せな妊娠発表がこんな話に?
嗚呼。
母となった松たか子さんの、
女優ぶりをはやくも見たいわ。