犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

ねこのみなさん。

2013年04月03日 | おせわがかり日誌


猫の下請けを長いことやっていますと、猫の言うことは大体わかってくるもんなんです。

この方は、「もんくあっか。あっちへ行け」と、言っています。





「おーい待ってくれよ~」と語りかけたのですが、こちらの方は「うるせえや」と言っています。

猫との会話なんていうものは、たいてい、このようなものです。



上の彼らは誰かに面倒を見てもらってる地域猫ですが、ややノラカラーが強いわけです。

夜中に散歩しているとき、よく会うねこがいるのですが、その子も同じように地域猫(耳に避妊マークあり)出身、

が、こちらは人懐こく、見かけたら必ず声をかけて、頭をなでていました。

しばらくみかけないなあ、と思っていたら、あるとき突然現れて、素敵な首輪をプレゼントされていました。

面倒を見てくれる人ができて、屋根のある家にひきとられたのだろうと思います。

昼間にみかけないのは、おそらく昼間は家にいて、夜、飼い主が戻ってきて少し散歩させてもらっているのか。

あるいは夜の仕事の人が昼間一緒に家にいて、夕方出勤のときに一緒に外に出て、夜中に飼い主さんが戻ってくるのを待っている、とか。

ほんとのところ、どうかわかりません。

何かしらの事情があって、夜中にしか会わなくなってしまったのですが、この子が、じっと、高いところから見ているわけです。

飼い主に教えられたのか、そこから動くことはありません。

でもこちらをじっと見ているんです。

結構距離があるんですが、すぐにわかります。なにかこう、視線を感じるんです。

そして目が合うと、にーっと目を細めて「わたしは元気よ」って、話しかけてくれます。

この子がまだひとりで外にいたころ、なかよしだったからかもしれません。

姿を見かけなくなって心配していたころに「どうしたのかなあ」というこちらの気持ちが、伝わったのかもしれないし。

人と同じようにというよりむしろ、人より敏感に、動物も感じたり、考えたり、思いを伝えたかったり、しているみたいです。

多くのどうぶつたちと出会って、例外なく、いつも、感じることです。


ちなみに今、うちの犬。

今日は朝から激しい雨が降っているために、そして、

これからカミナリがなるとかいう話で、どうにも外に出れないのだけど、

以前はできていたのに、家でのトイレがまたしなくなってしまったので、

「いつお散歩へ連れて行ってくれるの?ねえねえいつ?」

「はやくしないと、おーちゃんの、うんこ、ばくはつするぞ!」

なんて焦った目でこちらをチラ見しています。

おしっこやうんこを我慢して、眠ってみようとしています。

私は伝えたい。

家にトイレはある。

そして朝からペットシーツもあちこち敷いてある。

ここでしていいんだよ、いやむしろ、できることならしてください。

そうなったからといって、お散歩に行かなくなることはないんだから。

こんな風に嵐みたいな夜に散歩に行って、飛んできた看板にぶつかってけがでもしたら大変でしょう。

・・・と、伝えたいんだが、複雑すぎて、伝わっていないようです。

いま、ハイジさんの能力がほしい。

どうしておうちの中でおトイレやらなくなっちゃったのか(これで2度目)

教えてもらいたいのです、犬に。

それについて、じっくりと、家族で話し合いたいのです。

できることなら、好きな時、「出たい」と思ったときに、おうちでしてくれればいいと思って。



猫のトイレのしつけは楽だったなー。

習性が違うから、仕方ないけども。