
ある日のことじゃった。
いつものようにただいまー、おかえりー、
おやつあげるねー、わーい!、
はい、ささきまきまきおいも~、
やったやったー!という流れで、
はい、とおいもをわたそうとしたとき、
目の端にとびこんだ和室の惨状。

事件発生。

被害者はサトイモ。

現場。

はんにん確保。

余罪追及。

逮捕。

黙秘からのカツどん。

半落ちからの供述。

かつどん。

目撃者探しからの聞き込み。
・・・無駄足。

刑事「じいさん ほんとになんにもみてないんだな」
じいさん「わし ずっと ねてたのじゃ なんもみとらんのじゃ」

じいさん「いもなんかしらん」

刑事「じゃましたな」
じいさん「おとといきやがれ」

はんにん「もうしません」

まあ、でもこの事件には裏があって、
オレコには、それなりの事情があるので、
きいてやってください。

おとうさん あさ でかけゆとち
おれこ おいで いわえたけど
いかなかた らって おとうさん
にかいも かえてこなかたわのよ
おうちゃん ぷん!してた
そしたら おとうさん
つぎいつかえてくゆか
わかんないよ
て ゆったわのよ!
おうちゃん かなちかた
おとうさん ちぎ いつ
かえてくゆか わかない
じっと じっと じーっと
かえてこないんらもの!
#だから里芋事件は起きたと
#おとうさんには報告しました
#おとうさんは反省しています
#おじいわんは無関係

お父さんが「次いつ帰って来れるかわからないよ」といったときのオレコの目は霧の摩周湖でした。
最近ことばがよくわかるので、思いっきり傷ついた模様。
「そういういい方したらいけん、この子はなんでもわかるすけ」
と、その場で怒りましたばい。でもオレコは悲しかったとですたいね~。

お父さんの言い方が悪かったですもんね。2日も帰らなかったのに。
だからオレコは呼ばれても行かなかった。
自分からオレコのところにいって、ぎゅーってしてやるべきでした。
オレコはそういうところが人間の小さな女の子みたいなんで。
こんちゃんはそういうのまったくないけども。

まあだからってサトイモやっつけるこたーないとは思うんですがねえ。
翌朝、白いころころしたUNCが出て一件落着ですたい。
ご心配おかけしましたー。