くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

拝啓、父上様  第7話

2007-02-23 17:43:32 | 拝啓、父上様

坂下を壊し、この土地に高層マンションをたてると説明がありました。

うすうす噂になってると思うけど。

そのマンションの一階に新坂下として小料理屋を始めると言うのです。

静かに去っていく八千草さんが凛としてみえます。

反対なのに無言です。

そういえば近所あたりで猫に餌をやらないように貼紙があったとかないとか。

いえ、電信柱に確かにありましたが。

おなかをすかしたノラネコがおいしそうに食べる様子をみていたらきっと心も

和むのに、近所のうるさいのが鬼クビであります。

がんがん、いいがかりをつけて八千草さんが小さく謝っています。

ここで怒鳴ってくれたらニノは確かにヒーローだったが、

口から先に生まれたような女どもにとても勝てそうになくて

すごすご逃げるのがニノなのですねぇ。


何となく気持ちが凹むニノはつい、ナオミの店まで来てしまいます。

今日は月水金。

ああ、会話になりませんね。フランス語ばかりです。

ニノは片方のイヤホーンでつながった二人の音楽に少しばかり慰められ

ナオミを送っていくことで満足しています。

ニノに限って送り狼という言葉は存在しませぬ。

しかし、まだこのドラマは昨年末・・携帯で見た時計は12/19になっていました。

クリスマス前なんですよ。

随分のどかな時間の歩み。


そして事件は起こります。

今日のお客は細井グループ(ヒルズ族?)とパイプ同好会。

 

その前に律子に設計図を見せられ、すっかりその気になってしまうニノ。

そんで八千草さんからは、エリのことを頼まれてしまいます。

進路に悩むというから大学行くのかと聞けば

芸者かお嫁にいくかで悩むんでるって。

そら、ニノでなくても驚きますがな。

だって高1ですよ、あなた・・。

何でも保さんと女将の律子も23と18だったそうです。

知らない間に律子が手をつけて・・爆笑・・普通反対でしょ?

気をつけてね。

言ってる意味がわかってないニノってば・・もうじれったい(笑

ここまで外堀を固められて、ニノどうするんだか。

クリスマスまでもうすぐです。


そして夜の席へ。

相変わらず忙しい板場。細井グループは芸者をつれてうるさいうるさい。

もっとスマートに遊べないものでしょうかね。

注意して欲しいという声に竜次が行く。

やっぱり、貫禄の姿にちょっとは静かにしようとしたものですが、

一方のパイプのおじいさん達はのどかにタバコを愛する4人組。

ひそやかに、坂下を楽しんでるという風流人。

酔っ払った細井某がパイプ老人にぶつかり、

老人は転んで腰の骨をひび折ってしまうという事態。

なんてこったい!

迷惑この上ない客ですね。

こういう時に品性が表れるといいますか。

救急車で運ばれた老人に謝りもせず帰っていこうとする細井某。

一言ぐらいあいさつがあってもよろしいのではありませんかと

名刺を要求する夢子に細井暴力人はいきなり投げてよこしました。

律子は夢子を制します。

そして帰る細井無法地帯。

いきなり時夫がやってきました。

時夫は少年院にいたことがあるとかないとか、けんかのコツを知っているようです。

つまり相手から先に手出しをさせるという。

しっかりとパンチをくらってその返しとばかり大暴れ。

しかし、竜次が黙っていません。

オンナが傘で威嚇してきますがたたき返しました。

「無作法な客は客じゃありません、たとえ女であっても」

嗚呼・・今日も竜次はかっこいいですねぇ。

こうして治めたのは竜次。

しかし、時夫は中居たちのアイドルになっていました。

そのなかでニノは一人、とばっちりで投げられただけでした・・とほほでしたね。


ママのお店で一部始終を語り、慰めてもらおうと思ったかどうなのか。

で、時夫はもうやめるかもしれないと心配すると

雪乃はバーテンに雇うとあっけらかん。

それより何より、ニノは夢子の話の真相を聞かされ

ようやく合点がいきました。

ほんと鈍いニノ。

時夫を心配しながら帰ってみれば時夫は包丁をのどに当てようとしているわけで

いきなり羽交い絞めにしてしまうニノ。

時夫のおびえた顔がもう爆笑!!!!!!

おにいちゃん、やっぱりそっちの方だったの・・・。

んもう、ニノってば、今度はホモになってるし・・・

    

ああ、今週も面白くて・・

息のみシーンに、笑いもあって、しかもナオミとも触れ合えたし。

それにしてもあんな無法なお客でも新坂下のために

つなげておきたい律子にちょっと同情。

小料理店は個室じゃないでしょうし、

そのたびにあの騒ぎがあったら新坂下も危ないわよ。

凛と「お名刺ください」と言った夢子が私は一枚上手だと思うわ。

ん~でも時夫は本当に店をやめるのか・・・



12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (お気楽)
2007-02-23 19:39:25
優柔不断な一平ですが、ここはナオミを選んでフランスに行って欲しいものです。しかし女の子の夢に乗っかって、ついて行くのも情けないか・・・。
返信する
時夫が (Lady-e)
2007-02-23 20:54:20
かりんさん こんばんわ

時夫がいい演技してましたよね?
あの目の色がクっと変わるあたりは
なんか ドキっとしましたわ
返信する
辛いですね~・・・ (さくらこ)
2007-02-23 21:37:14
こんばんは~!
あんな無作法な客であっても、新しいお店のために繋いでおきたいと言う律子の気持ちを考えると、辛いものがあります。
昔のやり方は古くて時代に取り残されるのかもしれないけれど、守るべきものを店も客も守っていたような、そんな気がしますね。
返信する
Unknown (きこり)
2007-02-24 06:58:16
無粋な客はヤナもんですが・・これからはこんな客も生き残るためには相手しなきゃならないんでしょうね~
自分たちだけならまだしも、従業員達のこともあるから、感情的になんてなってられないですよね・・
いいとこ見せた時夫の今後が心配ですね~
でも、ばーてんの方が合ってるような気も・・(笑
返信する
八千草さん、さすが~! (tomo)
2007-02-24 12:15:25
今回も楽しめました。

ニノがメイサちゃんと音楽聴きながらふたりで帰るところ、ほのぼのしてよかったわ。手もつながないところが、一平らしくていのよね。ああいう時期って、言葉は交わさなくても、どこまでもふたりで歩きたい、並んで歩いてるだけで幸せなのよねえ・・・と、遠い目をしていた私でした。(苦笑)

無礼千万なお客に対して、一歩も引かず言うべきことを言った八千草さん、ほんとに立派でした。観てて、スカッとしましたわ。さすが老舗を守って来た女将さん、凛としたそのお姿、とても素敵でしたね。

時夫くん、やめないで欲しいですね。ニノの恋の行方もおおいに気になります。
返信する
ヒーロー時夫に… (ミマム)
2007-02-24 17:59:08
こんにちは。
今回は時夫を見る目がチョット変わりました。
ラストの勘違いシーンや、そこでいきなり終わったのも可笑しかったです。
一平、細井無法地帯とモメた時に手を怪我したようですが
大丈夫だったんでしょうかね~?ちょっと心配・・。
返信する
お気楽さん♪ (かりん)
2007-02-24 23:41:20
こんばんは!

>ナオミを選んでフランスに行って欲しいものです。

おお~っ!思い切った提言ですねえ。多分歯がゆさを噛み締めていると思いますが。
このドラマはどうみてもパリって感じがしないのでここで一発、洗練、おフランスを出してくれたら、何となくおしゃれに見えること間違いなし。
倉本さん、どうでしょう??
返信する
Lady-eさん♪ (かりん)
2007-02-24 23:44:10
こんばんは!

>あの目の色がクっと変わるあたり・・

今回、二度変わったと思いません?
細井暴力グループに回し蹴りを入れる前。
相手が先に殴りこんできたことで俄然目の色を変えて張り切ったような。
そしてラストシーン。
ニノに羽交い絞めにされておびえた顔の時夫。
もうすっごく笑ったわ。
返信する
さくらこさん♪ (かりん)
2007-02-24 23:51:15
こんばんは!

遊び方を心得ない客をどうあしらうかも女将の才覚なんでしょうが、次へつなげたい律子の気持ちもわかるだけに見ていて辛いものがありますね。

こういう時に名刺と言える夢子はやはり老舗の看板を守ってきた自負があるのでしょう。

パイプのおじいさんが良くなってくれることだけが今回のわずかな望みですね。二度と細井暴力はこないと思うけれど・・
返信する
きこりさん♪ (かりん)
2007-02-24 23:55:36
こんばんは!

これからはこんな無粋な客も扱っていかないといけないのね・・新坂下をオープンするにあたって従業員一同がある意味、学習したような事件でした。
今後の対策にいろいろ、予測マニュアルなど作るといいですね(笑

私も時夫の正義感にちょっと見直したところもありました。でも、確かにバーテンの方がかっこよく似合いそうですね^^
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。