空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
23年7月2日に二段になりました。
まだ続けるのこれ?

当塾で習う空手の拳の作り方。/09.07.03

2009年07月03日 | 【閑話休題】
当塾で習う空手の拳の作り方です。


1.まず掌です。(160*120)

2.力を抜いてふわりとした感覚で、小指から握り始めます。(160*120)

3.中指と人差し指をやや弛めた状態で握り、親指を添えます。(160*120)

4.打った時、あたった瞬間に強く握り込みます。(160*120)

基本的には、3.の状態で構え、拳があたる瞬間に握りこむ、というより「当たる瞬間=拳が伸びきる一歩手前で拳ができあがる」ように稽古をします。当てる場所は人差し指と中指の付根、『拳頭』です。
きっちり握りこんで稽古する道場もあれば、基本を掌や手刀での攻防とし拳での攻撃時に素早く拳を作る稽古をする道場もあるようです。
しかし「小指から握る」「正拳・裏拳は『拳頭』で当てる」という基本原則は変わらないようですね。

先日、天心会さんで、蟷螂拳や八極拳の拳の作り方を見せていただきましたが、空手とは大きく違いました。少林寺拳法(日本北派少林寺拳法)では、中指と薬指の付根を当てるのだそうです。拳の握り方ひとつとっても、流派門派によって随分違うんだと感心しました。