犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

「るるんら~」からの8種混合ワクチン。

2014年02月02日 | おせわがかり日誌


予約投稿なので現在は1/27(月)2:00、草木も眠る丑三つ時です。

昨日はオレコのワクチン(予防)接種。8種混合という、なんか強そうなワクチン。

バルボとか、犬がかかりやすい病気を8つ、防いでくれるワクチンです。

6種類のもあり、その場合は値段が少し下がるようです。

でも若いうちはほかのわんことも接触の機会が多いだろうから、8種がいいかな。

狂犬病の予防注射とはまた別のものなので、注意が必要です。




ちなみに狂犬病予防接取は国の決まりで、年に一度の接種が義務付けられてます。

同じ行政内の動物病院なら接種後、病院が行政に登録して鑑札をくれることが多いです。

そうでない場合は、接取の証明書を飼い主が役所へ持って行き、申請手続きをすれば鑑札をもらえます。

これ、犬の飼い主にとっては必須ミッションです。

去年受けたからいいや、っていうわけにはいかないそうです。

犬にワクチンアレルギーがあるなどの例外が認められない場合は必ず受けないといけません。

ワクチンアレルギーがあったとしても、ほかの方法で狂犬病を防ぐ手立てをしなければいけない、

と聞いたことがあります。その方がコストもかかるようです。




そんなこたー誰でも知ってるかと思ったけど、ペットショップでは教えてくれないこともあるそうですね。

そういうの、おかしいと思うんですが、思ってるだけではいけないので、念のため書いておきました。

ちなみにオレコは病院へつくなり、「ぜったい、いきませんからね!」

のポーズを全体重をかけて決めてみせ、あっけなく抱きかかえられて入室し、

体重をはかってもらい、ワクチンを接取し、心臓の経過を見てもらいました。

心臓は合格でした。「いいね。今までで一番いい」とほめてもらいました。良かったー。

体重はダメでしたけどね。もうすこし痩せたほうがいいみたい。11~12キロを目標に。

年とって関節が痛くなったらかわいそうだものね。




うれしかったのだけど、先生がいつになくひげぼうぼう、なんだか顔色も悪く、

髪もぼさぼさだったので、すぐさま「ハ!」となりました。

こういうときは、具合の悪い子が入院してるのです。

きっと何晩も、つききりで、看病してるのでしょう。

先生の顔色と表情からすると、具合はよくないのかもしれません。

さっき先生が「良くなってるなあ!」といったとき、ほかの先生も、

本当にうれしそうな顔をしてくれたんだけど、つらいときは、

「いい知らせ」があると、ちょっとは救われるのかもしれない。

先生に病気を見つけてもらったおかげで、気をつけることができたのだし。

どうぶつの保護活動に熱心だという、ちょっと怖いと思われているもう一人の先生は、

オレコが行くたびニコニコ菩薩様のような笑顔を向けて見つめてくれるのだけど、

その先生も今日はいつになく、生気のない表情をしていたのでした。

オレコを見るときだけ、笑っていたけども。

だがオレコさん、どうしても先生がコワイ。

しっぽがドーナツになって、おなかの下にぴたりとついていて、

診察台からズリ落ちたりして、どんくさい才能が一気に開花。

短い時間だったけど、和やかな雰囲気になった診察室でした。

「次は狂犬病のワクチンのときに、春になったらまたフィラリアのお薬で毎月きますね」

とお願いして、さよなら。

「入院室」と書かれた扉の奥から、小さな生き物の、かすかな気配がするような。

その息遣いを聞いた気がして、病院を出たあと、すぐ近くの神社で、

無心に手を合わさずにはいられなかったのでした。